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2013年11月10日 (日)

「清須会議」 日本のクレイジーな人

本作は三谷幸喜さんが脚本・監督をする初の時代劇作品です。
戦国時代を舞台とする時代劇と言っても、合戦シーンが出てくるわけではありません。
タイトルに「会議」とあるように、織田信長の後継を選ぶための評定を題材にしていて、三谷さんらしいシチュエーションドラマになっています。
概要を雑誌で読んだときは、戦国時代の「十二人の優しい日本人」みたいな感じなのかな、と思いました。
想像していたよりは会議のシーンばかりではなく、それの前段の根回しのようなところから描いていましたが、それぞれ個性あるキャラクターのやりとりなどは三谷さんらしさを感じました。
評定で、思い通りにいかずにすねちゃう柴田勝家は、「十二人の優しい日本人」で梶原善さんが演じていたサラリーマンのような感じでしたね。

さて、前日に「スティーブ・ジョブズ」を観ていたせいか、本作に登場する豊臣秀吉も「クレイジーな人」であったのだなと思いました。
ジョブズの言う「クレイジーな人」とは世の中を自分が変えられると思っていて、それを実現してしまう人のことですが、まさに秀吉もそのような人物であったのだろうと。
秀吉は本作のラストで前田利家に世の中を変えられるのは自分だけというようなことを言いますが、彼には乱世を統一した先の世の中のビジョンが見えていたのでしょうね。
そのビジョンを実現するために、情のないこともするし、前例にないこともする。
それで人は秀吉を変人と言うのかもしれないですが、まさに世の中を変える「クレイジーな人」であったのですね。
そういう意味では本作ではあまり触れられていないですが、織田信長も「クレイジーな人」であったのかもしれません。
織田信長はそれまでの価値観を破壊し、新興の織田家を日本有数の武家としました。
しかしその破壊力故に、賞賛するものもいれば、苦々しく思うものもいたのだと思います。
そして天下をとる寸前で家臣に命を奪われました。
それは昨日観た「スティーブ・ジョブズ」でジョブズがその激烈な性格、ビジョン実現への容赦のなさでAppleを追われた姿と重なります。
再びAppleに戻ったジョブズは、ビジョナリーとしての優れた点を持ちながらも、経営者として人々をまとめ新たな仕組みを作り、世の中を変えることを成し遂げます。
これは信長の後を継ぎ、天下統一を果たし、世の中の仕組みを変えた秀吉に通じるものを感じますね。
清須会議という場は、言うなれば織田家の取締役会のようなものだったわけで、それが本作と「スティーブ・ジョブズ」に相通じるものを感じたところだったかと思います。
本作の柴田勝家は、ジョブズによって放逐された会社立ち上げ時のメンバーとかぶります。
織田家を大きくするに当たっては、戦上手な武将の価値は高く、それにより厚く用いられました。
しかし天下統一が見えてきた時、ただの戦上手とは違う能力を持った人が必要とされたのですね。
言わば経営者的センスが必要だったわけです。
ジョブズの盟友であったスティーブ・ウォズニアックは技術者としては類いまれな才能を持った人物でしたが、Appleが巨大企業となったとき自らそこに居場所はないと会社を去ります。
柴田勝家も、本作のラストで秀吉に「俺の居場所はあるか?」と聞きますが、彼も自分が大きくなってしまった織田家には必要がないと感じていたのでしょう。
そういう意味で、本作は時代劇という形をとっていますが、現代にも通じる要素を持った作品になっているかと思います。

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コメント

zebraさん、こんばんは!

三谷監督は豪華な出演陣の個性を引き出していくのが真骨頂ですよね。
時代劇でもいかんなく発揮されていました。

投稿: はらやん | 2014年12月 9日 (火) 22時17分

きのう 土曜プレミアでみました。 いやぁ~ 食えない面々なやつらを 見事に ミッタニーは 演出で味付けしとったわ~

本能寺の変 ボッパぁ~ツゥゥ~~

英ちゃん(→篠井英介)演じた ”御屋形様”信長 死んじゃった~

千歳一隅の チャァァ~ンスッだぜぇい!!! 浅野っち(→浅野和之) 光秀 打ち取ったりぃ~ っと 大手柄のイズミン(大泉洋) ご満悦!!!

さぁって こんどは御屋形様の跡目争いじゃ~(まるで 仁義なき戦いじゃな!)

今度のライバルは役所ン(→役所広司)勝家!
 
