「ワン・デイ 23年のラブストーリー」 幸せなカップルはいっしょに観ちゃダメ
しっかり者で真面目、けれど自分に自信がもてないエマ。
ちょっとチャラ男なところもありながら、内面は傷つきやすさを持っているデクスター。
この二人が互いに惹かれながらも、すれ違い、そして寄り添ってきた23年の年月を、7/15という「ある日(ワン・デイ)」を切り取って描いたラブストーリーです。
予告を観て「ある日」だけで二人の人生を描くと言うのが、とても新しい試みだと思い、観に行ってきました。
<ここから先はネタバレあり>
あぁ、二人には幸せになってほしかった・・・。
これほどハッピーエンドを願った作品は、今までもあまりなかったです。
2006年の7月15日の問題のシーンで、僕は「あっ!」と声を出してしまいました。
ずっとすれ違っていたエマとデクスターがいっしょになれて、たった2年です。
あまりに早い別れでした。
でも観ていて、これは映画だから、エマはずっと病院で寝ていて、いつか目覚めて、二人は幸せな人生を送れましためでたしめでたしとなるはずだという思いもありました。
そうなってほしいと。
でも、2007年の7/15で荒んだデクスターの姿が描かれ、そしてその後2008年、2009年と7月15日は過ぎていきます。
僕は観ていて、さきほど書いたようにエマの事故のシーンでけっこうショックを受けてしまいました。
けどいつかエマは戻ってくるのではないかという思いも。
エマは死んでいないって。
でもエマは戻ってくることはなく、そして2011年の7/15をむかえ、エンディングに入りました。
それで、ああエマは死んでしまったんだと。
もう戻ってこないのだと受け入れたわけですね。
この2008年から2011年までを観ていたときの、ショック、信じられないという思い、切なさやるせなさ、そして最後には受け入れるということ。
これはまさにデクスターが、エマの死からたどった気持ちと同じなのだろうなと思いました。
エマとデクスターの二人は表面的にはタイプの違う人であったように見えますが、その本質、内面は似ているものを持っていたのだと思います。
二人の内面は自分自身への自信のなさであったのだと思います。
その自信は何か自分の中に欠けているものがあるということではなかったのかと。
その欠けているワンピースは、エマにとってのデクスターであり、デクスターにとってのエマであったのだと思います。
だからこそ二人は惹かれあったのでしょう。
でも、どちらかが相手を強く求めるとき、もう一人はそれに応じられる状況ではなかったりというすれ違いが起こります。
もしかして片方が自分に自信があり、相手を押し切る強さがあれば、もっと二人は早くからいっしょになれていたのかもしれません。
二人はともに相手を大切な人だと思っているから、それを失うのがおそろしかったのであったのかもしれません。
一線を越えてしまったあとに破局があって、それ以降相手がいない人生を選ぶことになるのであったら、ずっと友達のままのほうがいいと知らず知らずのうちに思ったのでしょう。
つき合ってから先にうまくいかないかもしれないと恐れて、つき合い始められないというのは、根本的に二人の自分自身に対する自信のなさがでているのだと思います。
それでも二人が勇気をもって互いに踏み出し、そして幸せな生活を初めて間もなくのあの事故。
運命というのは過酷なものだといっても、これはとても辛い結末でした。
デクスターに感情移入してしまっていたので、けっこう自分自身も観ていてダメージが・・・。
けっこう切ない気分で劇場を出ました。
そのため劇場の中に傘を忘れてきてしまいました(泣)。
この映画、ラブストーリーだからといって、幸せなカップルがいっしょに観に行くことはオススメしませんね。
切なくなるでしょうから。
二人が別々に観に行くといいかもしれません。
お互いの大切さを、再認識できるかもしれないから。

| 固定リンク
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 「ワン・デイ 23年のラブストーリー」 幸せなカップルはいっしょに観ちゃダメ:
» ワン・デイ 23年のラブストーリー/One Day [LOVE Cinemas 調布]
とある男女の23年間の恋愛感情と友情を、7月15日という1日のスポットを当てて描いたラブストーリー。ヒロイン役を『レイチェルの結婚』のアン・ハサウェイが、彼女が恋愛感情と友情を抱く男性を『ラスベガスをぶっつぶせ』のジム・スタージェスが演じている。監督は『17歳の肖像』のロネ・シェルフィグ。... [続きを読む]
受信: 2012年7月 6日 (金) 23時27分
» ワン・デイ 23年のラブストーリー [ダイターンクラッシュ!!]
