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2013年6月 8日 (土)

「グランド・マスター」 確かにウォン・カーウァイの作品ではあるのだが・・・

「恋する惑星」や「マイ・ブルーベリー・ナイツ」など、他の誰とも違う独特の映像美を持つウォン・カーウァイがカンフー映画を撮るということを聞き、意外だと思いながらも、また期待したいとも思いました。
中国系の監督ではアン・リー(台湾)が「グリーン・ディスティニー」、チャン・イーモウ(中国)が「HERO」「LOVERS」で、その監督らしい個性のある映像美と、カンフーという武術の動きの美しさを新しいスタイルで提示していたので、ウォン・カーウァイはどのようなものを見せてくれるのかと思ったのです。
ウォン・カーウァイの映像は、彼のサインが入っているかのように個性的です。
光の使い方、色の使い方などは、他の監督とは明らかに違う。
そのセンスでカンフーを撮ったら、どのようになるのか・・・。
物語の中心となるイップ・マンをトニー・レオン、ゴン・ルオメイをチャン・ツィイーがキャスティングされていますが、この二人は演技だけでなく、今までの映画でもカンフーアクションの美しく演じていますので、さらに期待は高まります。
さて、本作を観ての印象ですが・・・。
確かに他の作品と同様に本作「グランド・マスター」は、ウォン・カーウァイの刻印が入った美しい映像を見せてくれます。
ただし美しいカンフーの動きが堪能できる作品であったかというとそうではないかと思いました。
さすがトニー・レオン、チャン・ツィイーの動きは激しいながらも、美しさを兼ね備えています。
その動きを観たいのに・・・。
やたらとカットを細かく切る、カメラが動きまくる、アップを多用する、等でその動きの美しさが味わえません。
カンフー映画ではなく、ウォン・カーウァイの映像を観るというスタンスであればよいのでしょうけれども。
彼は別にカンフー映画を撮ったわけではなく、題材としてカンフーを取り上げただけだと言うかもしれません。
ただ個人的には彼の映像美とカンフーの美しさが相乗効果で、今までにない美しさ期待していたのですよね。

イップ・マン(葉問)は最近は映画の主人公として取り上げられることあり、知名度が上がってきましたよね。
彼はブルース・リーの師匠として有名ですが、彼が使っていた拳法が詠春拳。
動く距離を短く、腕を伸ばし切らずに打ち込むのが特徴の拳法です。
片やゴン・ルオメイが駆使するのが八卦掌。
拳ではなく掌で攻撃を加え、その足さばきは円を描くようです。
ひとくくりにカンフーと言いながらも、それぞれに個性的な二つの拳法は映像でもその違いがわかりますよね。
二つの拳法の対称的な個性は、それを駆使する拳法家イップ・マン、ゴン・ルオメイという二人の登場人物でも表れています。
南と北。
男と女。
ルオメイは代々拳法を継承している家の生まれであることに使命を感じ、しかしながら女であることでそれを次世代に伝え継承することができません。
家は兄弟子が継ぐこととなっていましたが、師匠である父を殺してしまったことにより、家はそして拳は奪われてしまう。
それを取り戻すことがルオメイの望みとなったのです。
しかしそれを成し遂げたとしても、女であるが故に伝えられない。
伝えたいと願いながらも、伝えられないというもどかしさをルオメイは持っています。
対してイップ・マンは詠春拳という拳法を極めながらも、それを自分の流派として伝承していくことに熱意を持ちません。
結局、流れてたどり着いた香港において、生活するために道場を開き、そこに人が集まり、詠春拳は広まっていくことになるのです。
彼の弟子の中に、前述のブルース・リー(彼は詠春拳に西洋の格闘技の要素を取り入れジークンドーとした)がおり、それにより詠春拳は世界に広がっていきます。
ルオメイは継承していきたいと思いながらもその想いを果たせず、そしてイップ・マンは歴史の荒波の中での偶然により彼の拳法は世に広まっていったのですね。
このようにこの二人の登場人物は対照的でありました。
そう考えると、もう一人登場する八極拳の使い手である一線天(カミソリ)の立ち位置がやや曖昧です。
ルオメイと絡むかと思いきや、ほぼすれ違うだけでありますし、イップ・マンとは出会いもしません。
それが歴史的事実なのかもしれないですが、物語としてこの人物を登場させた意味合いはよくわかりませんでした。

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コメント

sakuraiさん、こんばんは!

予告で期待させられていた雰囲気と違ったから肩すかし感はありますよね。
これがウォン・カーウァイだといわれればそれまでなのですが・・・。

投稿: はらやん | 2013年7月 6日 (土) 10時02分

うーん、歴史的にそうなんだとしても、なんかなあ~感がぬぐえません。今年一番の肩すかし、がっくりナンバー1映画になりそうです。

投稿: sakurai | 2013年7月 1日 (月) 08時38分

ノラネコさん、こんにちは!

そうですね、カンフー映画として観に行ってしまったため、「あれ?」って感じでした。
これが彼の作風ではあるんですけれどね。
確かに彼の作品はいつもガチガチに構築された感じはなく、どちらかというと雰囲気というかなんとなくの流れの気持ち良さ重視であるような感じがします。

投稿: はらやん | 2013年6月13日 (木) 10時22分

功夫映画として観ると肩透かしですが、この映画の持つ叙情性は私はかなり好きです。
カミソリのキャラクターに関してはちょっと記事の方で推理してみました。
もっともウォン・カーウァイが何も考えてないという可能性のほうが高そうですが。

投稿: ノラネコ | 2013年6月12日 (水) 22時57分

まっつぁんこさん、こんばんは!

そうですよね。
監督のカラーはとても出ていましたが、それがこの題材とピッタリだったかはちょっと微妙だなと思いました。

投稿: はらやん | 2013年6月 9日 (日) 19時29分

「一線天(カミソリ)の立ち位置がやや曖昧」同意。
最後に一戦あるのかと思ったら何もナシ。
ウォン・カーワァイ節は貫いたものの中途半端な感は否めませんでした。

投稿: まっつぁんこ | 2013年6月 9日 (日) 17時49分

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