「ノア 約束の舟」 まさに狂信的な
「ブラック・スワン」のダーレン・アロノフスキーの新作が「ノアの方舟伝説」を題材にすると聞いた時、意外な気がしました。
劇場でかかっていた特報や予告編を観ていても、スペクタクル大作のようなテイストに見えたので、アロノフスキーっぽくないなと。
でも本作を観ていると、今までの彼の作品にも通じる「らしさ」がしっかりと出ていてように感じました。
もちろん、大作らしいスペクタクル場面は見応えありますが、アロノフスキー作品としての「らしさ」は別のところにあるように思えます。
「ノアの方舟伝説」は多くの人に馴染みのある旧約聖書の創世記にあるエピソードです。
アダムとイブが善悪の知識の実を食べて楽園を追放された後、人間は地上に殖えていきました。
しかし、人は堕落し悪がはびこることなりました。
それを見た神は、大洪水で人々を滅ぼそうとしますが、「ヤハウェに従う無垢な人」であるノアとその家族は生き延びさせようと方舟の建設を命じました。
本作はこの「方舟伝説」を大スペクタクル映画として映像化しているわけですが、アロノフスキーらしさが出ているのは主人公ノアの人物の描き方だと思います。
僕の今までのノアのイメージとは、「善良」「無垢」といったものでした。
人々が悪徳に染まる中、ノアは善良であり、無垢であるから(簡単な言葉でいうと心がきれいだから)こそ神によって救われたと、思っていました。
しかし本作で描かれるノアは、ただ単に善良であり無垢である人物ではありません。
彼は神のお告げを信じ、そのためはそれこそ何でもやります。
そのためには人も殺します。
この人物には単純な善良さはありません。
僕はノアに今までのアロノフスキー作品「レスラー」「ブラック・スワン」の主人公に共通するものを感じました。
ノアの行動は「狂信的」と言ってもいいかもしれません。
神のお告げのためであれば、息子が好感を持った女性も見殺しにし、自分の孫ですら手にかけようとする。
狂っている、と言われても仕方がないほどです。
しかし、「レスラー」にしても「ブラック・スワン」にしても主人公は「狂っている」と思えるほどに自分が信じ、賭けたいものがあったのですよね(それぞれレスリングであり、バレエ)。
「レスラー」の主人公ランディはレスリングに己の命すら賭けます。
「ブラック・スワン」の主人公ニナはバレエに自分の精神を賭けていると言っていいでしょう。
自分自身をかけるほどに入れ込む彼らの姿は、関係ない者から見れば「常軌を逸している」、「狂っている」ているように見えます。
神をただ信じるノアも「狂っている」かのよう。
彼が信じる神のためであれば、己の生命はもちろん、自分の家族の命ですら捧げようとする。
上でノアを「ヤハウェに従う無垢な人」と書きましたが、「無垢にヤハウェに従う人」のほうがこの作品のノアに合っているかもしれません。
自らを破滅に導くにも関わらず「狂おしく」何かに入れ込むことができる人を描くことに、アロノフスキーは惹かれるのでしょうか。
ラストは割とヒューマンな終わり方だったところがちょっとアロノフスキーっぽくない気がしましたが、作品を仕上げるにあたり映画会社ともめたという話も聞きますので、このあたりのことかな?
「ブラック・スワン」の記事はこちら→
「レスラー」の記事はこちら→
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» 『ノア 約束の舟』('14初鑑賞47・劇場) [みはいる・BのB]
☆☆☆★- (10段階評価で 7)
6月14日(土) OSシネマズ神戸ハーバーランド スクリーン1にて 15:10の回を鑑賞。 [続きを読む]
受信: 2014年6月26日 (木) 21時28分
» ノア 約束の舟 [♪HAVE A NICE DAY♪]
どうでもいい事だけど・・・
「ノア 約束の舟」と「HACHI 約束の犬」(一番泣いた作品)
同じ感じ(笑)
面白かった〜〜!最初から最後まで面白く観ました
アダムとイブの事から始まり
宗教の事などは解りませんが、
一つの作品として観れば面白く!観れた!
