« 「猿の惑星:新世紀(ライジング)」 疑心暗鬼が蔓延する | トップページ | 「THE NEXT GENERATION パトレイバー 第5章」  アニメ版を彷彿とさせる »

2014年10月11日 (土)

「ジャージー・ボーイズ」  音楽の神が再び微笑むとき

以前、クリント・イーストウッドがミュージカルを撮るって聞いて驚いたのですが、こちらの映画「ジャージー・ボーイズ」のことだったんですね。
音楽をテーマにしていますが、ミュージカルではないですけれど。
今までもチャーリー・パーカーの人生を描いた「バード」を監督してますし、自身の映画の作曲もしているイーストウッドですから、音楽をテーマにした作品はぴったりかもしれないですね。
この映画で描かれているのは「ザ・フォー・シーズンズ」という音楽グループ。
音楽はあまり詳しくないので名前は知らなかったですが、本作の中でも歌われる彼らの曲はいろんなところで聞いたことがあり、超有名な曲を残したグループだったのだと知りました。
「シェリー」とか「君の瞳に恋してる」などはいろんな映画で使われていますよね。

フランキー・ヴァリ、トミー・デヴィート、ニック・マッシ、ボブ・ゴーディオの4人の若者は、ニュージャージーで「ザ・フォー・シーズンズ」というグループを結成しました。
しばらくは鳴かず飛ばず。
しかし「シェリー」という曲が大ヒットとなり、一躍トップスターとなりました。
フランキーはその天性の歌声で、ボブは作曲の才能で、トミーはグループのマネージメントで、ニックは地味ながらも印象的な低音のコーラスで、グループに貢献しました。
メンバーそれぞれの個性・才能が絶妙に組合わさったアンサンブルが「フォー・シーズンズ」だったのです。
けれど、グループが成功の階段を上り有名になっていけばいくほどに、4人の個性がそれぞれの方向に遠心力が働き、次第に気持ちが離れていくようになっていくのです。
フランキーは純粋に音楽が好きであり、歌うことこそが人生のすべてだと思っていました。
ボブも音楽は好きですが、パフォーマーであることよりも、歌を作ること、プロデュースすることへの興味が元々強い人物でした。
ニックも歌うこと自体は嫌いではなかったのだと思いますが、大勢の人々に注目されることはあまり好ましく思っていない男のようです。
そして逆にトミーは目立つこと、そして派手なことが好きな男で、彼の人生にとっては音楽はそれほど重要な要素ではないのです。
こういった4人の価値観の違いは次第にグループ内での不協和音を産み、そしてトミーの借金問題でグループは崩壊します。

トミーは自身名義だけでなく、会計をまかされていたグループの口座でも借金をしていました。
他のメンバーは怒りますが、結局フランキーはその借金を肩代わりして返済することになりました。
おそらくトミーへの怒りは一番フランキーが強かったのではないでしょうか。
トミーと関わっていたら歌えなくなる。
だからこそ、もうトミーとは関わりたくないという気持ちで、借金を引き受けたのではないでしょうか。
歌い続けるために。
そしてグループのメンバーはバラバラになり、それぞれの道を歩んでいきます。
フランキーは、ソロの歌手として活動していき、そこで得られた金で借金返済を行います。
遮二無二活動をしているため、家にいることは少なく、そのため妻とも不仲となり、愛する娘の気持ちも離れていきます。
フランキーの歌手としての人生もかつての栄光を失い、地方巡業のような体となっていました。
そのような状況の中、歌手への道を目指していた娘がドラッグで亡くなってしまいます。
歌を愛し、音楽に人生を捧げ続けた末に、フランキーは大切な家族を失ってしまいました。
どれだけの失望であったでしょう。
音楽に己を捧げるために、どれだけのものを犠牲にしてしまったのかと。
彼は自分の人生にはじめて疑問を持ったかもしれません。
そういったとき。
沈むフランキーのために、盟友ボブが「君の瞳に恋してる」という曲を作りました。
レコード会社からは売れないと言われていたこの曲は、やがて全米で大ヒットとなります。
栄光も家族も、すべてを失ってしまったフランキーに再び音楽の神が微笑んだのです。
おそらくそのときフランキーは、思うようにならない人生を、去ってしまった家族を、そして歩いていく道と違えた昔の仲間を、許せる気持ちをになったのではないでしょうか。
不器用な生き方ではあったけれど、それほど悪い人生でもないのではないか。
だから何十年後かに再会したトミーともしっかりと握手ができるようになったのではないかなと感じました。

