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2012年12月11日 (火)

「カラスの親指」 都合がいい感じ、それが・・・

事前情報をあまり入れないで観賞しました。
詐欺師のお話というのは知っていたというレベルですね。
もちろん原作小説は未読です。

<ネタバレするので、この先は未見の方は注意です>

タケとテツの詐欺師コンビに、やひろ、まひろの姉妹、そして貫太郎の三人が加わり、5人の共同生活が始まります。
この5人はそれぞれ家族を失っていますが、一つ屋根の下で家族のように暮らしていきます。
タケにとっては永遠に失ってしまった家族、そしてやひろ、まひろにとっては今まで得たことのない家族。
タケはふたりの姉妹に対しては自分の罪の償いというのもあったのでしょうが、生きていたら同じ年頃である自分の娘を重ね合わせていたのでしょう。
ここでテツがタケに指の家族の話をします。
観ていて、いい話だなぁと思ったのですが、これがまた最後になって意味がある言葉になっていました。
詐欺師の物語だと思っていたので、このあたりまでのホームドラマ的な家族の描き方はちょっと予想したものとちょっと違うなと感じましたが、それはそれでほのぼのとしたいい空気ではあったので、これはこれでありかと。
なんか「しゃべれども しゃべれども」のような雰囲気を感じましたね。
そのホームドラマ的な雰囲気は、闇金業者の嫌がらせがエスカレートしていく中で変わっていきます。
追い込まれた彼らは、これ以上耐えられないということで一発逆転の勝負に出ます。
力では勝てないから、頭でということで、彼らに詐欺をしかけます。
このあたりからの展開はもともと観る前に予想していた詐欺師ドラマ(コン・ゲーム)的な展開になります。
どこまでが仕掛けで、どれが偶然か、この手の作品のハラハラ感も十分にありましたね。
5人のうちの誰かが裏切るというのもあるかと思ったりもしたので、余計に。
めでたく彼らの作品は首尾よくいき、闇金業者から金をせしめることができた5人。
彼らはそれぞれの道を進みます。
これで終わり・・・、と思ったらその先がありました。
本作はおおよそ3部にわかれているように思います。
最初のホームドラマ的な5人の交流、そしてハラハラドキドキのコン・ゲーム。
そして3部はホームドラマ的な側面と、詐欺師ドラマ的な側面をそのまままとめあげるような展開でした。
正直、観ていたとき都合が良い展開だなぁとか、ここはちょっと変?と思うようなところがいくつかあったのですよね。
この「都合がいい」感じということそのものが、伏線になっていたわけです。
そもそものこの物語を画に描いた、大ガラスがいたというわけです。
見逃したところもいくつかあるので、もう一度確かめたい感じはありますね。
上映時間は2時間40分。
観る前はけっこう長いなと思いましたが、この3部構成的な中身を考えると致し方ないところかもしれません。
長尺の割にそれほど長いと感じるところはありませんでした。

阿部寛さんは今年は大活躍ですね。
「麒麟の翼」「テルマエ・ロマエ」「カラスの親指」、それぞれまた違った個性をもっている役でした。
それでいて阿部さんらしさみたいなものはすべてにあって。
能年玲奈さんは演技をしているところは初めてみました。
演技的はまだまだと思うところもありましたが、いい表情はいくつもありましたね。
フレッシュさを感じました。
で、石原さとみさんは最後まで彼女だとわからなかったんですよね。
髪型がいつもと違うからかもしれないのですが、ずっとお姉さんを演じているのは誰だろう?って思ってました。
エンドロール観てびっくりしたんですよね。
彼女も作品によってけっこう触れ幅を大きくできる女優さんになってきたと思います。

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コメント

sakuraiさん、あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします。

僕もけっこうギリで観てきました。
これは流れを知っていると、ちょっとあれですかね。
僕もまったく情報なしで観れたので、楽しく観れました。
詐欺師やったり、刑事やったり、ローマ人やったり阿部ちゃんは昨年は大活躍でしたねー。

投稿: はらやん | 2013年1月 6日 (日) 09時03分

はらやんさん!
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします!
遅くなった挨拶で、おまぬけですが、どうぞご容赦を!

この映画。
さっさと見ようと思っていたのですが、やはり時間が長く、なかなか合わずに後回しにしているうちに、終わる・・・・と言うことで、焦って見に行ったのでした。
見た人も、ここはネタばれしちゃいけない~と言うこともあってか、かん口令が出てたんでしょうかね~。情報も入らず、いい塩梅にやられました。
都合のいいまとめ方も、これでいいんじゃないかなあと思わせてもらいました。
あんな目立つ詐欺師はいないだろう・・・と言うのだけが難点かな!

投稿: sakurai | 2013年1月 5日 (土) 19時12分

ほし★ママさん、こんにちは!

>「えっ?まだ続くの?」
って思いますよね。
僕はよくあるおまけかと思ったのですが、これがこの作品の本題だと気づき少々驚きました。
タイトルも「なるほど、そういう意味だったのね」ってここでわかるわけですし。
原作は読んでいないですが、小説だとより「!」となるような気がしました。

投稿: はらやん | 2012年12月21日 (金) 09時36分

前半は、「しゃべれども しゃべれども」の雰囲気~
なるほどです、あの映画も好きでした。
 
ちょっと胡散臭いなとか、こんなにうまく行くの?って思ったことが
伏線だったところがウマかったですね。
3場面目が始まる時は、「えっ?まだ続くの?」って思ったのですが…

投稿: ほし★ママ | 2012年12月20日 (木) 20時40分

yutake☆イヴさん、こんばんは!

今年は阿部さんは働きましたね〜(笑)。
作戦が完了してこれで終わり、そしてよくある実は・・・ていうおまけ的な感じかと思ったら、それこそが本作の本題だとわかりビックリしました。
長さは感じませんでしたね。

投稿: はらやん | 2012年12月13日 (木) 20時06分

こんにちは☆
TBありがとうございます。お返しTbもさせていただいてます(*^_^*)

阿部さんは、今年は、色々な作品で楽しませてくれましたね。

これは、長尺でしたが、長さを感じないで、ナットクの結末を見せてもらいました。
いい作品だったと思います。

ではでは☆ありがとうございます。

投稿: yutake☆イヴ | 2012年12月12日 (水) 22時46分

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