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2018年1月 1日 (月)

2017年を振り返って<映画>

2018年に入ってしまいましたが、今年の映画の振り返りをお送りしたいと思います。
今年は45本の劇場鑑賞となりました。
昨年とほぼ同じくらいの数です。
子供の世話などをしつつなので、まあこのくらいの数かなと思います。
一緒に劇場に行けるくらいまで大きくなればまた変わるのかなあ。
映画の英才教育をしないとですね。

1.「ワンダーウーマン」
2.「ブレードランナー2049」
3.「この世界の片隅に」
4.「ラ・ラ・ランド」
5.「メッセージ」
6.「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」
7.「美女と野獣」
8.「ローガン」
9.「GOZIRRA 怪獣惑星」
10.「オリエント急行殺人事件」

今回は観る前に思っていたのと異なる印象を与えてくれた映画がランクインしてきた感じがしますね。

1.「ワンダーウーマン」
DC作品はマーベル作品に比べて、ややもするとダーク、そして箱庭っぽい作り物めいた感じがあるところが個人的にはあまり好きではありませんでした。
しかし、本作は主演ガル・ガトットの魅力も非常に高かったですし、いつものザック・スナイダーっぽさみたいなものが薄れていてキャラクターが魅力的に見えました。
同じ演者で出ている他の作品のワンダーウーマンより断然この作品の彼女は魅力的でした。
そのため、この後の「ジャスティス・リーグ」で失望するわけですが・・・。

2.「ブレードランナー2049」
何十年もの歳月を経ての続編。
やはりSF映画の金字塔とも言えるオリジナルがあるので、その後を誰が継ぐのかというが問題であったと思います。
本来はリドリー・スコット自身がやるのがいいと思うのですが、本作では新進気鋭のドゥニ・ヴィルヌーヴが監督を担当します。
ドゥニ・ヴィルヌーヴといえば、映像がスタイリッシュでまたある種の突っつきにくさがあるところが個性だと思います。
結構彼の作品を観ているのですが、好きな作品が多いですね。
予告編を観る限り、彼らしさと「ブレードランナー」らしさは良い具合に馴染みそうでした。
本編についても非常によくオリジナルの雰囲気を出しつつ、ドゥニらしさを出したものに仕上がっていました。
一般の方も観るので、彼特有の分かり難さのようなものもうまく制限していたと思います。
それを取りすぎるとただのハリウッド映画になってしまうので、そのさじ加減は絶妙だったかな。

3.「この世界の片隅に」
本来は昨年のランキングに入るべきなのですが、2017年に入って見てしまったので、こちらにランクイン。
ぽわっとした絵面でありながらも、語られているのはある一般の人の戦争体験の生々しい現実でした。
戦争という状態が普通で、それが当たり前になっている世界。
人の価値観もまるで違います。
それでも人は懸命に生きます。
そしてその戦争が終わった時、人はそこに何を見るでしょうか。
あくまで一般人の目線を貫いたというところが本作の魅力であり、共感性が高さはここから来るのでしょう。
ノンさんの声もよかったです。

4.「ラ・ラ・ランド」
アカデミーをとったということで、期待度は高めで見に行きましたが、しっかりと期待に応えてくれました。
音楽も良かったですし、主演のライアン・ゴズリング、エマ・ストーンも共に良かったです。
男と女が出会い、そして別れ別々の道を歩み始める。
ありふれているのかもしれませんが、そこに音楽が絡み、誰もが味わう幸せさ、そして喪失感がとてもよく表されていました。

5.「メッセージ」
「ブレードランナー2049」のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の作品です。
日本での公開はこちらの方が先でした。
彼の監督は難解なものが多いのですが、この作品を観た時に自分でそのあたりのさじ加減が調節できる監督なのだなと確信しました。
元々の原作小説もSFらしいSFでなかなか一般の方にはわかりにくいと思うのですが、それをいい具合にわかりやすくそしてまたドゥニ監督らしくまとめ上げていました。
これを観たとき、「ブレードランナー」は大丈夫だと思いました。