トミーの友人として、ジョー・ペシという人物がでてきて驚きました。
「グッドフェローズ」などに出演している、あのジョー・ペシです。
もちろん本作には本人がでてるわけではないですが、演じている俳優さんの演技がジョー・ペシにそっくりで笑ってしまいました。

にほんブログ村 映画ブログへ

|

« 「猿の惑星:新世紀(ライジング)」 疑心暗鬼が蔓延する | トップページ | 「THE NEXT GENERATION パトレイバー 第5章」  アニメ版を彷彿とさせる »

コメント

ここなつさん、こんにちは!

あのときは4人ともいっしょに歌いたい、という純粋な気持ちだけだったんでしょうね。
でも、そこからそれぞれにやりたいことが変わっていく・・・。
変化してしまったからこその輝かしい日々ということでしょうか。

投稿: はらやん | 2014年12月20日 (土) 07時14分

こんにちは。
私はこの作品がとても胸に沁み入ったのですが、それは、それぞれの生き方、目標、個性の違う4人が、ひとつの方向を向いた日々が輝かしく存在したからだ、という事に気づきました。
あのグループ名を決めた駐車場で、それが感動的に表現されていて、ぐっときました。

投稿: ここなつ | 2014年12月17日 (水) 14時26分

kiraさん、こんばんは!

確かにイーストウッドの作品てオトナのセンスを感じますねー。
洒落てるけど、おかしいところもあったり、心打たれるところもあったり。
作っているほうにある種の余裕を感じます。

投稿: はらやん | 2014年11月30日 (日) 22時09分

こんばんは♪
音楽も、見せかたも、
映画を知り尽くしたオトナのセンスを感じる作品でしたねー♪

今も昔も、芸は身をたすくですよね~。
音楽がギャングにならずに彼らを真っ当に育て、貧民街から抜け出せた。
コミカルに描かれていたけどその道の誘惑は相当だったでしょうね~(゚ー゚;

投稿: kira | 2014年11月30日 (日) 19時45分

sakuraiさん、こんばんは!

フォー・シーズンズって名前は知らなかったのですが、曲はいくつも知っていたものがあって、いまさらながら有名なグループだったのだなあと感心しました。
イーストウッドがミュージカル?って最初は思いましたけど、彼の映画は曲が確かにいいですよね。
自分でも作曲しますし。
点は二物も三物も与えますねー。

投稿: はらやん | 2014年11月 7日 (金) 20時12分

イーストウッドの映画見てると、物語はいうに及ばず、音楽の素晴らしさも際立ってますもんね。
彼も映画見に行くとき、どんな楽曲が使われてるんだろうというのも楽しみになってましたから、この映画はどんぴしゃりでした。
本当に素晴らしかった。
今度は当地でも上映になるんで、また見に行きますよ!

投稿: sakurai | 2014年11月 5日 (水) 13時33分

アンダンテさん、こんばんは!

音楽に造詣が深いイーストウッドならではな作品だったと思います。
長尺の作品でしたが、あまり長さは感じなかったです。
TB、大丈夫でした。
ありがとうございます。

投稿: はらやん | 2014年10月14日 (火) 18時08分

数々のヒット曲に彩られたミュージカルをイーストウッドが監督、というのは驚きでした!
予想以上に面白く、最後は感動でした。
TBをありがとうございました。こちらからも試みてみます。

投稿: アンダンテ | 2014年10月14日 (火) 11時12分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「ジャージー・ボーイズ」  音楽の神が再び微笑むとき:

» 『ジャージー・ボーイズ』はミュージカルじゃない [映画のブログ]
 ひどくチグハグな取り合わせに思えた。  『ジャージー・ボーイズ』は1960年代に数々のヒットを飛ばした伝説のグループ、ザ・フォー・シーズンズをモデルにしながら、虚構を交えた実録物だ。しかも原作はトニー賞受賞のブロードウェイ・ミュージカル。華やかなステージ、心躍るヒット曲、波乱に満ちた成功物語だ。  そんな作品を、よりによってクリント・イーストウッドが監督するとは!?  アクション大作...... [続きを読む]

