「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」 再びディスコミュニケーションへ
前作から3年半ぶりの公開となった「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の新作です。
初日の朝っぱらから観てきました。
観賞後、一気にこちらのレビューを書いたので、解釈しきれずこなれていないところ多々あるかもしれません。
当初は「序」「破」「急」の3部作と言われていましたが、3作目である本作が「急」→「Q」となり、次の最終作で完結となります。
なにゆえ「急」が「Q」なのか。
この「Q」は「Question」を表しているのでしょう。
ですので、本作はおそらく最終作へ向けた「問い」=「謎」の提示であり、その答えは劇中では何も明らかになっていません。
前作の「破」については自分の中では非常に評価が高い作品です。
その評価については前作のレビューでも書いたのですが、シンジを含めたキャラクターたちが、「世界」や「人」とのコミュニケーションを前向きに捉えていこうとするポジティブさが感じられたからです。
テレビシリーズ、そして旧劇場版については、他とのコミュニケーションを閉じ、内へ内へとベクトルが向かい、内部へ崩壊していくようなところがありました。
その内へのベクトルは、世間というものと相対しなくてはいけない時期である10代にはありがちなものであるという点で、共感を呼ぶものではあると思います。
ただそこから実際には大人にならなければいけないなかで、「世界」や「人」と前向きに向かい合わなくてはいけなくなります。
他者との向き合いを拒否するというところで、旧劇場版は世界が崩壊していくという様を描かないわけにはいかなかったと思っています。
しかし、「破」については先も書いたようにほのかに「世界」をポジティブに捉えようとする予感を感じ、そこを僕は評価したのです。
ただ、本作「Q」だけ観ると、そのような予感はけっきょくは何も身を結ばず、ストーリーは大幅に変わったにせよ結果的にはテレビシリーズ、旧劇場版のテイストが再び強くなってきたような気がしました。
シンジは再び「世界」や「人」に対して、強い疎外感、孤独感を感じるようになっています。
あまりに様変わりした世界に対して戸惑い、そして皆から自分が敵視されることを嘆き、内へとベクトルが向かいます。
再び彼は「世界」と「人」とディスコミュニケーション状態となるのです。
そこに前作のようなポジティブさは感じられません。
本作でシンジと絡むカヲルだけには、シンジは心を許すことができ、コミュニケーションをとれます。
エヴァ13号機は複座であり、二人で乗るという設定からも、シンジとカヲルは一人の人間の裏表とみてよいかと思います。
前作のポジティブさを持ってやさしく前向きさを持つ人格がカヲルに反映され、「序」や旧作でおなじみのうじうじした内面にこもりがちな人格が本作のシンジに表れているように感じました。
カヲルがああいうことになることにより、残されたのはシンジのみ。
再び、彼は内へとこもっていくのでしょうか。
本作の時間は前作から14年経過していますが、シンジたちの姿は少年少女の姿のままです。
アスカはそれをエヴァの呪縛と言いましたが、それは永遠に10代でいるということを表し、それはすなわち大人への成長の拒否ということになるのかもしれません。
前作での成長への予感とは違ったベクトルになっているような感じがしました。
本作は3作目で、次回作がどのような方向になるのかはまるでわかりません。
できれば最終作はキャラクターたちに明るい未来が訪れる結末であることを願いたいと思います。
前作「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」の記事はこちら→
<ここから先はネタバレアリ>
14年後の世界では、シンジをトリガーとしてサードインパクトが発生しています。
サードインパクトはネルフ本部の地下にあったリリスと使徒の接触によって引き起こされるということでした。
覚醒したエヴァ初号機はほぼ使徒と同じで、それがリリスと接触したことにより、サードインパクトが発生したということでしょうか。
崩れ去ったネルフ本部には頭のないリリスのカラダに槍が二本刺さっていました。
そしてゲンドウの部屋には巨大な綾波レイ(=ユイ)の頭部が打ち捨てられています。
このオブジェ的なものから、「Air/まごころを、きみに」のラストのサードインパクトと同様のことが「新劇場版」でも起こったといことを想像されます。
つまりは本作は「序」「破」新劇場版の流れと、「Air/まごころを、きみに」の長れを汲んでいるようにも見えるのです。
描かれなかった「Air/まごころを、きみに」のその後が描こうとされているのかもしれません。

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何これスゴい。
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アンノ、バカァ?!
