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2016年5月29日 (日)

「殿、利息でござる!」 つつしみの掟

タイトルからもっとコメディ色が強い作品かと思っていたのですが、どちらかといえば泣かせるタイプの作品に仕上がっていました。
自分としては「超高速参勤交代」くらいをイメージしていたのですが・・・。
ま、泣かせタイプの作品だったら、もう少しストレートに泣かせて欲しかった気もしますが。

現代の日本では「つつしみの掟」というものは無くなって久しい感じがします。
面接で学生時代に打ち込んだことを「盛って」自己アピールする就活生。
自撮りした写真をSNSにアップして、いかに「リア充」しているかを伝えようとしたり。
仕事でも成果主義が導入されたあたりから、目立つ仕事の方が評価されやすくなったりもしています。
誰も彼もが自己アピール。
それ自体は悪いことではないのですけれど、度を過ぎていくと周囲との軋轢が生まれギスギスとしていきます。
それはそうで、強いエゴ同士が接触すれば、それは何か摩擦が生まれますよね。
昔は大したことをやった人も、自分の成果だと主張するのではなく、「謙譲の美」であまりアピールしないものでした。
それは皆が自己主張することによりギスギスとした関係が生まれてしまうことに対しての生活の知恵なのかもしれません。
自己主張すること自体は悪いことではないけれど、それを過度にやりすぎるといやらしさが出てきます。
そのいやらしさが日本人的な美の感覚とは違うのでしょうね。

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コメント

超高速「殿、利息でござる」

「飯盛り女を付けますから利息を少し高めに……」
殿様4回転ループ

投稿: ふじき78 | 2016年6月30日 (木) 23時46分

みぃみさん、こんにちは!

そうそう、もっとコメディ色が強いのかなと思っていました。
なかなか、現代にはこういう方々はいらっしゃらないですよね。
舛添さんにしっかりと見てもらいたいところです。
家族旅行に行ってる場合じゃないだろー。
羽生くんはもともと高貴な顔立ちなので、バッチリでしたね。

投稿: はらやん | 2016年6月12日 (日) 07時06分

こんにちは。

おひさしぶりです。

私も超高速的な感じかな?と思っていましたら、
かなり真面目な作り。
(超高速続編公開決まりましたね、嬉しいです♪)

私財をなげうってみんなのためにひいては子孫のために。
でも、私が俺がとは言わない。。。
なかなかできることではないのでしょうが、
作品の中(史実の中)でも見ている人は見ていた事、
嬉しかったです。

羽生君の殿様っぷり、めっちゃはまってましたね♪。

投稿: みぃみ | 2016年6月 3日 (金) 15時22分

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