フ...... [続きを読む]
受信: 2014年6月26日 (木) 21時38分
» 映画『ノア 約束の舟』観た [よくばりアンテナ]
ぜ〜んぜん聖書については知らないのですが、
知らなくても大丈夫です。
創世記について序盤におおまかな説明がちゃんと語られてます。
創世記からつながる夢を見たノアは
神からの予言だと信じて、
大洪水の前に家族と岩の巨人の協力を得て箱舟を造る。
嵐の前に人間以外の動物たちが1つがいだけ箱舟に乗り込み、眠らされる。
ノアの父を目の前で殺したトバル・カインたちが箱舟のことを...... [続きを読む]
受信: 2014年6月27日 (金) 14時36分
» ノア 約束の舟 [風に吹かれて]
それぞれの葛藤 公式サイト http://www.noah-movie.jp 監督: ダーレン・アロノフスキー 「ザ・ファイター」 「ブラック・スワン」 ある夜、ノア(ラッセル・クロウ)は眠りの中で [続きを読む]
受信: 2014年6月28日 (土) 11時19分
» ノア 約束の舟 / Noah [勝手に映画評]
旧約聖書・創世記に出てくる「ノアの方舟」伝説を映像化。
キリスト教に疎い日本人には、正直、創世記の物語はちんぷんかんぷん。まぁ、アダムとイブの話は、少しは聞いたことが有るとして、カインとアベルは、その名前位は聞いたことがあるかもしれないけど、何をしたの...... [続きを読む]
受信: 2014年6月28日 (土) 18時31分
» ノア 約束の舟 ★★★.5 [パピとママ映画のblog]
旧約聖書の創世記に記された「ノアの箱舟」の物語を実写化した大作。大洪水による世界滅亡を知らされた男ノアとその家族が、ある重大な使命を全うしようと巨大な箱舟の建造に乗り出していく。メガホンを取るのは、『ブラック・スワン』などの鬼才ダーレン・アロノフスキー...... [続きを読む]
受信: 2014年6月28日 (土) 21時21分
» 「ノア 約束の舟」☆スペクタクルなコスプレ [ノルウェー暮らし・イン・原宿]
日曜礼拝で聖書も正しく勉強している方のレクチャーつきで、いつもの月1川崎IMAXへ。
キリストの教えはきちんと1本筋が通されているようだけど、肉付けの部分がつっこみどころ満載で・・・・・... [続きを読む]
受信: 2014年6月29日 (日) 00時05分
» ノア 約束の舟/NOAH [我想一個人映画美的女人blog]
「pi;」「レクイエム・フォー・ドリーム」「ファウンテン」「レスラー」「ブラック・スワン」の
ダーレン・アロノフスキー監督最新作は誰もが知る「ノアの箱舟」をテーマにした大作。
ダーレン監督は本人曰く、クリスチャンではなく信心深くないユダヤ教徒...... [続きを読む]
受信: 2014年6月29日 (日) 00時18分
» 劇場鑑賞「ノア 約束の舟」 [日々“是”精進! ver.F]
人類存亡の旅へ…
詳細レビューはφ(.. )
http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201406130001/
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受信: 2014年6月29日 (日) 05時38分
» ノア 約束の舟 (IMAX)/ラッセル・クロウ [カノンな日々]
私が幼少の頃に初めて知った旧約聖書のお話が「ノアの方舟」でした。たぶん物語として絵本やアニメにしやすいから触れる機会があったのでしょう。予告編では初の映画化みたいなこ ... [続きを読む]
受信: 2014年6月29日 (日) 09時22分
» ノア 約束の舟 [ダイターンクラッシュ!!]
