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2013年11月17日 (日)

本 「封印再度」

森博嗣さんの「S&Mシリーズ」の第5作です。
前作の「詩的私的ジャック」を読んでからだいぶ時間が経ってしまいました。
このシリーズの探偵役のひとりの犀川は興味のないことにはあまり頓着しない理系男というイメージがあります。
探偵役の相棒の西之園萌絵は犀川一途にアタックをかけるわけですが、あまり犀川はかまっていないような感じがありました(とはいえ萌絵のことを憎からず思っていることは伝わってきます)。
が、本作では珍しく犀川が萌絵に関することで動揺するところが描かれます。
それがけっこう新鮮な感じがしましたね。
読んでいる自分も動揺しましたが(笑)。
本作のトリックは森さんらしい非常にロジカルな仕掛けでありました。
一見不可能に思えることも物理的に説明可能であるトリックであるというところ森さんのミステリーの真骨頂ですよね。
本作はそれが特に洗練されているような印象を受けました。

「封印再度」森博嗣著 講談社 文庫 ISBN4-06-264799-0

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コメント

Yuhiさん、こんにちは!

そうそうあの二人の関係はなかなか進まないですよねー。
ミステリーの中身はかなりロジカルなものだったりしますが、二人の関係はライノベ的な感じもあって、不思議なバランスでした。
本作のタイトルも凝っていましたよねー。

投稿: はらやん | 2013年11月25日 (月) 07時22分

こんばんはー!いつもTBさせて頂いているのに、なかなかコメできなくて、すみません^^;

私も森博嗣さんの「S&Mシリーズ」は、好きでよく読んでいました。
推理小説なのに、理系っぽいところが、当時はすごく新鮮で面白かった覚えがあります。
犀川と萌絵の進展しそうでなかなか進展しない関係も、やきもきしながら読んでいました。
タイトルも一風変わっていて面白いですよね。読み終わったあとで、タイトルを見てみると、なるほどなーと思うところが結構ありましたよ(^^)

投稿: Yuhi | 2013年11月24日 (日) 23時41分

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