「烈車戦隊トッキュウジャー」 コドモターゲットとしていいのでは
映画の方のレビューを先に書き、順番が逆になってしまいました。
こちらはテレビシリーズのレビューです。
昨年の「VSシリーズ」で最後にちらっと登場したのが「トッキュウジャー」の初お披露目であったのですが、そのときの印象はブログにも書きましたけれど、コメディ戦隊になるのかなと感じたのですよね。
蓋を開けてみると、全体的にはいつもよりも明るいトーンであることは確かでしたが、コメディという感じではありませんでしたね。
脚本の小林靖子さんらしい感じはして、過去の出来事や運命にトッキュウジャーたちが翻弄されつつも、それに打ち勝っていこうとする前向きな物語でした。
でも毎週待っているということではなく、ちょっと惰性で見てしまっているというところもありましたね。
いまいち乗り切れなかったというか。
けっしておもしろくないわけではなかったのですが。
キャラクターたちに感情移入しきれなかったのかな。
昨日の映画版のレビューでも書いたのですが、トッキュウジャーは姿形が大人になってしまった子供たちが変身する戦隊です。
だからかキャラクターに子供っぽさはあるわけで、かわいいとは思いましたけれど、感情移入って感じはなかったですね。
同じ小林靖子さんの作品の「シンケンジャー」なんかはばっちり感情移入して観ていたのですけれど。
けれど本来のターゲットである子供たちからみると、ちょうどいいくらいなのかもしれません。
終盤はずいぶんとストーリーもだいぶシリアスになってきて、面白くなってきた感じはありました。
キャラクターに感情移入はそれほどできなかったと書きましたが、トカッチとミオはなんかよかったですね。
小学生らしい初恋ぽさがあって。
なんか甘酸っぱい感じがありました。
来年の「VS」シリーズでは彼らがどんな風に大人になっているのかな。
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