2014年6月14日(土) 14:45~ 品川プリンスシネマ8 料金:1100円(夫婦50割引き) パンフレット:未確認 狂信者。 『ノア 約束の舟』公式サイト 流石は変態ダーレン・アロノフスキー。普通の宗教叙事詩ではない。一筋縄ではいかない。 舟に乗ってからの狂信者っぷり。 誰が悪役なのか判らなくなってくる。 ノアが息子に殺されてしまうのかと思ったら、改心(?)してしまったが。 信心があれば、また違う印象なんだろうな。 お薦め度:☆☆★ 狂信者度:☆☆☆★ 俺度:☆☆☆ ... [続きを読む]
受信: 2014年6月29日 (日) 13時53分
» 「ノア 約束の舟」みた。 [たいむのひとりごと]
旧約聖書でも有名な「ノアの箱舟」の物語。同じく旧約聖書つながりで「十戒」のような壮大なスペクタクルを期待しての鑑賞だったのだけど、思っていたより地味?ついでにラッセルのコスプレも期待していたんだけど、... [続きを読む]
受信: 2014年6月29日 (日) 21時57分
» 映画「ノア 約束の舟」 [FREE TIME]
映画「ノア 約束の舟」を鑑賞しました。 [続きを読む]
受信: 2014年6月29日 (日) 22時05分
» ノア 約束の舟 [★yukarinの映画鑑賞ぷらす日記★]
【NOAH】 2014/06/13公開 アメリカ 138分監督:ダーレン・アロノフスキー出演:ラッセル・クロウ、ジェニファー・コネリー、レイ・ウィンストン、エマ・ワトソン、アンソニー・ホプキンス、ローガン・ラーマン、ダグラス・ブース
その舟に、すべての希望は託された。
旧...... [続きを読む]
受信: 2014年6月29日 (日) 22時15分
» 映画『ノア 約束の舟』★神が選んだノアの選択 [**☆(yutake☆イヴのモノローグ)☆**]
作品について http://cinema.pia.co.jp/title/158143/
↑ あらすじ・配役はこちらを参照ください。
旧約聖書の創世記 にある 「大洪水とノアの方舟」を基にしています。
映画『天地創造』では、わりと、そのままのイメージで、臨場感ありましたが
本作品は、従来どおりではないものを、見せてくれました。
(諸説はあると思い..... [続きを読む]
受信: 2014年6月29日 (日) 23時49分
» ■ノア 約束の舟 [しんちゃんの徒然なる映画日記]
第349回「壮大な物語のはずなのに、なんだろう・・・」
批判を恐れずに言ってしまえば私は無神論者である。信仰している宗教も無い。そんな私が小学生の頃、近所にキリスト教を信仰しているおばさんがいた。その人の勧めで短い期間だったが「聖書」について学んだこと...... [続きを読む]
受信: 2014年6月30日 (月) 00時10分
» 映画 ノア 約束の舟 [こみち]
JUGEMテーマ:映画館で観た映画nbsp;
nbsp;
旧約聖書のノアの箱舟が原作である「映画 ノア 約束の舟」。
nbsp;
大筋のストーリーは、知っていましたが
nbsp;
細かい部分は映画を鑑賞して知りました。
nbsp;
nbsp;
nbsp;
箱舟を作るシーンは、スケールが大きく
nbsp;
映画ならではの表現だと思いましたが
... [続きを読む]
受信: 2014年6月30日 (月) 21時41分
» ノア 約束の舟・・・・・評価額1750円 [ノラネコの呑んで観るシネマ]
選ぶべきは信仰か、それとも愛か。
鬼才ダーレン・アロノフスキーによる、旧約聖書の創世記、“ノアの方舟”の映画化である。
予告編からは、聖書をモチーフにしたハリウッド風味のありがちなスペクタクル大作の様に見えるが、そうではない。
確かに方舟を巡る戦いは、エンターテイメント的なハイライトとして大いに盛り上がるものの、この映画の核心は、世界が滅びた後に方舟の中で一体何が起こったかという事...... [続きを読む]
受信: 2014年6月30日 (月) 21時54分
» ノア 約束の舟 (2014) NOAH 138分 [極私的映画論+α]
久々のハーマイオニー(笑) [続きを読む]
受信: 2014年6月30日 (月) 23時23分
» ノア 約束の舟 [そーれりぽーと]
ダーレン・アロノフスキー監督がこんなテーマの映画を撮るなんて、ただのディザスター・ムービーでも宗教映画でもなくなんか有るに違いない。
