「裏切りのサーカス」 観ている側も頭をフル回転
第84回アカデミー賞にゲイリー・オールドマンが主演男優賞などでノミネートされた作品。
他の出演俳優も、シブめのイギリス人俳優を揃えています。
ゲイリー・オールドマンの他には、コリン・ファース、ジョン・ハート、マーク・ストロング・・・。
若手で現場の工作員ターを演じている人、観たことあるなと思ったら「Black&White/ブラック&ホワイト」のトム・ハーディでした。
髪型が全然違うので初めはわからなかったです。
このシブさが溢れるキャスティングからもわかるように、本作はスパイ映画ではありますが、「ボーン・アイデンティティ」や「ミッション・インポッシブル」のような派手なアクションは一切なく、もっぱら頭脳戦が描かれます。
冷戦時代イギリス諜報部<サーカス>のリーダー、コントロールは、自分の組織にソ連の二重スパイ<もぐら>がいるという情報を掴みます。
自分の部下である幹部5人の誰が<もぐら>なのか・・・。
そして観ている観客にも、かなり頭を使わせる作品になっています。
わかりやすいアメリカ映画のように細かいところがわからなくてもなんとかなる映画ではなく、様々なディテールまで目を光らせていないと話においていかれる可能性があります。
僕も観ていて途中やや混乱するところもありました。
本作観るにあたっては、下記の2点に注意して観るとよいでしょう。
1.登場人物の名前を顔を頭の中で早めに一致させる。
まず本作は登場人物が多いです。
脇役かと思っていると実は重要な役回りだったりするので、注意が必要です。
また会話の中で別の人物のことを語るという場面が多く、誰のことを話しているのかがわからないと筋がわからなくなってきます。
ビルとか、ジムとか、一般的な名前が多かったりするのでこれがまたやっかい。
2.時系列に注意する。
本作は現在進行形の時間と、登場人物の回想場面というのが、かなり入り組んだ形ででてきます。
どの時点の話が画面に映っているのかどうかに注意したほうがいいでしょう。
そしてまたいくつかの出来事がどれが先で、どれが後というのも、把握しておいたほうがよいでしょう。
正直、僕はこの時系列がしっかりと把握し切れたかと言うと、少々自信がありません。
本作、1回観ただけだと把握しきれないかもしれないですね。
けっこういろいろなところに伏線が張られているような気がしますが、全部気づけたかどうかわかりません。
<ここから先はネタバレしているので、観た方だけね。続きは下へスクロール>
<もぐら>の正体はビル(コリン・ファース)であったわけですが、その理由について彼は西側の体制よりも、東側の体制に共感したと言っています。
果たしてそれだけだったのでしょうか。
冒頭にブタペストで殺されたと思われた工作員ジム(マーク・ストロング)は、結局生きておりソ連の情報部のメンバー「カーラ」に拷問された後、イギリスに密かに送還されていました。
ビルはジムがソ連に捉えられたことを知ったとき、烈火の如く怒り、彼を生かして取り戻そうとします。
また教師として身を隠しているジムは、教え子のビルという少年に「ビルという名の人物はすべてを見通すことができる」というようなことを言います。
ビルとジムは大学の頃からの親友であったとも語られています。
本作ではっきりと言われているわけではないですが、ビルとジムは同性愛の関係ではなかったかと思われます。
ビルの正体がばれ、取り調べ後ソ連に送還されることになったわけですが、そこで彼はジムによって狙撃され殺されます。
一瞬ジムが撃つことを躊躇うような表情を見せるのですが、これはビルとジムの密かな関係が出ているような気がしました。
そもそもビルは、ジムによって東側への内通者として育てられたのではないかというようにも思えます。
ブタペストでの将軍亡命云々も、ジムを一度表舞台から消すというためにそもそも仕組まれたのではないかとも考えられるかなと。
このあたりは最後まで観てそう思ったので少々自信がないのですけれど。
最初からもう一度観たら、いろいろと気づくところがあるかもしれません。
マーク・ストロングが最初にあっさり殺されるスパイ役なんて贅沢だなぁなんて観ていたのですが、あとで実は大きな役回りだったので、もっと注意深く観ておけばよかったと後悔しました。
あとターとイリーナのエピソードと、ブタペストの件、<ウィッチクラフト作戦>の開始時期はどれが先なのかがちょっと自信がなくて。
このあたりの順番でも解釈がちょっと変わるような気もしています。
上で時系列に注意と書きましたが、このあたりのことになります。
書いていていろいろ気になるところが出てきました。
やっぱりもう1回観ようかな。
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コメント
りおさん、こんばんは!
