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2013年2月16日 (土)

「ゼロ・ダーク・サーティ」 アメリカ、やはりちょっと恐い

イラク戦争を題材にした「ハート・ロッカー」でアカデミー賞を受賞したキャスリン・ビグローの最新作。
9.11の悲劇を起こしたアルカイダの首魁であるオサマ・ビンラディンの殺害をテーマにした作品です。
男以上に男らしい作品を作るキャスリン・ビグローらしい題材です。
ちなみにタイトルの「ゼロ・ダーク・サーティ」とはビンラディン殺害の作戦を実行したネイビーシールズが潜伏先に踏み込んだ時間、午前0:30のことだそうです。
「ハート・ロッカー」はイラク戦争を題材としながらも、主人公である軍曹のスリル中毒とも言える行いを描いているようなところもあり、登場人物に焦点が当てられていた作品であったと思います。
それに対し、本作「ゼロ・ダーク・サーティ」は登場人物よりも、どのようにアメリカがビンラディンに迫っていったかという出来事そのものを描くことを第一としていたように感じました。
主人公は、女性CIA分析官のマヤですが、彼女自身の心情についてはそれほど深く描いているわけではありません。
言わばマヤはこの物語の筋を最初から最後まで通すためのガイドというべき位置づけになると思います。
最初から最後まででているのは彼女くらいなんですよね。
題材自体はなかなか今まで描かれることがなかったものですので、見入るところはありました。
ですが、それは物語というよりは、知らなかったことに対する興味である感じもありました。
ネイビーシールズの突入の時に使ったヘリがステルス仕様なのに驚きました。
こんなヘリを使ったとは知りませんでした。
上で書いたように登場人物自体を掘り下げているわけではないので、「ハート・ロッカー」ほどに感情が動くようなところはなかったですね。
ただずっと緊張感が続くような現場感は、やはり「ハート・ロッカー」のキャスリン・ビグローらしいところだとも思いました。

作品自体というよりも、やはりちょっと気になったのはアメリカという国のものの考え方ですね。
自分たちとしての正義があれば、拷問でもOK。
これ、他の国がアメリカ人にやったら絶対NGだと思うんですよね。
あと最後の作戦も、他国の領土でやっているわけで、立派な主権侵害なような気がするんですけれど・・・。
世界的なテロリストであるビンラディンを殺害するためとはいえ、その国に何も言わず、やるだけやってその国の軍隊がくる前に引き上げるという・・・。
明らかにビンラディンがどこの国の人からみても、犯罪者であるわけですが。
でもアメリカの正義に反するのであれば、なんでもありというのはなんだか・・・?という気がします。
この作品がそのあたりを問題意識を持って描いているのか、それとも素直にビンラディンを殺害という出来事を素直に賞賛して描いているのかはよくわからないのですけれどね。
後者だとするとやはりアメリカはちょっと恐いところがあるなと思います。

キャスリン・ビグロー監督作品「ハート・ロッカー」の記事はこちら→

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コメント

sakuraiさん、こんばんは!

テロを行った人間に適切な処断がされるのは当然として。
それでもアメリカって国は、自分たちの正義を信じて疑わず、そしてそれを執行することに躊躇しないというか、そういう感じは受けますよね。
その正義が全世界の人が同じように感じる正義であればいいんですけれどね・・・。

投稿: はらやん | 2013年3月 5日 (火) 22時16分

そのアメリカの持つ怖さというか、こうやってあのウサマを殺したんだぞ、自分たちの国は!
ということを見せようとしたんでしょうかね。
そこに感情を仕込んだら、別物になって、そっちの方が批判は少ないかもですね。
とにかく見終わった後の疲労感とむなしさは半端なかったです。

投稿: sakurai | 2013年3月 5日 (火) 07時59分

ななさん、こんばんは!

>マヤと監督が被りました
確かにそういうところあるかもしれないですね。
女性でありながら、男所帯のところで彼らに指示をだすってところなどでは。
中立的、客観的に描こうとした感じはありますよね。
その点で、「ハート・ロッカー」ほど気持ちに入るという感じは少なかったとも思いました。

投稿: はらやん | 2013年3月 1日 (金) 20時04分

こんばんは

男以上に男らしい作品のビグロー監督・・・・激しく同意です。
この監督のこういうところが好きです。
今作は女性が主人公だっただけに,マヤと監督が被りました。
真実を知らないゆえの興味津々という気持ちはありました。
ターゲットが本当にビンラディンかどうか確信がないだけによけいに手に汗握りましたね。
全体の雰囲気から監督は淡々と事実を伝えようとする中立的なものを感じました。

投稿: なな | 2013年2月28日 (木) 22時44分

たいむさん、こんにちは!