妹君えんじた お京姐さん(→鈴木京香) ビックリ人間も真っ青の お歯黒顔!!! マジ キモ~イ(゜▽゜) 役者魂こもっとるわ~ (ホメてます)


お京姐さんのご機嫌取りにらっきょうですよ!らっきょう!!!

くっせえだろ!くっせえ~ と お京姐さんが ブーイング 役所ん 何を考えたのか お香が好きとかで らっきょうが 酢につけると美味になるとか ワケわからん理屈つけて 的外れプレゼント・・・(汗) 

一方 イズミンは イセヤン(→伊勢谷友介)演じた 三十郎信包にアンティックをプレゼント。 こっちはイセヤンのハートをゲットЪ(゜~^)

しかも、秘密兵器といわんばかりに、 体を張って ミッキー(→中谷美紀)も踊りを披露・・・

東京出身なのに 尾張訛りも板につきまくりのミッキー、さすがЪ(゜~^)

”ど・ち・ら・に・し・よ・う・か・な・ て・ん・の・か・み・さ・ま・の・い・う・と・お・り” の 優柔不断ぶりを演じきった 恒池田興役のコーイチ(→佐藤浩市)も 役所んとイズミン 両方からに引っ張られてやんの!

ここでも失敗ぽしゃったのは役所ん・・・越前のカニを毎年贈るって・・・オイオイ(汗;)

それに反して イズミンは 尼崎を任せると領地配分! カニと国持の座・・・ そりゃ 明暗わかれるってぇ~


極めつけは バカ殿信雄を見事に演じきった ブッキー(妻夫木聡)!

なんじゃ~こりゃあ~な ダメダメぶりをいかんなく発揮し過ぎ(>Δ<)!!!

女中に見とれてつまずくわ 旗取りなのに 走るだけで肝心の旗取りを忘れるわ あげく 内密な話なのに 「オレは聞かれても平気」と 席外しの意味を考えないKYぶり!!!

イズミンもハラハラ・・・天下を自分が握るには織田家の人間は傀儡でなければ困るのだが ここまで ろくでなしぶりを見せつけられると傀儡にも使えないじゃ~ん(やべえよ やべえ!!)

コヒさん(→小日向文世)長秀も 役所んにアドバイスしまくってたに 途中からイズミンに 乗り換えて 悩む悩む(自分の人生も将来に影響するからね!!)

が、決め手の 本能寺で討ち死にした 信忠を演じた6代目勘ちゃん(→6代目中村勘九郎 )の幼い三法師坊ちゃんのあやし術を ケン坊(→松山ケンイチ)から習得した イズミンが ふさわしいと みんなナットク(やはり 大義が立つもんが強い!)

 が、イズミンの悔いは 妹君お市の方をゲットできなかったコト・・・(TДT) (も~い~じゃん! アンタには 後継者になれたし、ミッキーがいるんだし・・)

会議が終わっても 役所んに 「筆頭家老としてご指南おねがいいます」としたてにでてたイズミン。
けど、腹では「近いうち役所ん 討つぞと」決心

役所んも イズミンの腹の内を 見抜いてたけどね!

さっすがなのは ミッタニー 食えない面々を見事に 演出で 味付けしまくっとッたわ!

投稿: zebra | 2014年12月 7日 (日) 12時07分

sakuraiさん、こんにちは!

時代劇でありながらも現代風刺という感じがした作品でした。
そういう点は三谷さんらしい時代劇だなと感じましたね。

投稿: はらやん | 2013年11月30日 (土) 15時04分

なるほどねえ。
スティーブ・ジョブスとの比較対象も面白そうですね。
S・Jはこれからなんで、ちょっと違う視点で見たいと思います。
わたしは個人的には、秀吉って人があまり好きじゃないんで、評価もあまりしないのですが、私的にはその辺も含めて、ぴったしの役あてでした。
三谷さんの歴史好きが高まりすぎて、無難に収まったかな~という印象もありました。

投稿: sakurai | 2013年11月28日 (木) 12時39分

みぃみさん、こんにちは!

そうですね、時代もそのときにマッチした人物というのがいるのでしょうね。
不思議なもので、時代はそういう人をちゃんと選んでいくんですね。
時代劇でありながらも、いつもの三谷さんの軽妙なタッチで楽しめる作品に仕上がっていました。

投稿: はらやん | 2013年11月23日 (土) 09時06分

こんにちは。
世界の歴史も日本の歴史も今に至るまでの経緯は似ていて…。
今ニュースを騒がせている色んな国を見ていても、同じ道たどるのね…と思ったりします。
時代に合った人がトップに立つのは国家も会社も同じ。
勝家というかつての功労者が身を引く場面は(後に倒されちゃいますが)、せつなかったです。

なんやかんやいいながらも、お国のため、ひいては全国のために登場人物達が動いている姿を描いてあったのは三谷さんらしいな~と。
歴史もよくわかって、面白かったです☆。

投稿: みぃみ | 2013年11月22日 (金) 11時23分

Agehaさん、こんばんは!