受信: 2014年10月11日 (土) 21時09分

» 映画:ジャージー・ボーイズ 今年一押しの音楽映画。まさかあの名曲の誕生秘話まであるとは...(涙) [日々 是 変化ナリ 〜 DAYS OF STRUGGLE 〜]
全く予備知識なしで観賞。 元はミュージカルだし、どうせ架空のグループのストーリーなんだろうと高をくくっていた。 ので、まず驚き! あのグループの話だったとは... ところがキネ旬のインタビューによると、監督のイーストウッド自体、そんな状態だったよう!(...... [続きを読む]

受信: 2014年10月12日 (日) 09時35分

» 『ジャージー・ボーイズ』 [京の昼寝〜♪]
□作品オフィシャルサイト 「ジャージー・ボーイズ」□監督 クリント・イーストウッド□脚本 マーシャル・ブリックマン、リック・エリス□キャスト ジョン・ロイド・ヤング、エリック・バーゲン、マイケル・ロメンダ        ビンセント・ピアッツァ、クリスト...... [続きを読む]

受信: 2014年10月12日 (日) 19時56分

» 映画『ジャージーボーイズ』 [ほし★とママのめたぼうな日々♪]
夏の間は、ほとんど映画館に 出掛けられないので チラシも手に入れられず 予告もノーチェックの作品が多く これも、その一つ [続きを読む]

受信: 2014年10月13日 (月) 18時45分

» 『ジャージー・ボーイズ』 [ラムの大通り]
(原題:Jersey Boys) 「さて、 今日はぼくの中で、 本年度の一、二位を争う作品『ジャージー・ボーイズ』のお話」 ----えっ、“ジャージー”… “ジャージ”じゃニャいの? 「フォーン、とぼけているでしょ。 それは『ジャージの二人』、日本映画の方。 こちらは、ブロードウ...... [続きを読む]

受信: 2014年10月13日 (月) 22時23分

» 「ジャージー・ボーイズ」 [お楽しみはココからだ~ 映画をもっと楽しむ方法]
2014年・アメリカ/マルパソ・プロ=GKフィルムズ配給:ワーナー・ブラザース映画 原題:Jersey Boys 監督:クリント・イーストウッド脚本:マーシャル・ブリックマン、リック・エリスミュージカ... [続きを読む]

受信: 2014年10月14日 (火) 00時04分

» 『ジャージー・ボーイズ(Jersey Boys)』クリント・イーストウッド監督 [映画雑記・COLOR of CINEMA]
※台詞、内容に触れています。『ジャージー・ボーイズ』Jersey Boys監督 : クリント・イーストウッド出演 : ジョン・ロイド・ヤング、エリック・バーゲン、マイケル・ロメンダ、ヴィンセント・ピア... [続きを読む]

受信: 2014年10月14日 (火) 08時56分

» ジャージー・ボーイズ [あーうぃ だにぇっと]
ジャージー・ボーイズ@一ツ橋ホール [続きを読む]

受信: 2014年10月14日 (火) 09時49分

» 『ジャージー・ボーイズ』 (2014) / アメリカ [Nice One!! @goo]
原題: Jersey Boys 監督: クリント・イーストウッド 出演: ジョン・ロイド・ヤング 、エリック・バーゲン 、マイケル・ロメンダ 、ビンセント・ピアッツァ 、クリストファー・ウォーケン 試写会場: 一ツ橋ホール (2014年9月27日公開) 公式サイトはこちら...... [続きを読む]

受信: 2014年10月14日 (火) 10時30分

» 映画「ジャージー・ボーイズ」 監督C・イーストウッド [アンダンテ あっち行って ホイ♪]
監督 イーストウッドにハズレ無し ザ・ビートルズもアンダンテ世代には少々上だった位で それより前のザ・フォー・シーズンズは リアルでは知らないけれど 「シェリー」といえば 九重由美子&田辺靖男の歌でメロディは直ぐに思い浮かぶ その他も ラジオで流れていたな~の曲 沢山 犯罪も日常茶飯事の地域に生まれながら その稀有な美声で人々を虜にしたフランキー 彼を仲間に入れ自分たちを売り出そうとするトミー ベー..... [続きを読む]

受信: 2014年10月14日 (火) 11時12分

» ジャージー・ボーイズ [★yukarinの映画鑑賞ぷらす日記★]
【JERSEY BOYS】 2014/09/27公開 アメリカ 134分監督:クリント・イーストウッド出演:ジョン・ロイド・ヤング、エリック・バーゲン、マイケル・ロメンダ、ヴィンセント・ピアッツァ、クリストファー・ウォーケン、マイク・ドイル、レネー・マリーノ、エリカ・ピッチニー...... [続きを読む]

