「キング・アーサー(2017)」 聖剣無双・・・、気持ちはわかる
ガイ・リッチー監督といえば、どんな題材を選んでも彼流に染め上げてしまうように感じます。
「シャーロック・ホームズ」では19世紀を舞台としながらも、アクションシーンは現代的というかロックな感じがバリバリしましたものね。
スーパークイックなカット割り、かと思えばスーパースローを合わせて使う極端な緩急のアクションシーンは、ガイ・リッチーならでは。
最近はどの映画も同じような印象で監督の個性が感じにくいものも多いですが、ガイ・リッチーは見ていても彼らしい感じがにおいますよね。
今回の作品ではアーサーが聖剣エクスカリバーを持って戦うシーンが見どころですが、ここに彼らしいアクションの演出が冴えています。
エクスカリバーを振り回すアーサーは一撃で群がる敵の騎士たちを吹っ飛ばすのですが、このシーンでは「まるで三国無双!」と思ったりしました。
そんなことを考えてたら、後で本作の邦題は「キング・アーサー 聖剣無双」だったと知りました。
急遽公開前にタイトルが変わったようですが、ゲームの開発元からクレームがあったのかな。
でも、映画を見ると「無双」ってタイトルをつけたくなる気持ちもわかる(笑)。
ストーリーについては、大味この上ないのですが、まあアクションシーンは楽しめたのでいいかなという感じですね。
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