>ヅラをかぶった「ビジネスマンあるある」な
そうそう!
組織が成長する中で、そこに求められる人の能力が変わっていくというような話でもあるように思いました。
そういうのをうまく時代劇で風刺していましたね。

投稿: はらやん | 2013年11月11日 (月) 22時14分

>織田家を大きくするに当たっては、戦上手な武将の価値は高く、それにより厚く用いられました。
しかし天下統一が見えてきた時、ただの戦上手とは違う能力を持った人が必要とされたのですね。

跡目相続だけじゃなくて
世代交代による組織改革と意識改革。
人脈を掌握したもん勝ちだったようですね・・・。

歴史ものというよりは
ヅラをかぶった「ビジネスマンあるある」な
コメディでした。楽しかったですよん♪

投稿: Ageha | 2013年11月11日 (月) 13時02分

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受信: 2013年12月 2日 (月) 20時47分

» 清須会議 [C’est joli〜ここちいい毎日を♪〜]
清須会議 13:日本 ◆監督:三谷幸喜「ステキな金縛り」「ザ・マジックアワー」 ◆主演:役所広司、大泉洋、小日向文世、佐藤浩市、妻夫木聡、浅野忠信、寺島進、でんでん、松山ケンイチ、伊勢谷友介、鈴木京香、中谷美紀、剛力彩芽、坂東巳之助、阿南健治、市川しんぺ...... [続きを読む]

受信: 2013年12月 5日 (木) 23時58分

» 清洲会議 監督の迷いか観る方の思い込みか… [No War,No Nukes,Love Peace,Love Surfin',Love Beer.]
【64うち今年の試写会8】 本能寺の変によって織田信長が亡くなり、筆頭家老の柴田勝家(役所広司)と羽柴秀吉(大泉洋)が後見に名乗りを上げた。勝家は三男の信孝(坂東巳之助)、秀吉は次男の信雄(妻夫木聡)を信長亡き後の後継者として指名し、勝家は信長の妹・お市(鈴木京香)、秀吉は信長の弟・三十郎信包(伊勢谷友介)を味方にする。そして跡継ぎを決めるための清須会議が開催されることになり、両派の複雑...... [続きを読む]

受信: 2013年12月 6日 (金) 17時20分

» 清須会議 [映画の話でコーヒーブレイク]
11月は何やかやとちょっと忙しく映画館に足を運ぶ余裕がなかったので、今回久しぶりの劇場鑑賞 となりました。 公開からほぼ1ヶ月が経過しているので、平日なら空いているだろうと思って行ったら… なんとまぁ〜!ほぼ満席なのでした。 三谷幸喜、人気あるねぇ〜、恐る...... [続きを読む]

受信: 2013年12月 7日 (土) 02時23分

» 清須会議 [ダイターンクラッシュ!!]
2013年11月16日(土) 15:30~ TOHOシネマズ川崎5 料金:0円(フリーパスポート) パンフレット:未確認 期待していたものとちょっと違う 『清須会議』公式サイト フリーパスポート14本目。 三谷喜劇の最高峰とかの文句で宣伝していたのだが、それ程笑えるものでない。 西田敏行のゲスト出演くらいだ。 悪くは無いのだが、「マジックアワー」や「THE有頂天ホテル」のほうが楽しかった。 お勧め度:☆☆☆ 更科六兵衛度:☆☆ 俺度:☆☆☆ ... [続きを読む]

受信: 2013年12月10日 (火) 23時33分

» 清州会議 [単館系]
清州会議 11/9公開 池袋シネマ・ロサ 本能寺の変によって織田信長が亡くなり、筆頭家老の柴田勝家(役所広司)と 羽柴秀吉(大泉洋)が後見に名乗りを上げた。 勝家は三男の信孝(坂東巳之助)、秀吉は次男の信雄(妻夫木聡)を信長亡き後の 後継者として指名し、勝家は信長の妹・お市(鈴木京香)、秀吉は信長の弟・三十郎信包 (伊勢谷友介)を味方にする。 そして跡継ぎを決めるための清須会...... [続きを読む]