受信: 2014年10月14日 (火) 11時37分

» ジャージー・ボーイズ/ジョン・ロイド・ヤング [カノンな日々]
60年代に数々のヒットを生んだ4人組グループ、ザ・フォー・シーズンズの栄光と挫折描いてトニー賞に輝いた大ヒットミュージカルを基にクリント・イーストウッド監督が映画化した音 ... [続きを読む]

受信: 2014年10月14日 (火) 14時28分

» ジャージーボーイズ [映画好きパパの鑑賞日記]
 1960年代の大ヒットグループ「フォー・シーズンズ」をモデルにしたブロードウェーミュージカルをイーストウッドが映画化。でもミュージカルシーンはラストしかなく、もっと踊ってほしかったかも。  作品情報 2014年アメリカ映画 監督:クリント・イーストウッド 出…... [続きを読む]

受信: 2014年10月14日 (火) 14時44分

» ジャージー・ボーイズ ★★★★ [パピとママ映画のblog]
「ミリオンダラー・ベイビー」「グラン・トリノ」の名匠クリント・イーストウッド監督が、1960年代に世界的な人気を誇った伝説の米ポップスグループ「ザ・フォー・シーズンズ」と、その代表曲として知られる「君の瞳に恋してる(Cant Take My Eyes Off You)」の誕...... [続きを読む]

受信: 2014年10月14日 (火) 18時47分

» ジャージー・ボーイズ [映画と本の『たんぽぽ館』]
日本人はきっと気にいる・・・ * * * * * * * * * 60年代、世界的人気を誇った米ポップスグループ、フォー・シーズンズ。  その栄光と挫折の物語です。 えーと、例によって私たちぴょこぴょこコンビが出てきたのは、  クリント・イーストウッド作...... [続きを読む]

受信: 2014年10月14日 (火) 20時00分

» ジャージー・ボーイズ [♪HAVE A NICE DAY♪]
ザ・フォー・シーズンズというグループの名前は知りませんでした。 でも、聴いた事のある曲は2曲ありました シェ〜エリ〜シェリベイビーと 題名は知りませんでしたが あの曲は「君の瞳に恋してる」と言うのですね 主役のフランキー役のジョン・ロイド・ヤングの声が高...... [続きを読む]

受信: 2014年10月14日 (火) 20時04分

» ジャージーボーイズ 君の瞳に恋してる [まぜごはん]
昨日は無事「ジャージーボーイズ」を観に行くことができました。 公式HP ミュージカルの舞台をクリント・イーストウッド監督が映画化したものだそうです。 舞台の公式Hp 1951年。町を出るには入隊するか、ギャングになるか、有名になるかしかないニュージャ...... [続きを読む]

受信: 2014年10月14日 (火) 20時54分

» ジャージー・ボーイズ [映画の話でコーヒーブレイク]
恥ずかしながら音楽に合わせて身体を動かすのが苦手なわたくし。 学生の頃、地区センターのジャズダンス教室の人数が少ないからと駆り出され、数回体験参加 した際に使われていた曲が「君の瞳に恋してる」でした。 この楽曲誕生の裏にこんなドラマが…というか、この曲が「...... [続きを読む]

受信: 2014年10月15日 (水) 22時12分

» 『ジャージー・ボーイズ』(試写会) [・*・ etoile ・*・]
'14.09.11 『ジャージー・ボーイズ』(試写会)@一ツ橋ホール ハリウッド・ニュースで当選! ありがとうございます!! これはスゴイ見たかったので、バレエのお稽古休んで行ってきたー 『猿の惑星:新世紀(ライジング)』(感想はコチラ)より先に見たけど、公開日の関係で後回しになった(;´・ω・`)ゞごめんなさい ネタバレありです!結末にも触れています! 「ニュージャージー州の貧しい地区に育ったフランキー、トミー、ニックは、音楽でそこから抜け出そうと考えていた。既にヒット曲を持つボブが加わわり... [続きを読む]

