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2013年4月29日 (月)

「怪物くん(テレビドラマ)」 子供向け、大人向け、絶妙な匙加減

先に中村義洋監督の劇場版のほうを観賞していました。
テレビドラマの方はけっこう視聴率も良かったということで、やっと観てみました。
映画のほうの印象だとけっこう子供向けのものかなと思っていました。
ま、子供にウケる作品だとは思いますが、「お子様向け」というだけではなくて大人が観ても観賞には堪えられるものになっていたと思います。
漫画と同じように、ドラマも怪物くんは怪物ランドの王子で、王になるための修行としてお供を3人連れて人間界にやってきています。
そこで出会ったのが、ウタコとヒロシの姉弟。
怪物くんは人間界でのいろいろな出来事を経験して、学び成長していくというのが本作の大きな流れになります。
そこで学ぶのは「友達」だったり、「お金」だったり、子供でも身近なこと。
でもそこで描かれているのは単に友達を大切にしようとか、お金は大事にしようとかそういうことではなくて。
お金にしても、人の強欲さのようなものもしっかり描いていて、そのマイナス面なども意外としっかりと描いています。
「お年寄りを大切にしよう」というのがテーマの回も、昨今の超高齢化社会の老人介護の課題を伺わせるようなところもあり、大人が観てもいろいろ考えさせられるようなところがありました(けっこうこの回は泣けた)。
とはいえ、基本線としては「子供向け」という線はしっかりと守っているので、深い課題などがわからない子供が観ても楽しめるようになっている匙加減は上手だと思いました。
これは偏に大野智さんが怪物くんというキャラクターをうまく料理したというところにあるかなと。
あの漫画の怪物くんを実写でそのままビジュアル的に完コピするのは難しいところはあったかと思います。
頭身違うし。
でもあの格好をして大野さんが演じると、なんだかあまり違和感はないのですよね。
仕草とか表情とかけっこうデフォルメしたものとしていましたが、似せようとして無理をしているという感じはありませんでした。
漫画そのままというよりは、大野さんとしての怪物くんのキャラクターを確立させたということなのでしょうね。
一通り観て、視聴率がとれて好評であったというのがわかるな、と感じる作品でありました。
まずこの企画を実際にやろうと決めた製作陣がすごいなと思いました。
普通に考えるとかなり無謀な企画であったのではないかな。

DVDの最終巻の最後にはテレビでやったスペシャル版も収録されていました。
こちらはどちらかというとギャグを前面に出したものでしたもので、教訓めいた話はなくけっこう漫画の雰囲気に近かったかなと。
その中でもベッキーさんが演じた怪子ちゃん(怪物くんのフィアンセ)がでてくる回がけっこうツボでした。
怪子ちゃんは原作にも出ていたと思いますが、あんまり記憶はなく。
ベッキーさんのハイテンションの演技っぷりがものすごく、それだけで笑ってしまいました。
まさにベッキー劇場という感じで、さすがの大野智さんも喰われていた感じがしました(笑)。

「映画 怪物くん」のレビューはこちら→

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