2012年6月30日(土) 19:30~ TOHOシネマズ川崎プレミアムスクリーン 料金:0円(シネマイレージカード ポイント使用) 『ワン・デイ 23年のラブストーリー』公式サイト 1980年後半の大学卒業から23年間7月15日だけを描くラブ・ストーリー。 奇抜なアイディアと、傑作『once ダブリンの街角で』みたいなタイトルから、かなり期待したのだが。 恋人、妻、友人、元妻、しまいにゃ娘と女に甘えてばかりの駄目男の話だった。 そして、『シティ・オブ・エンジェル』かよ。 それにしても、何で... [続きを読む]
受信: 2012年7月 8日 (日) 14時35分
» ワン・デイ 23年のラブストーリー [あーうぃ だにぇっと]
ワン・デイ 23年のラブストーリー@なかのZERO [続きを読む]
受信: 2012年7月 8日 (日) 16時10分
» 『ワン・デイ 23年のラブストーリー』人生が集約する1日 [Healing]
ワン・デイ 23年のラブストーリー ★★★★ 友だち同士の関係を選んだ すれ違う男女の23回分の1日 作家志望、真面目でしっかり者のエマ(アン・ハサウェイ)と 自由奔放なチャラ男のデクスター(ジム・スタージェス)。 正反対な性格の男女の 出会いから23年間を、23年分の7月15日だけでつむいでいくお話。 同名ベストセラー小説の映画化です。 原作は未読。 スト... [続きを読む]
受信: 2012年7月 9日 (月) 10時03分
» 『ワン・デイ 23年のラブストーリー』 [ラムの大通り]
(原題:One Day)
「この映画、
原作がそうなっているってことだろうけど、
その発想がまずユニーク」
----「23年。23回の7月15日。」という、あれ?
「そう。
23年前の7月15日、
主人公ふたりの出会いから現在までを、
毎年、その一日(ワン・デイ)に絞って描いてい...... [続きを読む]
受信: 2012年7月15日 (日) 21時39分
» ワン・デイ 23年のラブストーリー / ONE DAY [我想一個人映画美的女人blog]
ランキングクリックしてね larr;please click
初めて会話を交わした7月15日から、その「1日」だけを23年間に渡って描く
ちょっと変わった視点のラブストーリー。
イギリス、イタリアほか各国でベストセラー・ランキング1位となった同名の小説をもと...... [続きを読む]
受信: 2012年7月15日 (日) 23時48分
» ワン・デイ 23年のラブストーリー [風に吹かれて]
ずっとあなたが好きだった公式サイト http://oneday.asmik-ace.co.jp原作: ワン・デイ (デイヴィッド・ニコルズ著/ハヤカワ文庫)監督: ロネ・シェルフィグ 「17歳の肖像 [続きを読む]
受信: 2012年7月16日 (月) 14時50分
» 『ワン・ディ 23年のラブストーリー』 [千の天使がバスケットボールする]
賢い女は、意外とダメ男に弱いのか。
1988年7月15日のスコットランド。めでたく留年せずに大学を卒業した日だ。夜通しパーティやら楽しみまくり、まもなく夜が明けようとする街を走っていく若者達。不図、気がつけば、残っているのは、同級生とはいえ、それまで交流の...... [続きを読む]