受信: 2014年10月16日 (木) 00時01分

» クリントイーストウッドの新作は、「ジャージーボーイズ」 [ひろの映画日誌]
おススメ度 ☆☆☆ フォーシーズンズ好き、イーストウッド好き ☆☆☆☆ フランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズは、今でも、来日公演を続けている。(ただし、ヴァリ以外は新しいメンバー) 本作は、そのフォーシーズンズの結成から、ロックの殿堂入りを果たすまでを...... [続きを読む]

受信: 2014年10月16日 (木) 08時37分

» ジャージー・ボーイズ (試写会) [風に吹かれて]
契約書は握手 公式サイト http://wwws.warnerbros.co.jp/jerseyboys9月27日公開ブロードウェイミュージカルを基にした映画 製作・監督: クリント・イーストウッド [続きを読む]

受信: 2014年10月16日 (木) 09時34分

» ジャージー・ボーイズ [はるみのひとり言]
試写会で観ました。[あらすじ]ベルヴィル。そこは犯罪が日常茶飯事というニュージャージーの最貧地区。1951年、イタリア系移民が多く住むこの街で、しがないチンピラ暮らしをしているバンドマンのトミー・デヴィートは、美しいファルセットを響かせる少年フランキー・カ...... [続きを読む]

受信: 2014年10月17日 (金) 00時03分

» 『ジャージー・ボーイズ』 [仲間が増えるといいなぁ・・・]
「ミリオンダラー・ベイビー」「グラン・トリノ」の名匠クリント・イーストウッド監督が、 1960年代に世界的な人気を誇った伝説の米ポップスグループ「ザ・フォー・シーズンズ」の 結成、成功、解散、リードボーカルを務めたフランキー・バリの代表曲として知られる 「君...... [続きを読む]

受信: 2014年10月17日 (金) 20時53分

» ジャージー・ボーイズ [象のロケット]
1951年、イタリア移民が多く暮らす労働者の街アメリカ・ニュージャージー州ベルヴィル。 場末の酒場で歌い、刑務所を出たり入ったりしていたトミーとニック、ファルセットボイスが地元では有名だったフランキー、そして作詞作曲の実績があったボブという、地元の4人の若者(=ジャージー・ボーイズ)が結成したグループ“ザ・フォー・シーズンズ”。 それはのちに、世界的人気のポップグループへと成長していく…。 音楽ヒューマンドラマ。... [続きを読む]

受信: 2014年10月18日 (土) 01時40分

» 映画「ジャージー・ボーイズ」 イーストウッド監督が何故この映画なのかは分からなかった [soramove]
映画「ジャージー・ボーイズ」★★★★ ジョン・ロイド・ヤング、エリック・バーゲン、 マイケル・ロメンダ、ビンセント・ピアッツァ、 クリストファー・ウォーケン出演 クリント・イーストウッド監督、 134分 2014年9月27日日本公開 2013,日本,ポニーキャニオン (原題/原作:JERSEY BOYS) 人気ブログランキングへ">>→  ★映画のブログ★どんなブログが人気なのか知りたい... [続きを読む]

受信: 2014年10月18日 (土) 10時47分

» ジャージー・ボーイズ [ハリウッド映画 LOVE]
原題:Jersey Boys監督:クリント・イーストウッド出演:ジョン・ロイド・ヤング、エリック・バーゲン、マイケル・ロメンダ、ビンセント・パッツア、クリストファー・ウォーケン [続きを読む]

受信: 2014年10月18日 (土) 17時08分

» ジャージー・ボーイズ  監督/クリント・イーストウッド [西京極 紫の館]
【出演】  ジョン・ロイド・ヤング  ヴィンセント・ピアッツア  エリック・バーゲン  マイケル・ロメンダ 【ストーリー】 ニュージャージー州の貧しい町で生まれ育った4人の青年たちは、その掃きだめのような場所から逃れるために歌手を目指す。コネも金もない彼ら...... [続きを読む]

受信: 2014年10月18日 (土) 21時04分

» 映画『ジャージー・ボーイズ』 [健康への長い道]
 クリント・イーストウッド監督の新作『ジャージー・ボーイズ』を新宿ピカデリーで。元は同名タイトルの人気ブロードウェイ・ミュージカルです。  ビートルズ以前、1960年代に世界を席巻した人気グループ、フォーシーズンズの歩みを基にした作品だそうです。ちなみにミ…... [続きを読む]

