「バック・トゥ・ザ・フューチャー」 生涯の10本のうちのひとつ
「Virginia/ヴァージニア」を観に行こうと思い有楽町に向かったのですが、すでに席は完売。
2週間限定公開ですからね・・・、せめてヒューマントラスト有楽町はネットで券が買えるようにしてほしい。
当日劇場へ行って、無駄足に終わるのはけっこうショック。
何もせずに変えるのもなんなので、午前10時の映画祭で「バック・トゥ・ザ・フューチャー」をやっていたので、そちらに足を向けました。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は生涯観た映画の中で10本選べと言われたら、必ず入ってくる作品です。
今までも何十回と観ましたが、飽きることがありません。
何度も観たのでセリフやカット割りまで覚えていたりするのですが、それでも飽きない。
ストーリーは今更説明する必要はないでしょう。
いわゆるタイムトラベルものですが、青春もの、コメディものとしての要素を含んでいます。
脚本はよく練り上げられていて、変なところがどこにも見当たりません。
細かい伏線がところどころに張られていますが、すべて計算されていて、見事に回収されています。
今観ると古い感じのするカット(カット割りでみせる)もあります。
それほどCGや合成などができない時代ですのでカット割りを工夫してみせているのですが、それはそれでとてもカッコいい。
気持ちよいリズムでカットを割っているので、テンポ良い感じに見えるのですよね。
学生の頃8mmで映画を撮ったとき、この作品のカットのマネを散々したものです。
マーティもドクも活き活きとしていて名コンビですし、ジョージのヘタレっぷり、ビフの憎々しさ、キャラクターもわかりやすくて、観ていてもストレスを感じません。
相変わらずデロリアンはかっこいいし。
そういえば学生の頃、映画か何かのプロモーションで撮影に使ったデロリアンが東京で展示されたことがありましたが、わざわざ観に行ったのを思い出しました。
この映画については語りだしたら止まらないので、作品についてはこのへんで。
本作が公開され、舞台となっているのは1985年。
作品の最後にマーティたちが30年後の未来へ旅立ちますが、それは2015年。
おっと、もう少しです。
「2001年宇宙の旅」の2001年を迎えたときも感慨深かったですが、2015年もそういう気分になるのでしょうね。
少なくともホバーカーはできてないし、大きくなる冷凍ピザもないでしょう・・・。
1985年のとき、映画の中で描かれる30年前の1955年はえらく古くさく見えたものですが、2015年の時のティーンが1985年の様子をみたら、やっぱり古くさく見えるのですかねぇ・・・。
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コメント
こにさん、こんばんは!
>リビアのテロリストの乗っていた車
フォルクスワーゲンのワゴンですよね。
うちの近所でもこのワゴンでシシカバブを売っている外人さんがいます(笑)。
フォルクスワーゲンのワゴンと、デロリアンのツーショットってすごいですね!
デロリアンはこの車を出しただけでつぶれてしまった会社なので、修理用のパーツとかの入手がたいへんそうですね・・・。
投稿: はらやん | 2012年8月19日 (日) 21時10分
本当に何度見ても飽きない映画です。
偶然とはいえ、懐かしい映画が見れて良かったですね。
空飛ぶデロリアンの燃料は空き缶とかとてもエコだったけれど、現実には無理ですかねぇ。
近所の駐車場にリビアのテロリストが乗っていた車(核物質は積んでなくて、何かの屋台販売に使っているみたい)とデロリアンが止まっているのです。
デロリアンの持ち主とは映画云々で話をしたことがありますが、維持費が大変なのだそうです。
投稿: こに | 2012年8月19日 (日) 20時41分