「マイティ・ソー バトルロイヤル」 思いの外、コミカル
オリジナルの副題は「ラグナロク」。
よくファンタジー系のアニメや小説などでよく出てくるフレーズですが、これは北欧神話の中に登場する言葉で「神々の黄昏」と訳されることが多いです。
北欧神話で語られる物語(オーディンなどが登場する)で、彼ら神々たちの世界の終わる最後の戦いをラグナロクというのです。
本作ではスルトがアスガルドを焼き尽くしますが、北欧神話でもストという巨人がアスガルドを滅ぼすのです。
英語の副題から察するに見る前からアスガルドの終焉が描かれることは想像できました。
そういう意味では重い話かと思いきや、ソーとハルクの掛け合いのあたりとか、ロキのコメディリリーフ的な感じとか、コミカルな部分もいくつかありました。
雰囲気的には「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の一作目のような印象が近いかもしれません。
個人的にはもう少しシリアスなタッチが好きなので、好みではなかったのですが、マーベル映画は懐が深いということで。
見た作品の印象でいうと「ラグナロク」というよりは「バトルロイヤル」という副題の方がしっくりきます。
なんというか昔の「フラッシュ・ゴードン」(知っている人いるか?のようなノリを感じるのですよね)。
アメコミ的であるといえば、アメコミ的ではあるのですけれど、何か懐かしい感じもします。
今後の展開としてはアスカルドを失った神は今後どうなってい久野かとか、ハルクはバナーに戻れるのかとか、色々気になるところはありますね。
次の「アベンジャーズ」もまた見なくてはいけません。
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