「くるみ割り人形と秘密の王国」 主演のマッケンジー・フォイに注目
「くるみ割り人形」と言えばチャイコフスキーのバレエが有名ですが、こちらはその原作である「くるみ割り人形とねずみの王様」の映画化作品です。
良くも悪くもこの作品はファミリー向けのクリスマスムービーで、ディズニーらしいと言えばディズニーらしい。
子供と一緒に安心して楽しめる映画だと思います。
そのためではあるのですが、ストーリー上はそれほど驚くような展開はないので、大人が見ると少々物足りないところもあるかもしれません。
今回、私が注目したのは主人公クララを演じるマッケンジー・フォイです。
本作まで彼女は全く見た記憶がありません(「トワイライト」シリーズに出ていたようなのですが、全く覚えがない)。
クララは知的で自立心がありながらも、母親を失ったばかりでその悲しみに打ちひしがれている少女です。
彼女はまさに精神的に大人と子供の中間くらいとなる微妙なお年頃なわけです。
ちょうど演じるマッケンジーは撮影時が17歳だったので、ちょうど役柄とも同じくらいとなります。
彼女のルックスがまさに大人っぽい凛々しい女性のように見える時もあれば、あどけない少女のように見える時もあり、クララの微妙な年頃をうまく体現しているように見えました。
また現代的で活動的な側面もあるかと思えば、プリンセス的な美しさも兼ね備えているので、このようなディズニー映画にはぴったりだったと思います。
あまり予告を時は美少女という印象は持たなかったのですが、作品の中で動いているのを見るととても美少女に見えました。
個人的には乃木坂の白石麻衣さんに印象が似ているなと思いました。
演技もしっかりしているので、今後出演していく作品に注目していきたいと思います。
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