『ノア 約束の舟』を観てきました。
★★★★
やっぱりダーレン・アロノフスキー監督作はこうでなくちゃ展開が待っています。
こ...... [続きを読む]
受信: 2014年7月 1日 (火) 01時36分
» ノア 約束の舟 [象のロケット]
ある夜、男ノアは眠りの中で恐るべき光景を見る。 それは、堕落した人間を滅ぼすために、すべてを地上から消し去り、新たな世界を創るという神のお告げだった。 大洪水が来ると知ったノアは、妻ナーマと3人の息子、養女イラと共に、つがい(雄と雌の一組)の動物たちを守る巨大な箱舟を作り始める…。 アクション・スペクタクル。... [続きを読む]
受信: 2014年7月 1日 (火) 14時04分
» ノア 約束の舟 [映画と本の『たんぽぽ館』]
感動の持って行き所がない・・・
* * * * * * * * * *
「ノアの箱舟」については、キリスト教をよく知らない方でもおよそのところはご存知でしょう。
本作は旧約聖書に語られる、その、ノアの物語。
神の宣託で世界が大洪水に呑まれ、滅びること...... [続きを読む]
受信: 2014年7月 1日 (火) 20時13分
» ノア 約束の舟 [あーうぃ だにぇっと]
ノア 約束の舟@TOHOシネマズ日本橋 [続きを読む]
受信: 2014年7月 4日 (金) 21時23分
» ノア 約束の舟 [ハリウッド映画 LOVE]
原題:Noah監督:ダーレン・アロノフスキー出演:ラッセル・クロウ、ジェニファー・コネリー、レイ・ウィンストン、エマ・ワトソン、アンソニー・フォプキンス、ローガン・ラーマン、ダグラス・ブース... [続きを読む]
受信: 2014年7月 5日 (土) 17時28分
» 「ノア 約束の舟」壮大さがもうひとつ、心に迫るものナシ [soramove]
「ノア 約束の舟」★★★
ラッセル・クロウ、ジェニファー・コネリー、
レイ・ウィンストン、エマ・ワトソン、
アンソニー・ホプキンス、ローガン・ラーマン出演
ダーレン・アロノフスキー監督、
138分 2014年6月13日公開
2014,アメリカ,パラマウント ピクチャーズ ジャパン
(原題/原作:NOAH)
人気ブログランキングへ">>→ ★映画のブログ★どんなブログが人気なのか知りたい... [続きを読む]
受信: 2014年7月 6日 (日) 16時56分
» 『ノア 約束の舟』 [・*・ etoile ・*・]
'14.06.14 『ノア 約束の舟』@TOHOシネマズ日劇
『トランセンデンス』試写会(感想はコチラ)の後、今日はTOHOの日で1,100円で映画見れるじゃないかと気づいた! 調べてみたらTOHOシネマズ日劇の『ノア 約束の舟』に間に合う!ってことで急遽見に行くことに! 終わって急いで行ってチケット取って、ご飯まで食べて見に行ってきたー
ネタバレありです! 結末にも触れています!
「妻と3人の息子と暮らすノアは、世界が大洪水に見舞われる夢を見る。神からの啓示だと受け取った彼は、箱舟を造り始め... [続きを読む]
受信: 2014年7月 7日 (月) 00時52分
» ノア 約束の舟(Noah) [田舎に住んでる映画ヲタク]
「ブラック・スワン」のダーレン・アロノフスキー監督が、ラッセル・クロウを主演に「ノアの方舟伝説」を壮大なスケールで描くスペクタクル歴史ドラマ。ある夜に見た夢で、世界が大洪水に飲まれ滅びるということを知ったノアは、強い使命感に突き動かされ、家族ととも...... [続きを読む]
受信: 2014年7月13日 (日) 16時13分
» ノア 約束の舟 [心のままに映画の風景]
堕落した人間たちを一掃するため、世界滅亡を意味するような夢を見たノア(ラッセル・クロウ)は、神の啓示と信じ、家族と共に汚れなき生き物たちを守るため箱舟の建設を開始する。
舟の完成が近づくと、どこからともなく生き物たちが次々と舟に乗り込んでくるが、かつてノアの父を殺したカインの子孫であるトバル・カイン(レイ・ウィンストン)が、舟を奪うべく群衆を率いて現われるが…。
旧約聖書“ノ...... [続きを読む]
受信: 2014年7月18日 (金) 22時20分
» ノア 約束の舟 【劇場で鑑賞】 [映画B-ブログ]
ラッセル・クロウ主演で監督はダーレン・アロノフスキー が務めるノアの箱舟の物語を映画化した大作 「ノア 約束の舟」が公開、アイマックスシアター でやっていたので観に行ってきました。 ノア 約束の舟 原題:NOAH 製作:2014アメリカ 作品紹介 旧約聖書の創世記に…... [続きを読む]