受信: 2014年10月18日 (土) 21時59分

» ジャージー・ボーイズ・・・・・評価額1750円 [ノラネコの呑んで観るシネマ]
巡りゆく四季、巡りゆく音楽。 トニー賞受賞のブロードウェー・ミュージカルを原作に、巨匠クリント・イーストウッドが作り上げた瑞々しい音楽映画。 1960年代、時代を牽引した伝説的ポップスグループ、“ザ・フォー・シーズンズ”の実話を元に、アメリカンドリームの光と影を描く。 舞台版と同じく、ジョン・ロイド・ヤングがリードボーカルのフランキー・ヴァリを演じ、てんこ盛りの音楽シーンは、もはや...... [続きを読む]

受信: 2014年10月18日 (土) 22時34分

» 『ジャージー・ボーイズ』 [beatitude]
ニュージャージー州の貧しい地区に生まれたフランキー・ヴァリ(ジョン・ロイド・ヤング)、ボブ・ゴーディオ(エリック・バーゲン)、ニック・マッシ(マイケル・ロメンダ)、トミー・デヴィート(ビンセント・ピアッツァ)。希望のない町に生まれた4人は、自分たちの音...... [続きを読む]

受信: 2014年10月20日 (月) 18時24分

» 『ジャージー・ボーイズ』 [My Pace, My Self]
久々に2日連続映画 今日は『ジャージー・ボーイズ』 ミュージカルの映画化、しかもそういうイメージのないクリント・イーストウッドが監督ということでミュージカル映画好きとしては気になっていました ※以下感想です  ネタバレありですのでご注意ください nbsp;... [続きを読む]

受信: 2014年10月22日 (水) 22時31分

» 映画「ジャージー・ボーイズ」 [FREE TIME]
映画「ジャージー・ボーイズ」を鑑賞しました。 [続きを読む]

受信: 2014年10月26日 (日) 18時16分

» ジャージー・ボーイズ [心のままに映画の風景]
  犯罪が日常茶飯事のニュージャージー最貧地区。 1951年、イタリア系移民が多く住む街で、チンピラ暮らしをしているバンドマンのトミー・デヴィート(ヴィンセント・ピアッツァ)は、美しいファルセットを響かせる少年フランキー・カステルチオ(ジョン・ロイド・ヤング)を自分のバンドに迎え入れる。 フランキーの歌声は地元マフィアのボス、ジップ・デカルロ(クリストファー・ウォーケン)をも魅了し、サ...... [続きを読む]

受信: 2014年10月27日 (月) 14時23分

» ジャージー・ボーイズ(Jersey Boys) [田舎に住んでる映画ヲタク]
「ミリオンダラー・ベイビー」「グラン・トリノ」の名匠クリント・イーストウッド監督が、1960年代に世界的な人気を誇った伝説の米ポップスグループ「ザ・フォー・シーズンズ」と、そのリードボーカルを務めたフランキー・バリの代表曲として知られる「君の瞳に恋して...... [続きを読む]

受信: 2014年10月31日 (金) 22時14分

» ジャージー・ボーイズ [そーれりぽーと]
クリント・イーストウッド監督が、フォーシーズンズを題材にした映画を撮った。『ジャージー・ボーイズ』を観てきました。 ★★★★ ぶっちゃけフォーシーズンズもフランキー・ヴァリも知らなくて、映画を観ている間に「あ、この曲も、この曲もこの人達の曲やったのか」なん...... [続きを読む]

受信: 2014年11月 1日 (土) 15時41分

» ジャージー・ボーイズ [とりあえず、コメントです]
1960年代に一世を風靡した4人組“ザ・フォー・シーズンズ”の誕生から現代までの姿を描いた クリント・イーストウッド監督の最新作です。 公開前から楽しみにしていたのに、忙しくて最終日に駆け込みになってしまいました。 楽しい音楽と友情と主人公の男気ある姿に、胸を打たれるような作品でした。 ... [続きを読む]

受信: 2014年11月 1日 (土) 22時24分

» 『ジャージー・ボーイズ』('14初鑑賞70・劇場) [みはいる・BのB]
☆☆☆☆- (10段階評価で 8) 9月27日(土) 109シネマズHAT神戸 シアター9にて 13:15の回を鑑賞。 [続きを読む]

受信: 2014年11月 2日 (日) 21時05分

» ジャージー・ボーイズ [迷宮映画館]
またクリント爺さんにやられるとは!!!! [続きを読む]

