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2020年12月 6日 (日)

「STAND BY ME ドラえもん 2」 ドラ泣きではなかったが、ジーン

2014年に公開された初の「ドラえもん」3DCG映画「STAND BY ME ドラえもん」の続編です。
前回の宣伝コピーは「ドラ泣き」でしたが、そのコピーの期待を裏切らず泣かせてもらいました。
ドラえもんの数あるエピソードの中でも泣ける回を複数構成したものでしたので、泣かないわけにはありません。
さて今回の2作目ですが、前作の後日談(のび太としずかちゃんの結婚式を描く)を中心にしつつ、その他原作の中のジンとくるエピソードを組み合わせた構造となっています。
前作ほどに「泣けた」かというとそうではありませんが、ノスタルジックな気持ちにはなりました。
のび太が自身の結婚式を前に不安になり、自分が生まれてから生きてきた人生を振り返るという構成になっています。
自分が生まれてきたことがいかに家族にとってかけがえのない事であったか、自分自身が存在する意味を気づくという事ですね。
1作目を見た時はまだ独身で、本作が公開された今は自分にも家族もでき子供もいます。
子供はまだ幼く、わがまま放題で叱ったりすることもありますが、それでもかけがえの無い存在であることはのび太のお父さん・お母さんと同じです。
そういえばこの間に父も亡くなったのでした。
生まれたばかりの孫を父がとても可愛がっていたのを思い出します。
いつか自分の子もそのような気持ちであることに気づいてくれるといいなと思いました。
自分もそうですが、そういうのに気づくのは子供ができてからだったりするのですけれどね・・・。
子供よりもいい大人が見て、改めて気づくという作品であったと思います。

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