「ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!」アメリカ人てなんでカメのニンジャが好きなの?
「ミュータント・タートルズ」の映画作品は実写、アニメを合わせると本作で7作目。
原作のコミックは1984年で最初の映画は1990年。
30年弱で7本は結構なハイペースではないかと思います。
本作を端的にいうと、カメがミュータントで忍者でティーンエージャー。
個人的に忍者のカメってどうにもかっこいいと思えないのですが、アメリカ人はグッとくるのでしょうか。
7作全ての作品を見ているわけではありませんが、5本くらいは見ているはず。
どれも正直言って、印象には残っておりません。
金銭に触れんかったのだと思います。
本作はスルーしようかと思っていたのですが、予告を見た時の絵柄のタッチに興味があったので、行ってきました。
昨今3D CGのアニメーションは当たり前となってきていますが、ぬめっとしたCGぽいタッチは見慣れすぎて食傷気味となっています。
しかし「スパイダーマン:スパイダーバース」がそれまでの3DCGアニメーションとは異なるタッチに挑戦し、成功したことにより、さまざまなタッチのアニメーションが作られるようになってきました。
本作もポスターカラーで描いたような手書き風タッチのCGが印象的です。
これがコミックらしさ、ティーンエージャーらしさ、ストリートぽさをうまく表していて、世界観を上手に表現していると思いました。
CGだからできるアングルやカメラワークもふんだんにあり、今だからできる「ミュータント・タートルズ」になっていると思います。
とはいえ、ストーリー時代はそれほど新しさも感じず、そもそもカメのミュータントにあまり思い入れも持てなかったので、映画に感情移入するまでは私自身はあまりできませんでした。
本作を見終わってもアメリカ人がカメのミュータントに思い入れを持つ理由がまだ分かりませんでした・・・。
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