受信: 2013年12月27日 (金) 23時42分

» 清須会議 [ルナのシネマ缶]
歴史的に有名な清須会議を 三谷幸喜監督流にエンタメ化した 娯楽作品です。 清須会議の内容を知っていれば それなりに楽しめますし 結構笑えます。 本能寺の変で織田信長が亡くなった後、 織田家後継者と領地配分を決めるために、柴田勝家(役所広司)や 羽柴秀吉(大泉洋)らが一堂に会した清須会議が開催されることになり、 両派の複雑な思惑が交錯していく・・・。 さすがに三谷幸喜作品だけあって、豪華なキャスト陣が勢揃いしています。 秀吉と勝家の掛け合いや池田恒興役の佐藤浩市、... [続きを読む]

受信: 2014年1月13日 (月) 00時13分

» 清須会議 [Spice -映画・本・美術の日記-]
「清須会議」を観てきました。 織田信長死後、家臣らが後継者を決めるための会議が開かれる。 柴田勝家(役所広司)は信長の三男でしっかり者の信孝(坂東巳之助)を、羽柴秀吉( [続きを読む]

受信: 2014年1月18日 (土) 14時32分

» 『清州会議』 [beatitude]
天正10年(1582年)。本能寺の変で、一代の英雄・織田信長(篠井英介)が明智光秀(浅野和之)に討たれた。跡を継ぐのは誰かhellip;hellip;。後見に名乗りをあげたのは、筆頭家老・柴田勝家(役所広司)と後の豊臣秀吉・羽柴秀吉(大泉洋)であった。勝家は、武勇に秀で聡...... [続きを読む]

受信: 2014年1月20日 (月) 01時40分

» 運命の会議のために [笑う社会人の生活]
18日のことですが、映画「清須会議」を鑑賞しました。 本能寺の変で織田信長が亡くなった後、織田家後継者と領地配分を決めることになり 候補となった柴田勝家と羽柴秀吉、彼らの票集めとそれを決める清須会議の全貌とは・・・ 三谷幸喜の新作、前作が法廷モノでしたが ...... [続きを読む]

受信: 2014年1月25日 (土) 21時38分

» 「清須会議」 [ここなつ映画レビュー]
とにかくもう、観たくて観たくて。予告編の頃から心待ちにしていました。 東京国際映画祭のクロージングで抽選チケットに応募するも二回外れ、正規販売日には秒殺でSoldOut。息子よごめん、公開まで待て、と、なんだかんだで今になってしまった。 織田信長の死後の後継者を決める「清須会議」。史実のディテールはどうあれ、この作品の展開は、公式サイトによると(ちょっとだけ加筆したけど)こんな感じである。 天正10年(1582年)本能寺の変。一代の英雄織田信長が死んだ―。跡を継ぐのは誰か? 後見に... [続きを読む]

受信: 2014年2月19日 (水) 16時05分

» 清須会議 [いやいやえん]
清洲会議(清須会議)とは、安土桃山時代の天正10年6月27日(1582年7月16日)に開かれた、織田氏の継嗣問題及び領地再分配に関する会議である。 天正10年に本能寺と二条城でそれぞれ亡くなった織田信長と嫡男・織田信忠。明智光秀は山崎の戦いで羽柴秀吉に討たれ、織田家後継者及び遺領の配分を決定することを目的に、尾張・清洲城で開催されたこの会議に出席したのは、織田家重鎮である柴田勝家、丹羽長秀、羽柴秀吉、池田恒興の4人(滝川一益は関東地方へ出陣中で欠席だったらしい)。 会議の結果は歴史上知っ... [続きを読む]

受信: 2014年5月18日 (日) 09時44分

» 14-100「清須会議」(日本) [CINECHANが観た映画について]
これは評定という名の戦だな  天正10年(1582年)。天下統一を目前にした織田信長が、本能寺の変で命を落とす。長男の忠信も討ち死にし、にわかに織田家の後継争いが勃発する。  筆頭家老・柴田勝家と明智討伐の功労者・羽柴秀吉が後見に名乗りを上げ、それぞれ三男の信孝と次男の信雄を推して激しく対立する。  そんな中、2人が共に秘かな思いを寄せるお市様は、秀吉への恨みを晴らすべく勝家に加勢、一方の秀吉は軍師・黒田官兵衛を使って様々な奸計を巡らせていく。互いに一歩も引かぬまま、いよいよ決戦の清...... [続きを読む]

受信: 2014年6月21日 (土) 17時18分

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