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2012年11月 3日 (土)

「のぼうの城」 人の力と銭の力

和田竜さんの小説「のぼうの城」の映画化作品です。
こちらについては珍しく原作を先に読んでいました。
主人公、<のぼう>こと成田長親を演じるのは野村萬斎さん。
僕が原作を読んだときの印象だともうすこし大柄でがっしりしたイメージだったので、ちょっと意外な感じはあったのですが、中盤のハイライトである「田楽踊り」のシーンを観ると、やはり野村萬斎さんでよかったなと思いました。
飄々とした感じでありながら、時として目に力が入るところなどはさすがです。

豊臣秀吉がいわゆる「北条攻め」を行っているのと同じとき、長親が城代を務める関東北部の忍城は500名で、石田三成率いる2万の軍勢と戦います。
通常では到底敵わない状況でありながら、忍城は本城の小田原城が落ちる最後まで持ちこたえるのです。
攻め手である石田軍は、天下の兵と呼べるほどの大軍、そしてさらには銭の力(財力)にものを言わせた動員で堰を作り、忍城を水攻めにします。
しかし、忍城は耐えに耐え、さらには<のぼう>の奇策により、水攻めからも逃れるのです。
石田三成の銭の力に、対抗できたのは長親の人の力と言っていいでしょう。
人の力とは、カリスマ力と言ってもいい。
少ない人数でも、中心となる人物にまとめあげる力があれば、その力は元々の力の何倍にもあります。
一代で会社を大きくした経営者、混乱から国をまとめあげた政治家、劣勢から逆転した指揮官など、人の力(カリスマ力)を持っている人物がいます。
長親もそのような人物の一人であると言えます。
先に書いたような劣勢の中で、忍城の侍、そして農民たちをまとめあげ、敵に向かい合わせる力を持っているのです。
しかし、そのカリスマ力も使い方次第では危険な面もあります。
カリスマ力を悪い方向に使う人物も今までの歴史を見ても、多くいるのです。
ヒトラーなどもそうかもしれませんし、また麻原彰晃なんてのもそうかもしれません。
人を導く力がある人物が、間違った方向に人々をひっぱっていってしまうこともあるのです。
そういうことについて、本作の長親は自覚的であったと思います。
水攻めを破ろうと長親が決心をしたとき、彼は「悪人になる」と言います。
それは自分が持つ人の力(カリスマ力)を用いることにより、城内だけでなく城外の人々をも忍城のために働くようにしたわけです。
それにより、危険な目に合う人も多いでしょう。
死ぬ人も多いでるかもしれません。
それでも忍城の人々を助けるためにはその犠牲を払わなければならない。
そういう責任を自覚しているということが「悪人になる」という言葉に表れていたように思いました。
また人々への情を持ちながらも、また必要があれば非情にもなれるというところが長親にはあったかもしれません。
カリスマ力のある人は他の人々への影響力があることを自覚した時、そういう側面を持つのかもしれません。
ものの見方が上からの視線になると言いますか。
甲斐姫への扱いは、多くの人々の生命を犠牲にしたことにより自分だけが幸せになるわけにもいかないという気持ちもあったでしょうが、長親の非情な面も出たとも言えるかもしれません。
そういう点では敵軍の将であった本作の石田三成は、極めて人のよい常識人であるように見えました。
しかし常識人というのは世界を変えたりするようなことはできないのですよね・・・。
良い面、悪い面もありながらも、人を魅了する力を持っている人が世の中を変えたりするものです。

原作小説「のぼうの城」の記事はこちら→

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コメント

iinaさん、こんにちは!

石田三成というと、多くの作品では敵役として悪く書かれることが多いですよね。
本作は敵役でありながらも、人が良い(世間知らずではあっても)好人物で描かれているのが、新鮮でした。

投稿: はらやん | 2012年12月 2日 (日) 06時53分

石田三成を前半は人心を理解しない歴史的常識を下敷きにしていましたが、後半は好人物にしていました。
大勢を占める天下軍の視線なのですね。しかし、勝てる戦に苦戦を強いられては光成は軍の指揮はとれぬことを内外に示したにすぎません。それほど人を理解するなら、天下の動静もちがったかも知れません。
映画は人の好い光成にしてみせました。ひとつの描きかたです。 m(_ _)m

投稿: iina | 2012年12月 1日 (土) 10時20分

sakuraiさん、こんばんは!

