「クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ」まるっとありのままを受け入れる
インドでは「クレヨンしんちゃん」はほんとに大人気らしい。
その人気を活用して、日本メーカーの食品のパッケージに「しんちゃん」が載っていたり(コラボですね)もするんですよね。
ですので、今回の「しんちゃん」の映画の舞台はインド。
インドと言えば、ミュージカルということで、今回の映画ではふんだんに曲とダンスが織り交ぜられていて文句なく楽しい。
「しんちゃん」の世界観とインドミュージカルは想像以上に相性よかったです。
個人的にはひろしが歌う「Danger Zone」がツボでした。
「Highway to the Danger Zone」しか歌えず、他の歌詞はホニャホニャ誤魔化しながら歌うっているのは、あるあるですよね。
うちの娘はみさえの歌にツボっていました。
ゲストキャラのカビール兄弟もいかにもインドらしく濃い味でよかったです。
演じるのは山寺宏一さんと速水奨さんという大ベテランなので、いやが上にも存在感が増します。
本作でスポットが当たるのはボーちゃん。
こんなにボーちゃんが中心になるのはあまり見たことがないような。
ボーちゃんと言ったらクセ強のカスカベ防衛隊の中では、良心と言いましょうか、癒しと言いましょうか、そういう存在ですよね。
本作ではボーちゃんがボーちゃんでなくなってしまいます。
野心とは無縁なボーちゃんが「紙」の力でまさに「神」のように振る舞い始めるのです。
数年前の「天カス学園」のスーパー風間くんも近い感じがしますが、大人からいつもちゃんとして、と言われるからか、子供は子供でちゃんとしなくちゃいけないというプレッシャーはあるのかもしれません。
ただちゃんとする、ことによってその子らしさみたいなもの(いいとこもそれほどよくないとこも)がなくなってしまうかもしれません。
しんちゃんという子は、いいとこもそれほどよくないところも含めて、相手をまるっとありのままに受け入れられる子なんですよね。
そういう寛容さって大事だなと思います。
個性を潰してしまうのは勿体無いですものね。
自分の子供にも、ちゃんとして、と言いがちなので、ちょっとは気を付けてみようと思いました。

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