受信: 2014年7月23日 (水) 22時50分
» ノア 約束の舟 : 原理主義でない方は是非! [こんな映画観たよ!-あらすじと感想-]
サッカー・ワールドカップ、始まりました。どちらかといえば野球好きの私ですが、サッカー・ワールドカップの方がWBCより熱くなるのは何なのでしょう。ネイマールが生きた伝説に [続きを読む]
受信: 2014年7月25日 (金) 17時23分
» ノア −約束の船ー [みすずりんりん放送局]
『ノア −約束の船ー』を観た。
【あらすじ】
夢の中で世界滅亡を意味するかのような光景を目にしたノア(ラッセル・クロウ)。それが神からのお告げであり、全世界を飲み込むほどの大洪水がやって来ると悟った彼は、その日から家族と共に一心不乱になって巨大な...... [続きを読む]
受信: 2014年7月25日 (金) 18時25分
» 大洪水~『ノア 約束の舟』 [真紅のthinkingdays]
NOAH
旧約聖書 『創世記』 より。堕落した人間たちに怒った神は、大洪水を起こし
て人類を滅ぼそうとする。啓示を受けたノア(ラッセル・クロウ)は、自らの家族
と全ての動物たちのつがいを乗せるため、方舟を作り始める。
才人ダーレン・アロノフスキーの次回作が 「ノアの方舟」 伝説に基づくもの
であると知ったとき、意外な印象を受けた。しかし、厳しい批判...... [続きを読む]
受信: 2014年7月26日 (土) 11時51分
» ノア 約束の舟 [C’est joli〜ここちいい毎日を♪〜]
ノア 約束の舟
14:米
◆原題:Noah
◆監督:ダーレン・アロノフスキー「ブラック・スワン」「レスラー」
◆主演:ラッセル・クロウ、ジェニファー・コネリー 、レイ・ウィンストン、エマ・ワトソン、アンソニー・ホプキンス、ローガン・ラーマン、ダグラス・ブース
◆S...... [続きを読む]
受信: 2014年7月26日 (土) 23時24分
» ノア 約束の舟 [映画的・絵画的・音楽的]
『ノア 約束の舟』を吉祥寺オデヲンで見ました。
(1)予告編を見て興味を持ったので映画館に行ってみました。
本作(注1)のはじめの方では、アダムからノアまでの系譜が辿られた後(注2)、成人したノアに対して父のレメクが「アダムの子孫のお前が仕事を引き継ぐ...... [続きを読む]
受信: 2014年7月28日 (月) 21時49分
» 「ノア 約束の舟」 [ヨーロッパ映画を観よう!]
「Noah」2014 USA
ノアに「ニューヨーク 冬物語/2014」のラッセル・クロウ。
ナーマに「リトル・チルドレン/2006」「ブラッド・ダイヤモンド/2006」「帰らない日々/2007」「そんな彼なら捨てちゃえば?/2009」「ニューヨーク 冬物語/2014」のジェニファー・コネリー。
トバル・カインに「ディパーテッド/2006」「こわれゆく世界の中で/2006」「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国/2008」「ロンドン・ブルバード -LAST BODYGUARD-/2... [続きを読む]
受信: 2014年7月29日 (火) 15時39分
» 「ノア 約束の舟」、旧約聖書「創世記」のノアの箱舟伝説を基に映画化 [ひろの映画日誌]
おススメ度 ☆☆☆
聖書の伝説に興味ある方 ☆☆☆☆
予告編でも、かなり体感できる、ノアの洪水。
まあ、これがメインではあるが、後半は、神の啓示を守ろうとするノアと人の命を大切にしようという家族との確執が丁寧に描かれます。
ちょっと、日本人には理解しにく...... [続きを読む]
受信: 2014年7月30日 (水) 08時59分
» ノア 約束の舟 [映画好きパパの鑑賞日記]
よく知られたノアの箱舟伝説の映画化。ダーレン・アロノフスキー監督だけあって、人間の醜さを映し出しており、各国で上映禁止になるのも分かる気がします。一神教の恐ろしさは、日本人の感覚とは全然違いますね。 作品情報 2014年アメリカ映画 監督:ダーレン…... [続きを読む]
受信: 2014年7月31日 (木) 15時24分
» ノア 約束の舟 [迷宮映画館]