受信: 2012年7月16日 (月) 18時01分
» 人に歴史あり。『ワン・デイ 23年のラブストーリー』 [水曜日のシネマ日記]
ひとりの男性とひとりの女性の23年にわたる恋と友情を描いた作品です。 [続きを読む]
受信: 2012年7月17日 (火) 21時49分
» ワン・デイ 23年のラブストーリー よかったのか悪かったのか・・・不思議な映画だ [労組書記長社労士のブログ]
【=30 -3-】 昨日、映画を観た後、友人とばったり会った、「女房です」と妻を紹介したら、友人は「赤の他人です」と連れの女性を紹介してくれた、なんかそうとう可笑しくて、その後もずっと思い出し笑いするに至った。
大学の卒業式後に出会ったエマとデクスターはす...... [続きを読む]
受信: 2012年7月19日 (木) 09時37分
» ワン・デイ [映画的・絵画的・音楽的]
『ワン・デイ―23年のラブストーリー』をTOHOシネマズ渋谷で見ました。
(1)本作は、全体としてはエマ(アン・ハサウェイ)とディクスター(ジム・スタージェンス)とを巡る典型的なラブストーリーながら、特徴的なことが2点あるように思われます。
一つは、二人は、お...... [続きを読む]
受信: 2012年7月21日 (土) 05時44分
» ワン・デイ 23年のラブストーリー [映画と本の『たんぽぽ館』]
心のつながりの強さと美しさ
* * * * * * * * *
それは、大学卒業の7月15日から始まります。
真面目でしっかりもののエマ(アン・ハサウェイ)と、
自由奔放で恋多きデクスター(ジム・スタージェス)。
二人は、恋人でなく友人として付き合うこと...... [続きを読む]
受信: 2012年7月23日 (月) 21時54分
» ワン・デイ 23年のラブストーリー [象のロケット]
真面目でしっかり者のエマと、自由奔放で恋多き男デクスター。 23年前の7月15日、大学の卒業式ではじめて会話を交わしたふたりは、魅かれあうものを感じながら、恋人ではなく友達の関係を選び、親友として毎年7月15日を過ごしていた。 ある年の7月15日、エマはデクスターから違う相手との結婚を告げられるのだが…。 ラブストーリー。 ≪23年。 23回の7月15日。 どの1日も、あなただけを見ていた―≫... [続きを読む]
受信: 2012年8月13日 (月) 09時18分
» ワン・デイ 23年のラブストーリー 評価★★★58点 [パピとママ映画のblog]
お互いに惹かれ合いつつ友人でいることを選んだ男女の、23年に渡るある特定の日を切り取り二人の移り変わりを綴るラブストーリー。ヨーロッパを中心にベストセラーになっている同名小説を、原作者自ら脚本を担当し映画化。
監督は「17歳の肖像」が第82回アカデミー賞に3部...... [続きを読む]
受信: 2012年8月23日 (木) 14時14分
» ワン・デイ 23年のラブストーリー [Diarydiary!]
《ワン・デイ 23年のラブストーリー》 2011年 アメリカ映画 - 原題 - [続きを読む]
受信: 2012年8月31日 (金) 22時08分
» 「ワン・デイ 23年のラブストーリー」 [ヨーロッパ映画を観よう!]