6.「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」
やはり「スター・ウォーズ」作品は入ってくるのですが、ややランクは低め。
個人的には「フォースの覚醒」の方が好きでした。
ルークにまつわるストーリーは良く、そして彼のために彼の人生を描き切ったとは思います。
そういう側面も「スター・ウォーズ」には求めたいのですが、またエンタメとしても高揚感も欲しいところなのですよね。
前作のファルコン号での追いかけっことか、森の中での決闘のような興奮はあまり感じられなかった。
最後の塩原での決戦がそうだったのかもしれないですが、あれならば「帝国の逆襲」の雪原の戦いの方が迫力あると思うんですよねー。

7.「美女と野獣」
実はアニメ版は観ていません、ストーリーは大筋知っていましたが。
今更実写化ということもあってあまり期待感はしていなかったのですが、想像以上によかった。
これは持っているストーリーそのもののせいなのか、主演を務めるエマ・ワトソンの魅力なのかはわかりませんでしたが。
ディズニーアニメを語る際「美女と野獣」は大きなターニングポイントとして語られましよね。
主人公の女性がただ守られるだけの存在ではなくなり、行動する女性として描かれるようになった。
そういう役柄にエマ・ワトソンはぴったりだったと思います。

8.「ローガン」
ヒュー・ジャックマンのウルバリンはこれで最後と言われています。
なので、今までの「X-MEN」シリーズとはかなり雰囲気が代わり、ダークであり、外連味がありません。
超能力は持つものの、今まさに死のうとしているローガンがどのように次の世代に自分が得たことを引き継いで行けるかということが描かれます。
引き継ぐものは技術や知識といったものではなく、己の心といってもいいかもしれませんね。
ローガンは不器用なので、それを戦いでしか伝えられない。
自分の命をかけた戦いを通じて、少女に伝える。
彼がどう生きてきたかを。
ウルバリンの大往生として非常にうまくまとまった作品になっていると思います。
最後の十字架が傾いて、「X」になったシーンはホロリときます。

9.「GOZIRRA 怪獣惑星」
最近は日本もアメリカでもハードなSFというものが作られにくいです。
バジェットがかかる割に一般受けしないからということでしょうか(「ブレードランナー2049」は特別)
本作はなんとアニメでゴジラをやるということでまずびっくり。
そしてそれが未来の地球であることで二度びっくり。
それでもまだ期待はしておらず、「シン・ゴジラ」があったから変化球勝負なのだろうと思って観にいったのです。
確かに変化球ではありましたが、近年珍しいハードSF的な仕上がりでまた驚きでした。
なるほどこういう手があったとは。
次回作も予定があるということでメカ・ゴジラに期待です。

10.「オリエント急行殺人事件」
ハードなSF作品がいくつかあったというのが、2017年の収穫でしたが、本格ミステリーがあったというのも一つの収穫ですね。
「オリエント急行殺人事件」です。
中身は知ってはいるわけですが、豪華キャストでしっかりとハラハラドキドキしてみれました。
メインのプロットしていてもこうなのですから、知らなかったら非常にびっくりするのではないでしょうか。
ミステリーはやはり豪華出演陣が似合いますよね。
次回作は「ナイルに死す」だとか?
期待したいですねー。

さてワーストの方です。
3作ですね。
「仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦」
 基本的に東映特撮には甘めなのですが、これは良くなかったバカにしとる。
「無限の住人」
 最近三池さん良くないですね。殺陣が長すぎ。話をはしょりすぎ。
「ジャスティス・リーグ」
 「ワンダー・ウーマン」でDCを見直したのに。やっぱりダメだった。

昨年もレスがほとんど遅れず失礼しました。
今年もこんな感じになっちゃうと思います。
今年もよろしくお願いします。

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コメント

ワンダーウーマンが一位ですか〜

ジャスティス・リーグは残念でしたね...

投稿: onscreen | 2018年1月 8日 (月) 17時58分

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