話は複雑でしたよね。
私もついていくのが大変だったのを覚えています。
>マーク・ストロングは、時々スタンリー・トゥッチと見分けがつかなくなります。
わかる気がします!
顔の作りが濃くて、髪の薄い具合が、印象似ているかもしれないですね。
投稿: はらやん | 2016年4月29日 (金) 20時13分
こんにちは。
期待していた割には面白くなかったなぁ…という記憶しかありません
わたしには複雑すぎたのかなあ。
マーク・ストロングは、時々スタンリー・トゥッチと見分けがつかなくなります。
並んだら全然違うんでしょうけどねー
投稿: りお | 2016年4月27日 (水) 03時57分
ryokoさん、こんばんは!
けっこうこの話、フクザツですものねー。
僕は結局二度目は観ずじまいでした。
原作は興味がありますね。
僕も今度読んでみようかな。
投稿: はらやん | 2012年12月12日 (水) 20時45分
こんにちは~。
いろいろと謎が残ったので2回目挑戦しました。
でも・・・名前と関係をしっかり覚えてみましたが、やっぱり原作を読むしかないのかな~とおもいました。
投稿: ryoko | 2012年12月12日 (水) 11時05分
sakuraiさん、こんにちは!
そうですよねー、こちら2回観ないと細かいところまでわからないかもです。
結局僕は観なかったですが・・・。
マーク・ストロングってすっかり毛がない状態を見慣れてしまってます。
始め、誰だっけ?って思ってしまいました。
投稿: はらやん | 2012年7月 8日 (日) 15時48分
はい、もっかい見てきます!
ストロングは、髪があると、別人ですねえ。
投稿: sakurai | 2012年7月 8日 (日) 07時46分
ひろさん、こんばんは!
いやー、僕も途中「???」というところがありまして、理解し切れたかというと甚だ怪しいです。
マーク・ストロングは最初に殺されて、これだけなんて贅沢なキャスティング!と思いましたが、かなり重要な役回りでしたよね。
僕は最後のは愛情は持ちつつも、それを押し殺しての口封じかと思ったのですが、このあたりはちょっと自信がありません。
原作も興味が出てきました。
ずいぶん前の作品なのですね。
こんど手に取ってみようかと思います。
そうすると疑問点もわかるかな?
投稿: はらやん | 2012年5月 8日 (火) 20時07分
こんにちは♪TBありがとうございました!
頭をフル回転して観ていても、よくわからないことが多かった私です(汗)
でも、キャストも良かったですし、こういう渋いというか雰囲気のある作品、好きでした♪
私も、えっ!マークの出番、これで終わり?と焦りました(笑)
>そもそもビルは、ジムによって東側への内通者として育てられたのではないかというようにも思えます
え~~!そんな風には、考えもしませんでした(驚)
最後にジムがビルを撃つのは、同性愛の関係からかと
思いましたが、そうなると、口封じ?みたいな意味にも
なるんでしょうか?
確かに、1度観たくらいでは、全部は理解できませんよね(汗)読書家のはらやんさんですので、原作を読まれてはいかがですか?(←余計なお世話ですが・笑)
投稿: ひろ | 2012年5月 7日 (月) 10時53分