野村萬斎さんはよかったですね。
戦国武将としては、線が細い感じがしていたのですが、飄々とした感じが思いのほか、長親にぴったりしていました。
特に田楽のシーンは存在感がありましたよね。
劇中で敵味方が長親に魅了されるように、映画を観ている自分も萬斎さんに魅了された気がします。

投稿: はらやん | 2012年11月14日 (水) 19時56分

オリジナル脚本では、映画は売れない・・となってしまう情勢がさびしいなあと。
最初に脚本があって、それを本にして、本を売って、ベストセラーにしてから、映画にすれば、映画は当たらないはずがない・・・という図式だそうですが。
私も本の印象から行くと、萬斎さんじゃないなあと思ったんですが、さすがですね。
みてるうちに彼以外は考えられない。
もう萬斎さんが出る!という時点で、映画は成功だと思います。
そんだけのカリスマがある人は、そうはいないですね。

投稿: sakurai | 2012年11月13日 (火) 11時23分

たいむさん、こんにちは!

石田三成の戦いの進め方は細かいところは不慣れなところはありつつも、間違いではないのですよね。
秀吉という天才が行った手法を忠実に守っているというところもあり、マニュアルくんなところがあるにしても、まあ間違ってはいない。
長親はその底はもしかするとかなり計算高いのかもしれませんが、突飛なこともやってのける度量がある。
そういう意味では秀吉などに通じるところはあったのかもしれません。
光成が敵である長親に敬意を表したのも、秀吉と近いものを見たからかもしれないですね。

投稿: はらやん | 2012年11月10日 (土) 07時33分

ノラネコさん、こんにちは!

元々舞台の脚本でしたっけ?
確かに震災直後では水攻めは厳しかったでしょうね。
人のカリスマ力というのは侮りがたい力がありますね。
ただその力を正しい方向に使える人でいないと、これまた危険なものだったりするわけです。
武器もそうですけれどね。

投稿: はらやん | 2012年11月10日 (土) 06時40分

刀や鉄砲に人間的な人気で勝ったというのが面白いですね。
これ、もともとオリジナル脚本で、いきなり映画化するにはお金が集まらないので、ノベライズを先に出版したんですよ。
震災で一年以上も公開延期になったし、ようやく公開にこぎつけてしかも大ヒットだから原作者は正に長親の気分でしょうね。

投稿: ノラネコ | 2012年11月 9日 (金) 23時58分

>常識人というのは世界を変えたりするようなことはできない
なんだかわかる気がします。
良くも悪くも型にはまらないことが肝といいますか、結果オーライが世の中を変えてたりもするんですよね(^^;

久しぶりに気持ちの良い時代劇が観られました。

投稿: たいむ | 2012年11月 9日 (金) 23時52分

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受信: 2013年1月28日 (月) 20時14分

» のぼうの城 コミカルでキャスティングも変テコで下手すりゃB級になりそうなのに・・・! [労組書記長(←元)社労士 ビール片手にうろうろと〜]
【=57 -6-】 明日の朝から米子で仕事なので前日入り、岡山から14時5分の特急やくもに乗るはずやったのに倒竹があったようで午前からその列車までが運休となる。 次の15時5分から運転再開となるのだが指定席は取れなかったので、2時間ちょっと立っては辛いしまだまだ時間...... [続きを読む]

受信: 2013年1月30日 (水) 16時00分

» 「のぼうの城」 [ゆっくり歩こ。]
この映画は予告編を観るたび興味アリ!でした 原作は本屋大賞で話題になってた時、読んでみたいと思いつつ・・・ 歴史モノが苦手なので やめたのを覚えています 石田三成とか・・ 名前はかろうじて知ってる程度 歴史はよくわかんないけれど・・・ 野村萬斎の演...... [続きを読む]

受信: 2013年2月 5日 (火) 13時11分

» 映画:のぼうの城 [よしなしごと]
 “戦いまする”という台詞が印象的。歴史物は苦手なので躊躇していたのですが、評判もいいし見に行くことに。そんなわけで今回の記事はのぼうの城です。 [続きを読む]