「One Day」 2011 USA/UK
エマに「プラダを着た悪魔/2006」「ジェイン・オースティン 秘められた恋「ゲットスマート/2008」「パッセンジャーズ/2008」「レイチェルの結婚/2008」のアン・ハサウェイ。
デクスターに「アクロス・ザ・ユニバース/2007」「ラスベガスをぶっつぶせ/2008」「ブーリン家の姉妹/2008」「正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官/2009」のジム・スタージェス。
デクスターの母親アリソンに「あぁ、結婚生活/2007」「ラースと、その彼女/... [続きを読む]
受信: 2012年9月 4日 (火) 21時29分
» ワン・デイ [迷宮映画館]
20年前くらいの映画みたい・・。 [続きを読む]
受信: 2012年9月 5日 (水) 14時35分
» 「ワン・デイ 23年のラブストーリー」みた。 [たいむのひとりごと]
ようやく地元でも公開。最近は(ラブコメはともかく)純粋なラブストーリーモノは敬遠がちなのだけど、とりあえずアン・ハサウェイ目当てで鑑賞。大学卒業の日以来20年余りの間“親友”として交際を続けたエマとデ... [続きを読む]
受信: 2012年9月10日 (月) 16時55分
» 12-132「ワン・デイ 23年のラブストーリー」(アメリカ) [CINECHANが観た映画について]
明日よりも今日があればいい
1988年7月15日。真面目な優等生エマと自由奔放な遊び人デクスター。大学の卒業式で初めて言葉を交わし、互いに惹かれ合うものを感じて一夜を共にする。
しかし2人は一線を越えぬまま、友だちの関係でいることを選ぶ。
作家を夢見ながらも、なかなか思うようにいかないエマ。
一方、テレビの人気司会者となり、様々な女性と恋愛遍歴を重ねるデクスター。
そんな2人は、親友として互いに微妙な距離を保ちながらそれぞれの年の7月15日を迎えていくのだが。(「al...... [続きを読む]
受信: 2012年9月17日 (月) 00時55分
» No.328 ワン・デイ 23年のラブストーリー [気ままな映画生活]
アン・ハサウェイ、ジム・スタージェスの共演で、ロンドンとパリを舞台に23年間に及ぶ男女の愛の軌跡を描いたラブストーリー。監督は「17歳の肖像」のロネ・シェルフィグ。しっかり ... [続きを読む]
受信: 2012年10月 8日 (月) 22時06分
» ワン・デイ 23年のラブストーリー [愛猫レオンとシネマな毎日]
毎年7月15日だけで描くラブストーリー。
1988年の7月15日、大学の卒業式で、エマとデクスターは
初めて言葉を交わします。
2人は、惹かれあうものを感じながらも、友達として長い歳月を過ごすことに・・・
コレは、切ない映画でした・・・胸キュンです!
どちらかと言えば、女性向け作品だと思う。
そもそも女性監督が作っているので、一途なエマのキモチが分かるし
自分も映画の中での2人の長い年月を疑似体験しているような感覚を持ちました。
だってね、デクスターを演じたジム・スタージェスが、ステキなんだも... [続きを読む]
受信: 2012年10月26日 (金) 20時11分
» 映画『ワン・デイ、 23年のラブストーリー』を観て [kintyres Diary 新館]
12-56.ワン・デイ、23年のラブストーリー■原題:One Day■製作年、国:2011年、アメリカ■上映時間:107分■字幕:古田由紀子■観賞日:7月13日、TOHOシネマズ有楽座(有楽町)
□監督:ロネ・シェルフィグ◆アン・ハサウェイ(エマ)◆ジム・スタージェス(デクス...... [続きを読む]
受信: 2012年10月30日 (火) 23時21分
» ワン・デイ 23年のラブストーリー [いやいやえん]
アン・ハサウェイ、ジム・スタージェス、パトリシア・クラークソン他。
大学の卒業式で初めて会話を交わしたエマとデクスター。2人は急速に接近するのだが、お互い「友達」としての道を選んだ。そこから始まる23年間の毎年7月15日の2人の物語。
7月15日という一日だけに焦点をあてた演出は奇抜で新鮮さがあった。しかしその間の余白はある程度鑑賞者に任されるもので、二人にはその間それぞれ恋人やパートナーが出来たりしているのだけれど、満たされない何かがあるという設定。すれ違いの部分がとにかく多くて、非常... [続きを読む]
受信: 2012年12月 7日 (金) 09時30分
» ワン・デイ 23年のラブストーリー [映画感想メモ]
タイミングを逃すと、何年も擦れ違うことになる。 いい加減あらすじ エマとデクスタ [続きを読む]
受信: 2012年12月 8日 (土) 06時58分
» アメリカ映画「ワンデイ 23年のラブストーリー」、とっても切ないラブストーリーです [ひろの映画日誌]
おススメ度 ☆☆☆
ラブストーリー好き ☆☆☆☆
23年間の男女の恋を、23回の7月15日だけを描いたラブストーリーです。
2011年からスタートするが、15年戻ってからのスタート。
1988年7月15日、二人は卒業式で出会い、意気投合、カップリングを果...... [続きを読む]
受信: 2012年12月15日 (土) 16時22分
» ワン・デイ 23年のラブストーリー [こんな映画見ました〜]
『ワン・デイ 23年のラブストーリー』---ONE DAY---2011年(アメリカ)監督:ロネ・シェルフィグ
出演:アン・ハサウェイ 、ジム・スタージェス
大学の卒業式で意気投合して親友となった男女の23年に渡る切ない紆余曲折の道行きを、毎年7月15日の一日を切り取...... [続きを読む]
受信: 2012年12月20日 (木) 23時44分
» 【映画】ワン・デイ 23年のラブストーリー [★紅茶屋ロンド★]
<ワン・デイ 23年のラブストーリー を観ました>
23年も待てません!
