「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」 ファンタジーな恋愛
「図書館戦争」「阪急電車」などで知られる有川浩さんの恋愛小説「植物図鑑」の映画化作品です。
こちら有川作品の中でもベタ甘度が高い作品で、読んでいてもちょっと照れるところがありました。
基本的に甘い恋愛映画は得意ではないのですが、好きな有川浩さんの作品なので、観に行きってきました。
やはり、ベタ甘でしたね。
なんというか、これが現代女子の理想の恋愛なのかな。
主人公さやかと同居することになるイツキは、現代的な草食男子(で、イケメン)。
料理など家事もなんでもできてしまい、それでもって優しい。
男臭い野暮なところも一切なし。
はるか昔、男性の方が理想の妻に求めていたような理想像がイツキに現れているかもしれませんね。
理想の妻が本当にはなかなかいないように、こんな男性も滅多にいないと思いますが。
そういう意味ではファンタジーです。
劇場は意外に入っていましたが、ほとんどEXILEのファンかしら。
途中でさやかとイツキにキスシーンとか二人がいちゃつくシーンがありましたが、きゃーとか声をあげてましたから。
あと、女子が憧れそうなのが野草で調理する一連のシーンですかね。
こういうスローライフ的な生活に憧れる人も多いですが、実際やるとなるとなかなかこれはこれで大変。
現実的には難しいですよね。
こういうところもファンタジーだなあと思いました。
主演は高畑充希さんで、彼女は映画は初主演だということで。
演技は前からうまいとは思っていたので、主演ぶりは全く問題なしですね。
個人的にそれほど美人さんとは思っていなかったのですが、本作ではとってもキュートで可愛く見えたのですが、やはりこれは女優としての才能かな。
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