「映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ」意外と奥深い
子供に請われて行ってきました。
すみっコぐらし、小学生に大人気ですものね。
丸っこくて可愛らしい見た目ですが、彼らのキャラクター設定がなかなか奥深いのです。
しろくまはしろくまなのに、寒いのが苦手で暖かい場所を求めて逃げてきました。
ぺんぎん?はぺんぎんのような見た目だけど、自分でそれに自信がなくて自分探し中。
とんかつは脂身が多くて、残されちゃたとんかつの端っこ。
みんな、なんか大多数の趨勢からは外れていて、だから居づらくて、そんな仲間たちで集まって(社会の)すみっこの方で暮らしているということなんですね。
けど、そこではそれぞれが尊重しあっているので、とっても幸せに暮らせています。
世の中、こうあらねばならぬというプレッシャーがあったりして、そうなれないとなかなか生きにくく感じたりもします。
でもそうでなくてもいい、違う自分でもいいと思えれば、もっと幸せに生きれるのですよね。
今回映画に登場するキャラクターはおもちゃのこうじょう。
と言っても、このこうじょうはすでに打ち捨てられていたのですが、すみっコたちと出会って、再び稼働し始めます。
こうじょうは皆が喜んでくれるおもちゃを作りたいという望みがありますが、うまくいきません。
結果、こうじょうはすみっコたちの力を借りて映画館へ生まれ変わります。
こうあらねばならぬという考え方から解放されたのですね。
結構、すみっコ奥深いです。
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