原題:One day
製作:2011年アメリカ
人気ブログランキングへ
アン・ハサウェイとジム・スタージェス共演のラブストーリー。
久しぶりにラブストーリーを見ようかなと、たぶん王道の部類に入るこれをチョイス。
大学卒業の夜、友人同士で騒いだ後に乗りでエマ(アン・ハサウェイ)の家に転がり込んだデクスター(ジム・スタージェス)だったが、一線を越えず、親友同士で居る事を約束し、毎年7月15日を一緒に過ごす事に決める... [続きを読む]
受信: 2013年4月13日 (土) 08時39分
» 「ワン・デイ 23年のラブストーリー」(2011・米) [ほぼ映画感想、ときどき舞台レビュー]
アン・ハサウェイとジム・スタージェス共演の恋愛映画
「ワン・デイ 23年のラブストーリー」を観ました。
男女の23年間を7月15日だけ切り取って映画にする、という設定が
面白そうだったので観に行ったのですが……。
も、どう振り絞っても酷評しか出てこないよ。
私の好きなタイプの映画ではありませんでした。
お話はこんな感じ。
「大学の卒業式の日、初めて言葉を交わした
地味なエマ(アン・ハサウェイ)と
イケメンで遊び人のデクスター(ジム・スタージェス)。
当初、エマは寝るつもりでデクスタ... [続きを読む]
受信: 2013年4月29日 (月) 19時04分
» ワン・デイ 23年のラブストーリー [to Heart]
原題 ONE DAY
製作年度 2011年
上映時間 107分
原作 脚本 デヴィッド・ニコルズ
監督 ロネ・シェルフィグ
音楽 レイチェル・ポートマン
出演 アン・ハサウェイ/ジム・スタージェス/パトリシア・クラークソン
男女の23年にわたる恋と友情を毎年7月15日にスポットを当て...... [続きを読む]
受信: 2013年5月17日 (金) 21時49分
» ワン・デイ 23年のラブストーリー [Heaven of the Cinema]
しかし
過ぎ去ってしまえば
全ては幸せな思い出
不思議な出会い方をした男と女。
自信を失い、道を失い、人生を重ねていく二人。
それぞれの生活のしがらみ故に、相手を見失い、
しかし、お互いがお互いにとっての大切な人であるということに、たどり着く。
けれど迎えてしまう悲しい別れ。
楽しかったこと、辛かったこと、楽しいこと。
しかし、過ぎ去ってしまえば、全...... [続きを読む]
受信: 2014年11月 1日 (土) 19時15分
» 映画・ワン・デイ 23年のラブストーリー [読書と映画とガーデニング]
原題 ONE DAY2011年 イギリス
1988年から2011年までの23年間に渡り、特定の1日、7月15日(聖スウィジンの祝日)だけを描きます
1988年、スコットランドエディンバラ大学の卒業式の後、真面目でしっかり者のエマ(アン・ハサウェイ)と実家が裕福で自由奔放な...... [続きを読む]
受信: 2016年3月23日 (水) 11時41分
コメント
kiraさん、こんにちは!