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緒方恵美 (碇シンジ)
林原めぐみ(綾波レイ)
宮村優子 (式波・アスカ・ラングレー)
坂本真綾 (真希波・マリ・イラストリアス)
三石琴乃 (葛城ミサト)
石田 彰 (渚カヲル)
【ストーリー】
碇シンジが深い...... [続きを読む]
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JUGEMテーマ:映画館で観た映画nbsp;
nbsp;
nbsp;
◆エヴァンゲリオン シリーズ
nbsp;
前作から14年後の世界でしたが
nbsp;
話が飛び過ぎて何だかわからないのは
nbsp;
エヴァンゲリオンシリーズ特有のことなのでしょう。
nbsp;
アヤナミレイは、0号機でなき9号機に登場しているし。
nbsp;
プラ... [続きを読む]
受信: 2012年11月24日 (土) 21時24分
» エヴァQの感想 [気弱な反逆児、J影虎の感想リレー]
ぶっちゃけビミョーでした。ネットでもよく言われているように、最初の7分間だけでした(笑) [続きを読む]
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人気SFアクションアニメ劇場版第3弾。 [続きを読む]
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【声の出演】
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宮村優子 (式波・アスカ・ラングレー)
坂本真綾 (真希波・マリ・イラストリアス)
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天地真理って・・・。 [続きを読む]
受信: 2012年11月28日 (水) 14時24分
» ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q [にきログ]
さて、映画を見たのは先週なんですが今更ながらに感想です
私自身はエヴァは旧アニメ旧劇場版は大学時代に1度、序・破も1回見たぐらいですね
なので熱狂的なファンの人に比べたらあまり深い部分まで見ることは出来ていないとは思いますが
何だかんだ言いつつ見たので感想でも書きたいです
今回は旧アニメとは大きく変わってきましたね
それをどう捉えるかって気はします
以下ネタバレ感想です... [続きを読む]
受信: 2012年12月 2日 (日) 21時13分
» ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q [シネマをぶった斬りっ!!]
【総監督】庵野秀明
【監督】摩砂雪/前田真宏/鶴巻和哉
【出演】緒方恵美/林原めぐみ/宮村優子/石田彰/三石琴乃/立木文彦/山口由里子/清川元夢/坂本真綾/長沢美樹/子安武人/優希比呂/沢城みゆき/大塚明...... [続きを読む]
受信: 2012年12月 3日 (月) 12時53分
» 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」 [prisoners BLOG]
冒頭、いつのまにかずいぶん前作との基本設定が飛躍していて、しかもシンジ君は意識を取り戻したばかりで誰が何を相手に戦っているのかさっぱりわからないまま、30分くらい戦闘が続く。ここで完全に置いてけぼりをくってしまってあとは派手な視覚効果をぼんやり眺めて過ご...... [続きを読む]
受信: 2012年12月10日 (月) 22時04分
» 日本映画「ヱヴァンゲリオン新劇場版:Q」庵野秀明のアニメです。 [ひろの映画日誌]
おススメ度 ☆☆
アニメ好き ☆☆☆☆
予備知識なしに、評判だけで見に行った。
このアニメは、すでに「新世紀エバンゲリオン」として、製作済みの作品のリビルド(再構築)版の、「ヱヴァンゲリオン新劇場版」、その2作目で、更に続編があるという。
予備知識が...... [続きを読む]
受信: 2012年12月16日 (日) 20時13分
» 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』('12初鑑賞92・劇場) [みはいる・BのB]
☆☆☆-- (10段階評価で 6)
11月17日(土) 109シネマズHAT神戸 シアター7にて 13:50の回を鑑賞。 [続きを読む]
受信: 2012年12月25日 (火) 21時53分
» 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』 [時間の無駄と言わないで]
やっと観に行きまして。
2012年の映画の観納めとなったワケですが、なんとモヤモヤするコトか。
まぁそもそも昔からモヤモヤの残りまくりな作品ではあったけど。