人を描く物語ではなかったですよね。
みんなが知らなかった事実を整理して、映画として作ったような感じ・・・。
ドキュメンタリーっぽい緊張感はずっとあったのですが、「ハート・ロッカー」のように主人公をしっかり描くタイプの作品ではないのでそのあたりは少々物足りなかった感じもします。
出来事としては興味深く観れたんですけれどね。

投稿: はらやん | 2013年2月17日 (日) 17時24分

そうなんですよねー。
アメリカ国民はビンラディン殺害どうとらえているのか?と考えながら観ていました。
冒頭の声以外、この映画の中に国民感情は不在だった気もしました。
リアリティある再現映像は素晴らしく、中身もとても興味深いものだったけれど、正直、それ以上に受ける印象がありませんでした。


投稿: たいむ | 2013年2月17日 (日) 13時58分

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受信: 2013年8月26日 (月) 01時37分

» 13-181「ゼロ・ダーク・サーティ」(アメリカ) [CINECHANが観た映画について]
生かされた者が決着を付ける   巨額の予算をつぎ込みながらも一向にビンラディンの行方を掴めずにいたCIA。そんな手詰まり感の漂うビンラディン追跡チームに、情報収集と分析能力を買われたまだ20代半ばの小柄な女性分析官マヤが抜擢される。  さっそくCIAのパキスタン支局へ飛んだ彼女だったが、取り調べの過酷な現実に戸惑いを見せる。  そんなマヤの奮闘もむなしく捜査は依然困難を極め、その間にもアルカイダによるテロで多くの命が失われていく。そしてついに、マヤの同僚ジェシカがテロの犠牲になってし...... [続きを読む]

受信: 2013年9月 4日 (水) 01時38分

» 「ゼロ・ダーク・サーティー」 [ここなつ映画レビュー]
そろそろ2013年に鑑賞した作品の、ベストなどを決めなくてはならない…って、誰に強制された訳でもないけど、まだブログにupしてない作品が幾つかあるのでそれらをupしてから決めようっと。 という事で、「ゼロ・ダーク・サーティー」。凄い作品でした。まず、女性分析官のタフさが凄い。ジェシカ・チャスティンだから一見華奢な感じなんだけど、芯が強い強い。志しも高い。そして本当に、アメリカ〜ンの、罪を憎んで人をも憎む、徹底した戦略が凄い。 監督は「ハートロッカー」のキャスリン・アン・ビグロー監督。... [続きを読む]

受信: 2014年1月10日 (金) 13時58分

» ゼロ・ダーク・サーティ [映画に耽溺]
真夜中の0時30分 っていう意味の軍隊用語なんだってさ ゼロ・ダーク・サーティ。 観てきましたよ。 いやあもんのすごい映画だったわ。 エンドロールが流れる中 はああああああああ~~~~~~~~~って わたくし深く息ついてしまったんだけれども 前の席に座…... [続きを読む]

受信: 2014年11月26日 (水) 11時28分

» ゼロ・ダーク・サーティ [Heaven of the Cinema]
執念でビンラディンの居場所を見つけ出した女性。 しかし、そこに達成感や晴れやかさは存在しない。 アメリカは、また一つの命を奪い、それに自分が加担してしまった。 最後に流される涙は、 もう後戻りが出来ないという喪失に対する涙なのだろう。 とてもデリケートな題材を扱った映画。 だから、いろいろな横槍がはいったであろうし、 バランスにも気をつけなければならなかった...... [続きを読む]

受信: 2015年4月 4日 (土) 21時24分

» ゼロ・ダーク・サーティ (Zero Dark Thirty) [Subterranean サブタレイニアン]
監督 キャスリン・ビグロー 主演 ジェシカ・チャスティン 2012年 アメリカ映画 157分 ドラマ 採点★★★ 結局のところ真実ってのはその当事者しか知らないんですよねぇ。もちろん第三者の裏付けってのも必要ですけど、基本的には当事者の発表を「ハイ、そうなんで…... [続きを読む]

受信: 2015年10月30日 (金) 23時50分

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