>デクスターの成長が、エマに追いつくまでの道のりにも思えて
あぁ、そうですね〜。
どちらかと言えばやんちゃで幼いデクスターが彼女を失って、その大事さに気づいてようやく成長したのかもしれません。
それでも二人にとって、互いは欠くべからざる人であったのでしょうね。
投稿: はらやん | 2013年5月18日 (土) 09時20分
こんばんは~
エマに感情移入しちゃって、、私も
本当にこれほど幸せな結末を望んだ作品は、恭子ちゃんの「フレンズ」以来かも
意識不明でもなんでも、きっと目覚める。。そう思いながら願いながら、私も観てました。
二人に欠けてたワンピース!そうなんですよね....
デクスターの成長が、エマに追いつくまでの道のりにも思えて、
本当に切ないラストでした~
投稿: kira | 2013年5月17日 (金) 22時01分
sakuraiさん、こんにちは!
そうですねー、いろいろと長いことすれ違ってきた二人ですから、最後は幸せになってほしかったかなと。
おっしゃるようにせめて映画だけでもって思いますよね。
現実はそうはうまくいかないっていうことはみんな知っているわけですから。
投稿: はらやん | 2012年9月 8日 (土) 06時14分
ちょっと意地悪すぎますよね。
ふた昔前くらいだと、こういう展開もみましたが、観客の気持ちとずいぶん乖離したように感じました。
くっついて終わりじゃない・・・というのが人生ですが、せめて映画くらい、にこにこのさわやかに終わってもらいたかったです。
投稿: sakurai | 2012年9月 5日 (水) 14時35分
樹衣子さん、こんにちは!
そうなんですよね、自信のなさが二人の共通点だったと思います。
最初の出会いの場面でも二人がどちらかが少し強引であれば、また違う展開になったのかもしれません。
ただそれでうまくいくとは思いませんが。
二人がそれぞれに成長し、自分の欠点にも気づき、そして相手がかけがえのないものだと認識したところで結ばれたのはやはり運命だったのかなと。
その後の運命も過酷で、悲しくなりましたが・・・。
でもいっしょに過ごせた2年間は、デクスターにとっても最良の時で、それがあるから生きていけるのかもしれないですね。
投稿: はらやん | 2012年8月14日 (火) 07時53分
はらやんさまへ
コメントをするタイミングが遅くなりましたが、
>エマとデクスターの二人は表面的にはタイプの違う人であったように見えますが、その本質、内面は似ているものを持っていたのだと思います。
二人の内面は自分自身への自信のなさであったのだと思います
そうかっ!!・・・と今さらながらふたりの関係を理解したつもりになっております。
賢く作家になったエマにもコンプレックスがあり、容貌とバックグランドに恵まれているデクスターにもそれなりの自信のなさがあったと私にも思えます。
ところで、私もバスの運行がはじまるまでずっと駅まで自転車通学、自転車通勤をしていましたので、何度もひやっとした経験があります。冒頭のシーンでは、とても胸騒ぎがしてハラハラしていて、エマが左折して車の通っていない車道に入った時は正直ほっとしたのですが、まさかの展開でした。
傘・・・、残念でしたね。。。
投稿: 樹衣子 | 2012年8月13日 (月) 21時12分
まっつぁんこさん、こんばんは!
冒頭からしてちょっと不穏な感じはありましたよね。
そのとき、「あぁ、ちゃんと手信号出しているなんて律儀な人だ」と思ったのですが、そのあとあんなことに・・・。
自転車での移動は前後左右、お気をつけて・・・。
投稿: はらやん | 2012年7月 8日 (日) 19時08分
失敗しました。
かあちゃんといっしょに観てしまいました。(笑)
「事故のシーンでけっこうショックを受けてしまいました。」
いつも自転車なので他人事には思えないショック。
映画の冒頭のシーンのリフレインだったのでよけいドキドキしました。
投稿: まっつぁんこ | 2012年7月 8日 (日) 16時13分