受信: 2014年11月 5日 (水) 13時35分

» [☆☆☆☆★][映画]「ジャージー・ボーイズ」感想 [流浪の狂人ブログ〜旅路より〜]
 60年代、世界中で人気を博した音楽グループ「フォー・シーズンズ」の結成から解散までを脚色、トニー賞を受賞したジュークボックス・ミュージカルを、名匠クリント・イーストウッド監督が映画化。 はっきり言って上手い、上手すぎる。御年84歳とは思えない、溌剌さと... [続きを読む]

受信: 2014年11月 5日 (水) 19時21分

» 『ジャージー・ボーイズ』の感想です [ぶるこのひとこと映画感想記]
ミュージカル映画と言うよりも、『フォー・シーズンズ』という音楽グループの歴史を、 [続きを読む]

受信: 2014年11月 6日 (木) 19時43分

» ジャージー・ボーイズ [ダイターンクラッシュ!!]
2014年10月27日(月) 20:55~ 109シネマズ川崎3 料金:1300円(レイトショー) パンフレット:未確認 割と淡々としている。 『ジャージー・ボーイズ』公式サイト 浮き沈みが激しかったり、薬に溺れたり、メンバーが憎みあったりと、ドラマティックな展開を見せる音楽映画だが、本作は、割と淡々としている。借金王のリーダーが追い出され、グループはバラバラとなるが、全員生き残り爺になってオリジナル・メンバーで殿堂入りするから、そう感じるのか。借金は、ボーカリストの男が、淡々とショーを続け... [続きを読む]

受信: 2014年11月11日 (火) 23時58分

» ジャージー・ボーイズ [C’est joli〜ここちいい毎日を♪〜]
ジャージー・ボーイズ 14:米 ◆原題:JERSEY BOYS ◆監督:クリント・イーストウッド「インビクタス 負けざる者たち」「グラン・トリノ」 ◆出演:ジョン・ロイド・ヤング、エリック・バーゲン、マイケル・ロメンダ、ヴィンセント・ピアッツァ、クリストファー・ウォ...... [続きを読む]

受信: 2014年11月13日 (木) 23時12分

» 映画『ジャージー・ボーイズ』★フォー・シーズンズ~名曲は4人の人生とともに [**☆(yutake☆イヴのモノローグ)☆**]
作品について http://cinema.pia.co.jp/title/164566/ ↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。 ミュージカルの映画化だそうです。 実在のミュージシャン“ フォー・シーズンズ ”の物語。 ・フォー・シーズンズ のこと→ コチラ ・ミュージカル『 ジャージー・ボーイズ 』のこと→ コチラ &n..... [続きを読む]

受信: 2014年11月17日 (月) 23時43分

» ジャージー・ボーイズ [to Heart]
原題 Jersey Boys 上映時間 134分 監督/製作 クリント・イーストウッド 脚本/ミュージカル版脚本 リック・エリス 出演 ジョン・ロイド・ヤング/エリック・バーゲン/マイケル・ロメンダ/ヴィンセント・ピアッツァ/クリストファー・ウォーケン/マイク・ドイル/レネー・マリ...... [続きを読む]

受信: 2014年11月30日 (日) 19時32分

» 「ジャージーボーイズ」 [ここなつ映画レビュー]
クリント・イーストウッドの作品だからといって、そう簡単にはヤラレないぞ、単純に心をノックアウトされたりしないぞ、と決意を持って鑑賞。結果は…又してもノックアウトされてしまいました。決して贔屓目なく。これまでのノックアウトとは違ってじわじわとくる…。青春の思い出の曲で洋楽トップを二つ挙げろと言われたら、それはもう色々あって決め兼ねるけど、シチュエーションや環境やその時の風景、正に起こった事、などを重ね合わせると、私にとってはそれはジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス」とこの作中クライマックスの「君の... [続きを読む]

受信: 2014年12月17日 (水) 12時23分

» ジャージーボーイズ [映画に耽溺]
「2009年のなにかの統計で見たんだけどさ」 「なによ、いきなり」 「日本人が映画館に出かけて映画を観る回数って年に1度なんだって~~~」 「あら~~そうなの??」 「うん。」 「でもさ今はDVDとかブルーレイとか通信回線でってのもあるしおウチでご覧にな…... [続きを読む]

