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2013年4月13日 (土)

本 「ローカル線で行こう!」

久しぶりに読んだ真保裕一さんの本。
真保さんの作品だと「連鎖」「取引」などの通称「小役人シリーズ」などが好きですね。
「小役人シリーズ」は日頃僕らがよく知らない職業の登場人物を主役にし、それとミステリーをミックスするというスタイルでした。
よく知らない職業の中身についてかなり取材をし、それに関わる人々を描くというところは最近ジャンルとして確立してきている「お仕事系」の走りだったかもしれません。
最近のその手の作品よりはミステリー風味が入っている分、シリアスではありましたが。
その後、人の情愛とか、社会的にもシリアスなテーマの作品を多く手がけていましたが、本作は久しぶりにライトな感じのテイストの作品になっていました。
僕が読んだ真保さんの作品の中では「ダイスをころがせ!」に近いかな。
「デパートに行こう!」とテイストは似ているようですが、そちらのほうは未読です。
本作は最近の「お仕事系」の系統に近く、地方の第三セクターのローカル線の社員たちの奮闘記という話になります。
それに真保さんらしいミステリー的な要素がからみます。
とはいっても人が死ぬといった深刻な話ではありません。
最近の真保さんのシリアスさとは違い、ライトな感覚で書かれているのでスルスルと読める作品です。
読後感も爽やかですね。

「ローカル線で行こう!」真保裕一著 講談社 文庫 ISBN978-4-06-218217-1

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廃線間近の赤字ローカル線。 そこの社長に赴任してきたのは新幹線で車内販売していた31才のカリスマ女性。 さあ〜、みんなで力合わせて黒字にするぞ〜! ストーリーは王道。 話がとんとん拍子に進んでいくのでちょっと物足りなかったかな〜。 「ええ〜、この後ど...... [続きを読む]

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