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2013年3月23日 (土)

「あぽやん~走る国際空港」 お仕事系、好きなんですよね

新野剛志さんの小説「あぽやん」「恋する空港 -あぽやん2-」を原作にしたテレビドラマです。
原作は既読でけっこう好きですね。
基本的にお仕事系はどれも好きなんですけれど。
ドラマは原作とほぼ同じ登場人物が出てきて、エピソードも原作のものを引用していますが、ストーリーは大きく変わっています。
ただキャラクターの性格などは原作に近く、ドラマ用に組み直したという感じですね。
主人公遠藤は伊藤敦史さん。
原作の遠藤はやや冷めている感じがありますが、それはよりはもっと熱く、一生懸命な感じが出ていました。
ドラマ的にはこのくらいの温度がいいかなと思います。
ツンケンしているセンダーの森尾は桐谷美玲さん、彼女はいい雰囲気出ていましたね。
とっつきにくいところとか。
その他のキャストもいい感じだったと思います。
枝元の山本裕典さんのみ原作とはだいぶイメージが違いましたけど。

最初に書きましたが、お仕事系は小説、ドラマ、映画を問わずけっこう好きなジャンルです。
一つはどんな仕事でも、外の人から見ると知らないことがたくさんあってそういうところに純粋に興味が引かれるということです。
本作では旅行会社の空港に常駐する社員センダーたちです。
旅行会社のツアーに参加したお客様を空港でお出迎えして、お送りする役割の仕事ですね。
たぶん海外旅行する方は接したことがあると思いますが、彼らの仕事の内容ってどのようなものか考えたか事はあまりないですよね。
そういう知らない仕事の内容(苦労も含め)というものを知ることができるというのが、こういうお仕事系ジャンルが好きな理由の一つなのかなと思います。
あとこういうジャンルが好きな理由は、多くの作品はその仕事に一所懸命の登場人物たちが出てくること。
その仕事が好きで、またその仕事の意義を感じて、仕事を懸命にやる姿というのに感動しちゃうんですよね。
仕事を生活するため、そのためのお金を稼ぐためと割り切っている方もいるかと思います。
けれどやはり人生の多くの時間を費やす仕事には、自分なりのやりがいを感じれたほうがいいはずだと思うんですよね。
仕事をしていれば、辛いこととか、逃げ出したいことっていうのも多々ありますが、そういうときこういうお仕事系の作品に接するとがんばろうと思えるんですよね。
本作で描かれるセンダーという仕事はあまり普段認識している人はいないと思います。
認識するときは、旅行のトラブルのときに文句を言う相手としてでしょう。
センダーの方たちは普段感謝をされることはあまりなく、クレームのときはとってもたいへんという仕事のような気がします。
けれどそれでもお客様が笑顔で旅立ってくれることに意義を感じている、だからこそ働ける。
主人公遠藤ははじめはその意義がわかりませんでしたが、その仕事を続けるに従って、自分の仕事の意義を感じ、好きになっていきます。
100人のうち99人はその仕事について何の関心がなくても、たった1人の人が「ありがとう」とか「行ってきます」と言ってくれるだけで、やりがいは出てくるものなのだと思います。
そういう言葉が聞きたくてやっているのではないでしょうか。
自分も仕事をしていて、実際のお客様と接するときがあります。
厳しいことを言われることもありますが、またとても喜んでくれる方もいらっしゃいます。
そういうお客様の言葉を聞くだけで、それまでの苦労はフッと飛んでいってしまうんですよね。
また、がんばろうという気分になる。
お仕事系の作品はそういう気分を思い出させてくれるジャンルです。
だから好きなんだと思います。

原作小説「あぽやん」の記事はこちら→
原作小説「恋する空港 -あぽやん2-」の記事はこちら→

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