果たして次作で ... [続きを読む]
受信: 2013年1月 2日 (水) 11時12分
» 【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012)】 [明るいときに見えないものが暗闇では見える。]
【ネタバレあります :-)】
各種企業におけるエヴァコラボ企画や街中にあふれるエヴァグッズを見るにつけ、ああこのアニメはもう日本のひとつの文化になっちまったのだなと感じます。その反面こんな訳のわからないカルトアニメが一般に受け入れられている様子をいまだ...... [続きを読む]
受信: 2013年1月 2日 (水) 12時02分
» ヱヴァンゲリオン新劇場版:Q [secret boots]
評価点:75点/2012年/日本/120分
総監督:庵野秀明
サードは起こった。全く新しいシリーズになったことを、受け止めるしかない。
「破」から14年後、幽閉されていた碇シンジ(声:緒方恵美)奪還に成功した葛城艦長(声:三石琴乃)率いるヴィレは、ネル...... [続きを読む]
受信: 2013年1月 6日 (日) 21時34分
» 映画:「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」をやっと見た!~劇場で [David the smart ass]
あけましておめでとうございます。
今年は、かれこれ13年ぶりに年賀状を出しました。祖母が亡くなってからずっと出してなかったのですが、父の三回忌を終えて、何か心境がかわったのかもしれません。母も...... [続きを読む]
受信: 2013年1月 6日 (日) 22時31分
» 映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」 [SEA side]
テレビシリーズは知らず、新劇場版になってから初めてこの世界観に接して、「序」も「破」も鑑賞したものの、数年を経ての続編は復習もなければ全くの新作も同じ。
いきなり、壮烈なバトル・シーンからスタートして、いったいどことどこが何のために戦っているのか...... [続きを読む]
受信: 2013年1月15日 (火) 13時28分
» ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:Q あははは。。。よくわからん。。。ついてけない。。。。 [労組書記長(←元)社労士 ビール片手にうろうろと〜]
【=3】 TOHOシネマズ1か月フリーパスポートによる16本目の鑑賞、その日は夕方から妻とレミゼラブルを見るんやったけど、朝一に観た「綱引いちゃった!」と夕方のレミゼラブルの間に時間をつぶすために妖怪人間ベムの次にこれを鑑賞。
もともとエヴァは見たことがなくて...... [続きを読む]
受信: 2013年1月30日 (水) 11時46分
» 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』 [beatitude]
『ヱヴァ:Q』観てきたよ〜劇場へ足を向けたのが久々でした。10月にロイヤルバレエ中継映像観に映画館へ行きましたが、あれは映画というより舞台。9月末に行った『るろ剣』以来ですw下の娘と夕方待ち合わせて行ってきました。(ホントは学校帰り、制服でそんなとこ行っち...... [続きを読む]
受信: 2013年2月 4日 (月) 22時50分
» ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q [いい加減社長の映画日記]
公開時には、近くの映画館での上映がなくて諦めてたんだけど、まさかの(?)再上映で・・・
「オフィシャルサイト」
【ストーリー】
どこのサイトも、公式にストーリーは出していないようで・・・
【スタッフ&キャスト】
監督:摩砂雪、前田真宏、鶴巻和哉
声の出演:緒...... [続きを読む]
受信: 2013年2月 6日 (水) 05時11分
» ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q [映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評]
Shiro SAGISU Music from“EVANGELION 3.0”YOU CAN(NOT)REDO.名作アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」を再構築した新劇場版の第3弾「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」。いろいろな意味で予測を越えた展 ... [続きを読む]
受信: 2013年2月 8日 (金) 23時19分
» ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q [ぶっちゃけ…独り言?]
