「インフェルノ」 シリーズの中では一番
観てから2週間も経ってしまった・・・。
本作「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」 に続くラングドンシリーズの第3弾になります。
前2作は原作も読んでいたのですが、そちらと比べるとハリウッド映画調のアクションサスペンスに仕上がっていたような印象で、原作が持っていた暗号解読的な謎解きの面白さというのはなかったように感じました。
ですので残念ながら特に面白い作品であるという認識にはなりませんでした。
そのため本作も観ようかどうか迷っていたのです。
しかしうまくタイミングがあって、結局観に行ったのですが、大変面白いと感じました。
まず、こちらについては原作を読んでいないで映画を観たということはあるかもしれません。
全く展開を知らなかったので、素直に観れたということはあります。
前2作についても原作を読んでいなかったら、もっと採点は変わったかもしれませんね。
ある謎が提示され、それは世界的な陰謀に絡んでいて、謎を解いていくたびに新たな謎が提示されていく。
ラングドンはそれをたまたま相棒となった美女とともに解き世界の旧跡を巡っていく。
そしてまた謎の組織が彼らを追っていく。
基本的にラングドンシリーズというのはこのような構成です。
「インフェルノ」もまさしくこのような展開ではあるのですが、退屈だとは思いませんでした。
ラングドンと行動をともにするシエナの正体が明らかになったあたりは、不意を衝かれた感じで「おっ!」と思ってしまいました。
よく考えるとこの手のサスペンスではありがちな展開ではあるのですが、いいタイミングで見せたという感じでしょうか。
この辺はさすがベテラン、ロン・ハワードというところでしょう。
シエナを演じている女優さんは綺麗な方で、どっかで観たことがあるようなないようなと思いながら観ていたのですが、調べてみると「ローグ・ワン」の主演なのですね。
「ローグ・ワン」の予告を観ていたから記憶に残っていたのか・・・。
いい女優さんに思えたので「ローグ・ワン」も期待したいです。
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