受信: 2013年2月19日 (火) 00時56分

» のぼうの城 [いやいやえん]
これ劇場で見たかった作品でした。だって戦国時代でしょ、しかも忍城攻め。原作は弟がもっていたのですが、わざと未読。それでもキャスティングはどうかと思いましたよ、案の定でしたが。 忍(おし)城の攻防戦を描いた作品で、対するは石田三成率いる2万の大軍。史実をだいぶアレンジしているようですが、エンタメ時代劇ですしまあいいでしょう。面白かったですもん。 500 VS 20000…邦画版の「300」ですか。あー、こんなん勝てるわけないじゃんって思うわけですよ。戦国無双じゃあるまいし。しかし土壇場... [続きを読む]

受信: 2013年5月 2日 (木) 09時35分

» 映画『のぼうの城』観てきたよ~~\(^^@)/ [よくばりアンテナ]
面白かった~~~!! もう一回観たいと思います! この作品で野村萬斎さん大好きになっちゃったわ~~~(*^。^*) 小説版を読んだのは2年前記事はコチラ その時は知らなかったんだけど、この作...... [続きを読む]

受信: 2013年5月 4日 (土) 07時38分

» 13-051「のぼうの城」(日本) [CINECHANが観た映画について]
人の世の習わしとはそんなものなのか   天下統一を目前にした豊臣秀吉は、最後の敵となった北条勢への総攻撃に乗り出す。包囲された小田原城を残し、支城が次々と陥落していく中、周囲を湖に囲まれ“浮き城”の異名を持つ“忍城”にも危機が迫る。  ところが、小田原城の援軍に向かった城主・成田氏長に代わって城を任された従弟の長親は、のんびり屋で何を考えているか分からず、武将としての器も到底あるようには見えなかった。  しかしなぜか領民からは慕われ、“でくのぼう”が由来の“のぼう様”という嘲笑と親し...... [続きを読む]

受信: 2013年5月 6日 (月) 01時44分

» のぼうの城 [しんちゃんの徒然なる映画日記]
第286回「時間が経過したとはいえ、あのシーンには・・・」 今日の作品もどうしても見たいと思った作品ではありませんでした。その理由としては邦画であることに加え時代劇だということ。何千、何百もある作品の中から研鑽され配給される洋画と違い、邦画には駄作が多...... [続きを読む]

受信: 2013年7月 1日 (月) 20時21分

» のぼうの城 [映画感想メモ]
のぼう、皆に愛されてます! いい加減あらすじ 北条家との戦のため、豊臣は2万の軍 [続きを読む]

受信: 2013年8月25日 (日) 20時50分

» のぼうの城 [のほほん便り]
キャッチ・コピーは「豊臣軍にケンカを売った、でくのぼうがいた。」「この男の奇策、とんでもないッ!」。 まさに、野村萬斎ありての本作! 「でくのぼう」だけど、民心を掴む天才、のぼう様こと、成田長親(なりた ながちか)の快挙に、彼の存在感のスキルが、ハマり役。彼が考えた、という踊りが雰囲気です。 TBS開局60周年記念作品ってことで、犬童一心×樋口真嗣のダブル監督作品、だったのですね。 「水攻め」のシーンが、東日本大震災を連想させるとのことで、公開延期になるも、時期をみはからっての公開... [続きを読む]

受信: 2013年9月26日 (木) 12時46分

» のぼうの城 (2011) 145分 [極私的映画論+α]
 人は石垣 人は城〜♪ [続きを読む]

受信: 2013年10月 1日 (火) 06時25分

» 映画 のぼうの城 [風竜胆の書評]
 和田竜の同名小生つを映画化した「のぼうの城」。「のぼう」とは「でくのぼう」の略で、北条氏の出城・忍城の城主一門である成田長親に付けられた渾名だ。しかし、長親は ... [続きを読む]

受信: 2014年8月14日 (木) 21時28分

» 『のぼうの城』 ステキなでくのぼう [美容師は見た…]
『ぴったんこカン・カン』で”のぼうの城ツアー”を見て決めました。そうだ、映画館へ行こう(笑)【この男の奇策、とんでもないッ!20000人 VS 500人! 天下の豊臣軍にケンカを売った、でくのぼうがいた。 大ベストセラー奇跡の映画化! 大逆転実話】これは観ないわけにはいか... [続きを読む]

受信: 2015年1月31日 (土) 15時01分

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