2点(10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)
ぶっちゃけワタクシ、多分、普通の人よりはアニメを観る方だと思うんですよね。
そんなプチ・アニメ好きなワタクシなのですが、実はエヴァに対する思い入れはゼロ。
メッツコーラの糖類、もしくはウルトラセ...... [続きを読む]
受信: 2013年2月28日 (木) 02時09分
» ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q [ルナのシネマ缶]
えっと、ほとぼりもさめきった
今頃ヱヴァです。(~_~;)
なんとなくそれほどヱヴァには
思い入れがないので、
劇場で観るつもりはなかったのですが、
時間があいたのと溜まったポイントで
観てしまいました・・・。
思ったより観客がいて、
さすがにリピーターも多いみたいですね。
シンジが目覚めた世界は14年が経過していた。
ミサトたち旧ネルフ職員らは、反ネルフ組織「ヴィレ」を立ち上げ、
使徒とネルフ側エヴァと戦っていた。
そして、シンジはミサトたちから「二度とエヴァに乗らない... [続きを読む]
受信: 2013年3月 5日 (火) 23時41分
» 13-029「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」(日本) [CINECHANが観た映画について]
EVANGELION:3.0 YOU CAN(NOT) REDO.
これは君の願った幸せではないかもしれない
衛星軌道上に封印されていたエヴァンゲリオン初号機からサルベージされた碇シンジ。しかし目覚めた世界では14年が経過していた。
ミサトたち旧ネルフ職員らは、反ネルフ組織「ヴィレ」を立ち上げ、使徒とネルフ側エヴァと戦っていた。ヴィレは回収した初号機をコアとした艦艇「AAA ヴンダー」を建造する。
その艦内でシンジはミサトやアスカたちから冷たい態度を取られる。綾波レイを助け...... [続きを読む]
受信: 2013年4月21日 (日) 12時01分
» ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q EVANGELION:3.33 YOU CAN (NOT) REDO. [銀幕大帝α]
2012年
日本
105分
SF/アクション
劇場公開(2012/11/17)
総監督:庵野秀明
監督:
摩砂雪
前田真宏
鶴巻和哉
エグゼクティブプロデューサー:庵野秀明
原作:庵野秀明
脚本:庵野秀明
キャラクターデザイン:貞本義行
声の出演:
緒方恵美:碇シンジ
林原...... [続きを読む]
受信: 2013年4月28日 (日) 15時34分
» 映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(お薦め度★★★) [erabu]
熱狂しか残りませんでした。 これまでの伏線を回収するどころか、ますます混迷の謎を [続きを読む]
受信: 2013年5月 1日 (水) 09時11分
» ロックアウト : 映画ってエンターテイメントですね。 [こんな映画観たよ!-あらすじと感想-]
我等が広島カープ、交流戦で珍しく調子よいではないですか。こんな時に球場で観戦したファンは、エンターテイメントを見れたということでしょうねぇ。ちなみに、本日紹介する作 [続きを読む]
受信: 2013年5月18日 (土) 15時00分
» ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q [2012年11月17日公開] [Matthewの映画日記?]
雪降る中、去年暮れから甥っ子にずっーと、せがまれていた『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 』を観てきました。
「同上映時間帯のほかの映画にしよう」と言っても、全く聞いてもらえませんでした。
あらすじは、
衛星軌道上に封印されていたエヴァンゲリオン初号機か...... [続きを読む]
受信: 2013年5月24日 (金) 00時56分
» 「エヴァンゲリヲン 新劇場版:Q」☆シンクロ率400% [ノルウェー暮らし・イン・原宿]
期待を裏切らない、期待の裏切り方だった。
さすが庵野監督。 [続きを読む]
受信: 2013年9月17日 (火) 00時17分
» ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q [しんちゃんの徒然なる映画日記]
第287回「これから彼らはどこへ向かうのでしょうか?」
この作品のブログを書くときに必ずお断わりすることがあります。私はこの作品の熱狂的ファンではありません。かつて観た劇場版のあまりの出来の悪さに「なんだ?この作品は?」と思いました。そんな作品が改めて...... [続きを読む]
受信: 2014年3月31日 (月) 00時47分
コメント
メビウスさん、こんばんは!
