「THE NEXT GENERATION パトレイバー 第4章」 影響し、影響され
第3章まで観てきたので、ここまできたら最後まで観に行くぞ!ということで行ってきました第4章。
とはいえ2週間しか公開期間がないので、ぼんやりしていると見逃してしまう・・・。
Episode6は実写版「パトレイバー」としては初の前後編「大怪獣現わる」の後編です。
イングラムVSガッ○が観れるかと思いきや、「え、そゆこと?」みたいな展開でちょっと残念。
ガッ○が熱海の街を破壊するシーンは往年の怪獣映画のような感じで雰囲気よかったですけれどね。
やはりCGと着ぐるみの対決はお金がかかり過ぎるか・・・。
つづくEpisode7は「タイムドカン」です。
タツノコのアレじゃないよ。
特車2課に爆弾魔から爆弾を仕掛けたという予告が入り、それを裏付けるように次々と爆破されていく。
果たして犯人は?爆弾は見つかるのか?という展開。
特車2課内部でのドタバタはレイバーが動かずとも「パトレイバー」らしいエピソードです。
話が飛びますが、「踊る大捜査線」がアニメの「機動警察パトレイバー」に影響を受けているというのは、有名なところです(「踊る」の制作者もそう言っている)。
個人的に「踊る大捜査線」で印象的なエピソードは第2話の爆弾魔のエピソードです。
こちらの話も湾岸署に爆弾魔から爆弾を仕掛けたという予告が入り、「踊る」シリーズではお馴染みのカエル急便の荷物に爆弾が仕掛けられているという展開でした(今回の「パトレイバー」でもクロイヌ宅配便という宅配業者が爆弾の入った荷物を配達する)。
「踊る大捜査線」はそれまでの刑事物とは異なり、署内のドタバタを描くというのが特徴になっていると思いますが、顕著に現れているのがこのエピソードでした。
それも「パトレイバー」の特車2課のドタバタに影響を受けているわけで。
今回のEpisode7は「パトレイバー」の影響を受けた「踊る大捜査線」の影響を再び「パトレイバー」が受けるという面白い現象になっていたかと思います。
おそらくスタッフもそれは意識的であったかと思います。
ちなみに本作の犯人が捕まって連行された先は「湾岸署」でした。
あと「パトレイバー」の小ネタをひとつ。
Episode7で爆弾事件をレポートしているレポーターの名前は桜山百子(さくらやまももこ)。
桜山レポーターはアニメの「パトレイバー」でも度々出てきたキャラクターでした。
アニメでは桜山桃子(さくらやまももこ)で、漢字は違いましたけれど。
主人公たちの名前も一字替えたりしているから、そういう計らいでしょうね。
次回のEpisodeはカーシャが主人公っぽい。
太田莉奈さんの活躍が楽しみ。
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