受信: 2014年12月25日 (木) 15時18分

» ジャージー・ボーイズ [I am invincible !]
1950年代、イタリア系移民が集まる貧しい街、ニュージャージー州ベルヴィル。 理髪店の見習い、16歳のフランキー・カステルッシオ(ジョン・ロイド・ヤング)は天性の歌声を持っていた。... [続きを読む]

受信: 2015年2月 6日 (金) 23時05分

» 『ジャージー・ボーイズ』 ~光と影が映し出す人生賛歌~ [偏愛映画自由帳]
2014年/アメリカ/134分 監督:クリント・イーストウッド 出演:ジョン・ロイド・ヤング    ヴィンセント・ピアッツァ    エリック・バーゲン    マイケル・ロメンダ    クリストファー・ウォーケン ■概要 原題は『Jersey Boys』。トニー賞受賞の同名ミュージカルを映画化した、アメリカ製作による2014年の伝記ミュージカルです。監督はミュージカル初挑戦...... [続きを読む]

受信: 2015年2月11日 (水) 20時23分

» ジャージー・ボーイズ [いやいやえん]
【概略】 ニュージャージーで最も貧しい地区に生まれ、歌声とハーモニーを武器にスターダムに駆け上がった4人の若者の栄光と挫折を描く。 ドラマ フォー・シーズンズというバンドがあったことすら知らなく、楽曲「君の瞳に恋してる」だけは知っていた、というくらいの知識しかない。 ストーリーはまさに直球ストレートな栄光と挫折の話で、それ以上でもそれ以下でもない。 スターの影の部分も映し出している本作は、娘の死を乗り越えるために歌う「君の瞳に恋してる」の「君」が恋人ではなかったことに驚き。普通... [続きを読む]

受信: 2015年2月16日 (月) 15時16分

» また新たなイーストウッドの鮮やかな [笑う社会人の生活]
18日のことですが、映画「ジャージー・ボーイズ」を鑑賞しました。 ニュージャージー州の貧しい町で生まれ育った4人の青年たちは掃きだめのような場所から逃れるために歌手を目指す。 コネも金もないが天性の歌声と曲作りの才能、そして最高のハーモニーがあった 彼らは...... [続きを読む]

受信: 2015年3月 4日 (水) 23時56分

» Blu-ray :ジャージー・ボーイズ イーストウッドの手腕に凄みが増していることを 2度目の鑑賞で実感。 [日々 是 変化ナリ 〜 DAYS OF STRUGGLE 〜]
先日「アメリカン・スナイパー」でドギュンと心臓打ち抜かれたばかりのイーストウッド作品がBlu-rayに。 で、さっそく拝見してみたら… 「アメリカン・スナイパー」で感じたことがここでも! <これまでのイーストウッドで唯一、止めて〜と叫びたい不満があった。 ...... [続きを読む]

受信: 2015年3月 6日 (金) 23時28分

» 至福のカルテット~『ジャージー・ボーイズ』 [真紅のthinkingdays]
 JERSEY BOYS  1951年、ニュージャージー。床屋で見習い修行中のフランキー(ジョン・ロイ ド・ヤング)は、その美声をトミー(ヴィンセント・ピアッツァ)に見込まれ、彼の バンドのボーカルとして歌い始める。彼の歌声は地元マフィアの実力者ジップ (クリストファー・ウォーケン)をも魅了し・・・。  クリント・イーストウッドがブロードウェイ・...... [続きを読む]

受信: 2015年3月 8日 (日) 13時39分

» 15-063「ジャージー・ボーイズ」(アメリカ) [CINECHANが観た映画について]
もし4人の中でリンゴ・スターだったら  ベルヴィル。そこは犯罪が日常茶飯事というニュージャージーの最貧地区。  1951年、イタリア系移民が多く住むこの街で、しがないチンピラ暮らしをしているバンドマンのトミー・デヴィートは、美しいファルセットを響かせる少年フランキー・カステルチオ(のちのヴァリ)を自分のバンドに迎え入れる。フランキーの歌声は地元マフィアのボス、ジップ・デカルロも魅了し、サポートを約束する。  最初は鳴かず飛ばずの彼らだったが、才能豊かなソングライター、ボブ・ゴーディオ...... [続きを読む]

受信: 2015年6月 2日 (火) 01時06分

« 「猿の惑星:新世紀(ライジング)」 疑心暗鬼が蔓延する | トップページ | 「THE NEXT GENERATION パトレイバー 第5章」  アニメ版を彷彿とさせる »