Qの意味は『Quickening(胎動)』のようですね。
それだとすると本作は次回作への前振りだということなのでしょう。
次回作が「生まれてきてよかった」になるのか、「生まれてきてすみません」になるのか・・・。
できればハッピーで終わってほしいのですけれどね。
前作がいい予感のある感じだったので、本作は落差にとまどいました。
この調子で混沌のまま終わるとすると、あえて新劇場版を作った意味も感じないのですけれどね・・・。
ともあれ次回作に期待したいです。
投稿: はらやん | 2012年12月 5日 (水) 23時05分
はらやんさんこんにちは♪
Qは『Quickening(胎動)』とも聞き及んでいるのですが、こうも急展開で謎だらけだとやはり『Question』の意味合いの方が強そうですね。それくらい自分も頭に?がポンポンとっ。いっそ新劇場版:?でも良かったかもしれませんw
でも前2作とはもう別物といっていいくらいの内容には驚きの要素がふんだんに盛り込まれててかなり見応えがあったのも確かなのですが、同時に序・破でイイ具合に進行していた物語を一気に壊してしまった感も否めないので、それもまた困惑の度合いを深めていたのかも・・^^;
シンジもディスコミュニケーション・・・よりひどそうな廃人に近い状態になってしまったので、明るい未来がちょっと遠のいってるような気がします(汗
投稿: メビウス | 2012年12月 3日 (月) 12時54分
sakuraiさん、こんにちは!
本作はずっとエヴァを観ていてもわからないところありますね。
次回作ではもう少しわかるようになるのかな。
庵野監督はけっこうプライベートの心情が作品に出る感じがします。
前作の「破」のときは結婚されたときですごく幸せな感じが漂っていました。
ですので本作が震災の影響を受けているというのは、確かにありそうな気がします。
投稿: はらやん | 2012年12月 1日 (土) 10時24分
さっぱり理解してないです。
情けないことに。
はらやんさんのレビューで、だいぶわかりました。ありがとうございます。
大震災の影響があった・・との話も聞こえてきましたが、負の部分や、成長の止まった子供たち、なんとも救いようないあたりってのは、その辺もあるのかなあと。
投稿: sakurai | 2012年11月28日 (水) 14時24分
みぃみさん、こんばんは!
前作の新しい展開がよかったなと思っていただけに、今回またシンジが内にこもってしまったのが、けっこう残念だったというか・・・。
これが次作への布石で、結果的にはハッピーに終わるといいなと。
投稿: はらやん | 2012年11月22日 (木) 21時54分
こんにちは。
せっかく前向きになったシンジ君には辛い事が押し寄せましたね…。
アスカが言うとおりのバカシンジのままでいるのか、シンジ自身が一皮むけて
漫画の主人公こうあるべし!のかっこよさを見せてくれるのか、つづきが気になります。
登場人物全てが、自身の「Q」にどんな「A」(答え)を見つけるのでしょう。
カヲル君の分もシンジ頑張れ~!と思います。
投稿: みぃみ | 2012年11月20日 (火) 13時44分
penterさん、こんにちは!
シンジの株、上がってほしいですね。
ラストで3人が揃って進んでいく場面、よい未来につながっているとよいなと思います。
いずれにしても最終作ですね。
投稿: はらやん | 2012年11月18日 (日) 12時42分
もやもやした部分も多いですがここまでシンジの株を落としたのだから後は上がっていくだろうと思ってますw
最後は救われて終わって欲しいですね。
^q^状態なシンジと-_-状態なレイ相手にお姉ちゃんしてたアスカが微笑ましかったですし荒廃した世界を歩いて行くところはグッとくるものがありました。
投稿: penter | 2012年11月18日 (日) 12時15分
たいむさん、こんにちは!
確かに「Q」だけあって、謎の提示にだけで終わっていますよね。
ま、エヴァらしいといえばそれまでですが。
また公開までしばらくはかかると思うので、モヤモヤをひきずってしまいますねー。
>以前のようなことにはならないと思います。
ほんと、そうあってほしいと思います。
せっかく希望が見えてきたのに、悲しすぎますから。
投稿: はらやん | 2012年11月18日 (日) 05時51分
同じく、朝一で観てまいりました。
そして、解釈しきれずに少々ぐるぐるしております。
飽和状態というよりは、手掛かり不足?
あしたもう一回観に行きますが、おそらく同じかとも思います。
でも、こんなになっても今回は希望が感じらました。
きっと以前のようなことにはならないと思います。
これで本当に終わるんじゃないかなって思えました。
投稿: たいむ | 2012年11月17日 (土) 16時00分