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2021年4月 5日 (月)

「モンスターハンター」 ゲームとは異なり個性を発揮できず

言わずと知れたカプコンのゲーム「モンスターハンター」をベースにした作品。
とはいいながら、私自身はこのゲームをほとんどやっていません。
本作は「バイオハザード」シリーズでも知られるポール・W・S・アンダーソン監督と主演のミラ・ジョヴォヴィッチという実績のあるコンビでの映画化です。
「バイオハザード」も原作のゲームとはかなり離れていたので、本作もそんな感じなのでしょうか。
私は「バイオハザード」は結構好きでしたけれども。
さて評価ですが、ストーリー的にも映像的にもそれほど新鮮さは感じられなかったですね。
ゲームの方は一人称視点での没入感がポイントであったかと思いますが、映画に関しては客観視点での描かれ方になっています。
この点については「バイオハザード」も同じなのですが、あちらはアリスというゲームにはいない主人公が当初より自分自身が何者であるかがわからず、それを探っていくことが映画の骨子となっていました。
そのため見ている側も一緒に自分探しをしているようになり、主人公へ感情移入しやすかったのではなかったかと思います。
そういう意味では、映画として客観視点で描かれていながらも、かなり主人公視点での没入感はあったように感じました。
それに対し、本作はあくまで出来事は客観的な視点で描かれているため、ゲームにあるような没入感はあまりありません。
描かれるのはドラゴンなどのモンスターとの戦いであり、これはここ10数年さまざまな映画でCGで描かれているものであり、新味は感じません。
結果、「バイオハザード」シリーズで見せたようなゲームとは異なる映画としての新しい見せ方にはなっておらず、見応えとしては物足りないところがありました。
あと、トニー・ジャーが出演することも期待していたところではありましたが、彼らしいアクションもそれほどあるわけではなく、この点でも物足りなさを感じました。

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「映画 ヒーリングっど♥プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!」 自分の夢、人の夢

娘がハマっている「プリキュア」シリーズの最新の映画です。
2月まで放映されていた「ヒーリングっど♥プリキュア 」と過去作「Yes!プリキュアGoGo!」のコラボ作品となります。
うちの娘にとっては、私が子供の頃の「ウルトラマン」や「仮面ライダー」のような存在なのですね。
すごく真剣に見ているし、現在オンエア作品だけでなく、過去作にも遡って見ているので、大抵のプリキュアについて説明できます。
私も過去作の「ウルトラマン」や「仮面ライダー」の怪獣・怪人まで暗記していたものなあ・・・。
娘に付き合って「プリキュア」を見ているので、私自身の知識も日々レベルアップ中です。
このシリーズ見ていると感心するのは、本当にちゃんと考え得られて作られているということ。
この辺は最近の「仮面ライダー」シリーズもそうなのですが、大人が見ていても結構メッセージが伝わってくるのですよね。
本作のメインとなるヒーリングっど♥プリキュア 」はビョーゲンズという病原菌から地球を守り癒すプリキュアですが、意図せずコロナ禍でフィクションとリアルがリンクしてしまうという状況になりました。
その中で子供たちへ真摯なメッセージを伝えていたと思います。
映画のテーマは夢・想い。
誰でも将来の夢を持っていたり、誰かのことを大切に想ったりしますよね。
ただそれは簡単には実現できなかったりするもので、諦めずにどれだけ強く想い続けられるか、が大事だったりします。
しかし、強く想い続けることによって、他の誰かの夢を犠牲にしても良いのかという問題も起こります。
今回のプリキュアが対峙する事件の首謀者はただの悪ではなく、事件はその人にとって本当に大事な人への想いがあることによって引き起こされます。
ですので、ただの悪とはいえません。
悪役めいた怪物エゴエゴも登場しますが、彼とて生みの親に認められたいという想いから暴走してしまうわけです。
自分の想いを諦めずに大切にすることは大事。
でも他の人の想いも大切にすることも大事。
どっちがより大切かというのはなかなか難しいことですが、それについてちゃんと考えようというのが、子供たちへのメッセージになるのだと思います。
「プリキュア」にせよ「仮面ライダー」にせよ、子供向けのコンテンツはそれだけで見向きもしない方もいますが、実は結構ちゃんと考えて作られているのですよね。
下手なバラエティ見せるよりは子供たちにとって有意義な感じがしています。
本作には最新作の「トロピカルージュ!プリキュア」のショートムービーも同時上映されます。
この作品は割とはっちゃけて元気一杯のテイストで、こういう色々なことで制約がある世の中で、力を与えてくれる作品になっていく作品になるような気がします。
ショートムービーはすごく短いのですが、キャラクターが縦横無尽に動き回りとても楽しく見れました。

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