「悪の法則」 人と運命、獣と弱肉強食
本作が始まる時「劇中のスペイン語は制作者の意図により字幕が出ない」という内容のおことわりがでていました。
この映画を観ていると「制作者の意図」とは何かがわかります。
主人公である弁護士”カウンセラー”は出来心で裏社会のビジネスに手を染めますが、ちょっとしたアクシデントからメキシコ人組織に狙われることとなります。
メキシコの麻薬組織はアメリカのアクション映画などで敵役で出てきたりしますが、けっこうステレオタイプな描き方をされることが多いですよね。
しかし本作はその存在は非常に極悪で、得体がしれないものとして描かれています。
その組織にはまったく人間性というものを感じられません。
組織の人間は画面に出てきますが、彼らが話すスペイン語には訳がついていないので、何を話しているかわかりません。
それによって、より得体の知れなさが深まります。
この得体の知れない存在は、メキシコ人の裏組織といった具体的な存在ととらえるよりは、人の手ではどうしようもない運命の象徴と受け取ったほうが良いかもしれません。
カウンセラーは悪事に手に染めていることを自覚していました。
彼は自分が頭が良いと思っているのでしょう、おそらく裏社会とのビジネスもうまくさばけると思っていたのに違いありません。
カウンセラーの友人ライナーもいっしょに裏のビジネスに手を染めていましたが、彼は危険性は知りつつも、それほど深く考えるたちではなく、己の欲望に流されるように生きている感じがします。
そしてカウンセラーに幾度となく警告をするウェストリーにしても、自分は如才なく立ち振る舞えると考えていますが、そんな彼もより大きな闇に囚われてしまいます。
この三人は「なんとかなるだろう」「なんとかできる」というほのかな望みを持って、負のスパイラルとなっていく運命に抗おうとしますが、その試みは全くもってなす術もなく、すべて打ち砕かれます。
彼らの行く末を握っているのはメキシコ人の裏組織なわけですが、それは先ほど描いたように抗えない運命の象徴だと言えます。
物語の終盤でカウンセラーがある人物と話す会話の中で、「世界」という言葉が出てきます。
カウンセラーは最悪な状況に一変してしまった自分の世界を元に戻す可能性があるのではないかと一縷の望みを持ちます。
しかし相手は、もうすでに選択はされてしまっている、その時点で世界は別物になったというような非常に哲学的なことを言います。
ちょっと飛躍してしまいますが、宇宙論にはマルチユニバース(多元宇宙論)という考え方があります。
何かしらの選択があったときに世界はその選択をした場合、しなかった場合とで分岐し、その後は複数の世界がパラレルに進んでいくという考え方です。
この考え方は選択のたびごとに世界は分岐するので、宇宙は無限に存在します。
分岐してしまった世界は元の世界に戻ることはありません。
カウンセラーは悪事に手を染めようとしたときにすでにその後の悲劇へ繋がる運命を選んでしまった。
その選択による結果はどう抗っても、人間の浅知恵では変えることができない。
他の二人についてもそうです。
抗えない運命、それに対して人間が哀しいほどのに無力であることが感じられました。
登場人物の中で、ひとりそのような哀しい存在としての人間を超越している人物がいます。
それがキャメロン・ディアスが演じるマルキナです。
彼女はライナーに「何を考えているかわからない女」と言われるように得体の知れなさがあります。
マルキナは人間というよりも、どちらかというと猛獣のような存在として描かれます(彼女がチーターのような入れ墨を背中にいれているのは捕食者であることを象徴している)。
彼女は世界を強い者が勝ち、弱い者は滅ぼされる弱肉強食の世界と捉えています。
滅ぼされる弱い者に対する憐憫は彼女の中にはなく、自分が彼らを食いちぎり生き残っていこうとします。
彼女にとってそれが世界のありようなのでしょう。
メキシコ人の組織は、彼女から見れば捕食者である別の猛獣という捉え方なのだと思います。
彼らと戦い、結果的にはどちらかが勝つ。
おそらく彼女は負けたとしても、その運命を悲観することはないのだと思います。
獣は倒された時、自分の運命を顧みることはありません。
マルキナはただ弱いから負けたと思うだけでしょう。
彼女にとって抗いがたい運命というものはそもそも存在しないのかもしれません。
獣にとって時間という概念がないように、彼女には「今」しかないのでしょう。

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監督: リドリー・スコット
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出演: マイケル・ファスベンダー 、ペネロペ・クルス 、キャメロン・ディアス 、ハビエル・バルデム 、ブラッド・ピット 、ブルーノ・ガンツ 、エドガー・ラミレス 、ゴラ...... [続きを読む]
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「The Counselor」2013 USA/UK
カウンセラーに「プロメテウス/2012」のマイケル・ファスベンダー。
ローラに「ローマでアモーレ/2012」のペネロペ・クルス。
マルキナに「ホリデイ/2006」「べガスの恋に勝つルール/2008」「私の中のあなた/2009」「運命のボタン/2009」「モネ・ゲーム/2012」のキャメロン・ディアス。
ライナーに「トゥ・ザ・ワンダー/2012」のハビエル・バルデム。
ウェストリーに「ツリー・オブ・ライフ/2011」「ワールド・ウォー... [続きを読む]
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» 悪の法則 [メルブロ]
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上映時間 1時間58分
監督 リドリー・スコット
出演 マイケル・ファスベンダー(カウンセラー) 、 ペネロペ・クルス(ローラ)
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コメント
ブリさん、こんにちは!
マルキナのキャラクターは一般人からするとどうにも理解しがたい人物なんですよね。
他の人間への共感性というのが全くない。
彼女にとっては自分、今、しかないんですよね。
彼女にとって生きる法則は、動物と同じく「弱肉強食」なのでしょう。
投稿: はらやん | 2014年1月 4日 (土) 08時29分
ふうむ。なるほろねぇ。マルキナの考察は面白いです。
スピンオフとして彼女主演の「悪の法則」をやってもらいたいですねw。
投稿: ブリ | 2014年1月 4日 (土) 06時24分