「劇場版 『鬼滅の刃』 無限城編 第一章 猗窩座再来」怒涛の展開
クライマックスに向けて怒涛の展開となっている「鬼滅の刃」無限城編が始まりました、
2時間半の長尺ながら、全く息をつく暇もない展開で圧倒されます。
元々このシリーズは作画の質が凄まじい。
アニメとは思えないカメラワーク、スピード感のある殺陣、ケレン味のある演出など一度だけでは堪能しきれないほどの濃度です。
これが2時間半続くのですから、圧倒されるばっかりです。
本作は第一章ということで、主に3つの戦いが描かれます。
蟲柱胡蝶しのぶVS上弦の弍童磨、我妻善逸VS下弦の陸獪岳、そして竈門炭治郎&水柱冨岡義勇VS上弦の参猗窩座です。
ちなみに私は原作を全く読んでおらず、展開を知らずに鑑賞しています。
まずは第1戦、胡蝶しのぶVS上弦の弍童磨です。
童磨は今までも登場していましたが、本格的に鬼殺隊との戦いを見せるのは今回初めて。 人当たりの良さそうな話し方の裏に、毒々しい悪意を持った鬼です。 上弦の鬼たちは大概が性格が破綻していますが、その中でタチの悪さは一番かも知れません。
対するしのぶは童磨に姉を殺されており、いつもとは異なり感情を全面に出しての戦いとなります。
その結果は・・・。
ちょっと緒戦でこの展開になるとは予想していなかったので、割とショックを受けてしまいました。
しのぶの思いが叶えられず、どうにも切ない。
しかし、それだけに上弦の鬼が一筋縄ではいかないほどの強敵であると否が応でも印象付ける戦いとなりました。
第2戦は我妻善逸VS下弦の陸獪岳。
私は鬼殺隊レギュラーの中では、善逸が推しでありまして。
普段のヘタレっぷりと闘いの最中で覚醒(いや寝ているか)しての霹靂一閃を打つ時のカッコ良さの落差がたまりません。
彼が戦うのはかつての兄弟子、獪岳。
彼らの雷の呼吸は型が6つまでしかなく、獪岳は弍から陸までを習得し増田が、壱の型だけはなぜかできませんでした。
逆に善逸は壱の型のみしか習得できませんでした。
プライドの高い獪岳は、師匠をそして善逸を恨みます。
そしてその心を持ったまま上弦に討たれ、鬼へ転びます。
この戦いでの善逸は終始シリアスです。 一つの型しか持っていないのは弱点であるかもしれない。
しかし、基本中の基本の技を極めきったことから、彼は自分の新しい技を得ることができたのです。
獪岳は人から奪うことしか考えなかった。
何も生み出していなかった。
その差が結果に現れました。
そして最後は竈門炭治郎&水柱冨岡義勇VS上弦の参猗窩座です。
それまでの2つの戦いも見応え十分だったのですが、この第三戦がさらに凄まじかったために、印象をさらっていってしまった感があります。 炭治郎と義勇の二人がかりでも対抗するのがやっとの猗窩座。
その実力は炎柱煉獄との戦いでも見せた通り。
武器を持たずその肉体だけで戦っているのにも関わらず、その力は刀を折るほどのもの。 そしてさらには首を切られても復活しようとする執念をも持っています。 鬼たちには悲しい過去を背負っている者も多く、猗窩座もその一人でした。
彼は守りたい人たちがいたにも関わらず、守りきれなかったという悔やみがあります。
それが強さへの執着となり、彼をそこまでにしぶとくさせていたのです。
しかし彼が本当に許せなかったのは自分でした。
誰か強者を倒し続けても、心の奥底に仕舞われていた悔やみは晴れることはない。
それに気づいてしまったのです。 炭治郎には戦いながら鬼たちが忘れている思いに気づかせてしまう力があります。
かつて味わった絶望を思い出した時、彼らは人間であった時の幸せも思い出すのです。
ということで怒涛の2時間半を振り返ってみました。
まだこれでも1/3。
ちょっとこの後の展開が予想できなくて、ドキドキします。
ネタバレを踏まないように気をつけます。
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