アロノフスキーの行きたいところがよくわかんない。。 [続きを読む]
受信: 2014年8月 9日 (土) 09時24分
» ノア 約束の舟 [いやいやえん]
【概略】
ある夜、ノアは眠りの中で、恐るべき光景を見る。それは、堕落した人間を滅ぼすために、すべてを地上から消し去り、新たな世界を創るという神の宣告だった。大洪水が来ると知ったノアは、妻ナーマと3人の息子、そして養女イラと共に、罪のない動物たちを守る箱舟を造り始める。やがてノアの父を殺した宿敵トバル・カインがノアの計画を知り、舟を奪おうとする。壮絶な戦いのなか、遂に大洪水が始まる……。
史劇・ドラマ
ただの宗教映画ではないので、案外と日本人のほうが受け入れやすいのかも。聖書として正... [続きを読む]
受信: 2014年9月17日 (水) 10時46分
» 箱舟のその先は・・・ [笑う社会人の生活]
14日のことですが、映画「ノア 約束の舟」を鑑賞しました。
ノアはある夢を見て それが神のお告げであり世界が大洪水に飲まれ滅びる悟り、家族と共に巨大箱舟を作りを始める
しかし、ノアの父を殺した宿敵カインらは力づくで箱舟を奪おうとする争いの最中に大洪水が始ま...... [続きを読む]
受信: 2014年11月24日 (月) 23時03分
» 「ノア 約束の舟」 [ここなつ映画レビュー]
鬼才ダーレン・アロノフスキー監督作品。ダーレン・アロノフスキーは何処へ行こうとしているのだろう?一度何処か遠〜い所へ行ってしまって、ありゃりゃと思っていたのが帰って来て。胸を撫で下ろしたのも束の間、今度は「巨匠」の方へ旅立って行く貴方。素晴らしい作品だった。それは間違いない。映像のスペクタクル、人の弱い心から生まれる葛藤。(勝手に)イメージしていた好々爺とは違うノアの存在感。そう、存在感。ラッセル・クロウの圧倒的な存在感はすごいものがあった。ノアがすごい人物に見えたのは、ノアの苦労や信念やそれに基づ... [続きを読む]
受信: 2015年1月 6日 (火) 10時02分
コメント
ここなつさん、こんばんは!
>コメント欄への書き込みが遅くなってしまいました。申し訳ありません。
いえいえ、お気になさらずに・・・。
お時間あるときにこちらのブログ、覗きに来てください。
今年もよろしくお願いします。
投稿: はらやん | 2015年1月27日 (火) 20時24分
はらやん様
こんばんは。ここなつです。
年明けから仕事が立て込んでしまい、せっかく当ブログにご訪問&コメントを下さったのに、当ブログのコメント欄への書き込みが遅くなってしまいました。申し訳ありません。
ということで、今年はまだほとんど映画を観ていないのですが、今後ともよろしくお願いします。
投稿: ここなつ | 2015年1月24日 (土) 20時47分
ここなつさん、こんにちは!
おっしゃる通りですね。
アロノフスキーは人が何かに取り憑かれてしまう様子を描くのがとてもうまい。
本人にもどうしようもない執着心に振り回される様子が狂気に見えるのでしょうね。
コメント、TBは古い記事でも歓迎です。
今後ともよろしくお願いいたします。
投稿: はらやん | 2015年1月12日 (月) 09時07分
こんにちは。
この監督は、狂気を描くのがとても上手だと思います。
そして、ご自身は…どこへ行ってしまうのだろう?と思っていた「ファウンテン 永遠につづく愛」から、見事に(笑)こっちの世界に返って来てくれた人だと思います。
最近では大作が続いていますよね。
だいぶ前の作品を今になってupしたもので、遅くにTBさせていただく失礼、ご了承ください。
投稿: ここなつ | 2015年1月 6日 (火) 13時15分
sakuraiさん、こんばんは!
僕はこの作品は何かを信じた者の、狂気にも似た思いだと感じました。
アロノフスキーの作品に共通するテーマかなと。
ただそのあたりが出て来たのが洪水以降だったので、sakuraiさんのおっしゃるちぐはぐ感もわかります。
スタジオといろいろとあったという話も聞きますので、その辺が作品に現れちゃっているのかもしれないですね。
投稿: はらやん | 2014年8月10日 (日) 17時55分
描きたい!気持ちはわかるんですが、いろいろとちぐはぐ感を感じて、どうもすとんと落ちませんでした。
普通に描いてもらった方が・・。
投稿: sakurai | 2014年8月 9日 (土) 09時24分