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2012年11月25日 (日)

「悪の教典」 邪魔なものは片付ける

「To Be Continued」って、続くの??

いやいや、緊張感がずっと続くので胃が痛くなりましたよ。
原作未読ですが、予告を観るだけで伊藤英明さん演じる蓮見がサイコパスで、どこからか殺戮に走るという展開はわかっているわけで。
それがどっからいくか、そして始まったらどこまでいくのかっていうところで、胃がキューキューしました。
どこまでいくかと言ったら、三池監督なので容赦なくけっこうなところまでいっちゃうので、こういうのが苦手ならば観ないほうがよいかもです。
ただ実際の描写としてはいわゆるグロになるところまではやっていない。
そういう描写自体が目的のスプラッタ映画とはここは違うところ。
そのものズバリは見せないのですが、そこにいたるところ、その結果は見せます。
観客が救ってほしいと思う人物に対しても、ずばりやってしまいます。
このあたりの容赦のなさが三池さんらしい。

本作を観ていてずっと緊張感を強いられるのは、その救いのない結果がすでにわかっているところでしょう。
いわゆるミステリーものでよくある、誰が犯人か、誰が殺されるのかというサスペンスでは、本作はありません。
予告で結果はほぼ語られています。
犯人は蓮見で、殺されるのは彼の生徒たち全員。
問題はいつそうなるか、ということ。
だからこそ物語が動き始めていくなかで、いつなるのか、いつなるのかと緊張感で胃がギューとなるわけです。
若者が理不尽に殺されていくという展開は、アメリカのスプラッタムービーにはよくあるものです(僕は苦手なので観ませんが)。
ジェイソンさんとか・・・。
それはそれで恐いのですが、どちらかというとその殺戮描写自体を楽しむといったところがあるかと思います。
「すごいことになっちゃってるよ〜」的な(僕はよくわからないですが)。
本作はさきほど書いたようにそういった描写自体が目的にはなっていません。
そういうスプラッタムービーでの殺戮者自体は実際ではどうでもい良いわけです。
描写自体が目的ですから。
だから殺戮者はマスクとかかぶったりしたキャラクターになっているわけですね。
でも本作においては、蓮見という男は見た目は普通の人間です。
それも優しそうで、包容力もありそうな。
しかし実際のところ、彼が何を感じて、何を考えているのかまったくわからないわけです。
人間の姿形をしているのに、まったく何を考えているかわからない人物に、理不尽に殺戮されていくわけです。
「わけわかんねぇよ!!」と生徒は叫びますが、そのわけのわかんなさが本作においての恐さ、緊張感なのでしょう。
なまじ人間の形をしているからこそ理解できそうに思えますが、実際はまったく理解ができない人物。
それが蓮見なのです。

その蓮見という人物はどのような男なのでしょうか。
他への共感性がないというのは、冒頭でも語れることです。
共感性は他の人の気持ちがわかる、相手の立場にたって考えること。
それにより自分がしてほしくないことは他人にはしないといったような行動に繋がるわけです。
でもこれが蓮見にはないのですね。
あと、彼に特徴的なのは周囲のコントロール欲のようなものでしょう。
自分の思い通りに人を動かしたいというのが彼の行動に基盤になっているように思います。
支配欲というのは誰にでもあると思いますが、これが極端に出てくるのが蓮見です。
そしてそのコントロールから逸脱しようとする人物がでたとき、彼は邪魔だから消してしまえという風に考えるのですね。
そのように考えるのは、やはり共感性の欠如ゆえでしょう。
蓮見は、いわゆるシリアルキラー(殺人悦楽者)ではありません。
彼のアメリカ時代の相棒はそうだったようですが、蓮見自身も回想で言っているように、殺人自体に悦楽を感じているわけではないのですね。
彼が殺人を犯すのは、邪魔なものをどかすという感覚に近いのでしょう。
相手がモノであればどかす、壊す、捨てるというは、普通の人にもある感覚ですよね。
でも蓮見は相手が人であっても、どかす、壊す、捨てるという行為をするのです。
そこにはおそらく罪の意識はないのでしょう。
邪魔なものを(文字通り)片付けているだけと。
三池監督が「蓮見は世が世なら信長になっていたかもしれない」と言ったとのこと。
これはなるほどと思いました。
「鳴かぬなら、殺してしまえホトトギス」ですからね。
まさに信長も蓮見のような人物であったのかもしれません。

でもって、続くの???

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