« 本 「三匹のおっさん ふたたび」 | トップページ | 「映画『紙兎ロぺ』 つか、夏休みラスイチってマジっすか!?」 劇場版、マジっすか!? »

2012年5月12日 (土)

「ポテチ」 口には出さない秘めた「想い」

伊坂幸太郎さんの短編「ポテチ」を、中村義洋監督が映画化しました。
中村監督は伊坂作品はこれで4作目になりますね。
今までの作品についても僕も好きなのですが、中村監督と伊坂作品の相性はいいのでしょう。
伊坂さんの作品というのは、「人の想い」を描いているものが多いですよね。
そしてその「想い」というのは、口に出して大きな声で言うものではなく、胸の中に秘められているもの、けれど、その人の行動原理にもなるほどのとても強い「想い」なのです。
伊坂さんの作品はその秘められた「想い」が物語の最後に明らかになって、それによって人々がなぜこのように行動したのかが、すとんと腑に落ちるものが多いような気がします(「アヒルと鴨のコインロッカー」「ゴールデンスランバー」など)。
ミステリーではないですけれど、登場人物の行動と心の謎解きが行われるので、観終わったときになんというかすっきりと晴れやかな気持ちになるのですね。
このあたりの伏線の張り方を大仰にやるとクサかったりするのですが、仕掛けを感じさせないようにしながらも仕掛けている繊細さみたいなものが、中村監督にはあるような感じがします。
あと伊坂作品&中村監督に欠かせないのが濱田岳さん。
今までの3作品にも出演していますが、本作では主演です。
主人公忠司はすごく抜けていて天然ぽいところもあるのですけれど、とてもピュアな正直者。
このあたりの雰囲気は「アヒルと鴨のコインロッカー」に通じるところもあるような気がしますが、濱田さんはぴったりです。
中村監督と濱田さんは、ティム・バートンとジョニー・デップのよう。
こちらも相性がいいのでしょうね。
本作では中村監督、出演もして濱田さんとのやり取りまであって、そして最後は一番おいしいところを中村監督が持ってってます(笑)。

<ここから先はネタバレしています>

タイトルの「ポテチ」ですが、これは言うまでもなく「ポテトチップス」のことです。
冒頭にも書いたように本作も伊坂作品らしいお話しになっています。
濱田さんが演じる忠司が心に秘めた「想い」。
それが最後に明らかにされ、そしてなぜ忠司が「ポテチ」で涙を流したのかが明らかにされるわけです。

忠司は、バカ正直とも言っていいぐらいにピュアな男です。
生業は空き巣なのですが、盗みに入った先で人助けなどもしてしまったりするわけなのですね。
また忠司は地元のプロ野球チームの尾崎の大ファンで、すごく思い入れを持っています。
それは尾崎が忠司と同じ生年月日、同じ病院で生まれたと知ったからで、忠司にとっては尾崎はヒーローであったわけですね。
忠司は健康診断を受けた際、ある事実に気づきます。
それは母親と血がつながっていないのではないかということです。
そしてそれを調べたところ、病院で赤ん坊の取り違えが起こり、母親の実の子供は尾崎であるということを知ってしまうわけです。
忠司は自分が出来の悪い不肖の息子であるという自覚があります。
もし病院で取り違えが起こらなければ、母親は出来のよい息子を持ち、もっと幸せであったのではないかと思うのです。
しかし、物語上でこのような忠司の「想い」がわかるのはほんとに終盤のクライマックスです。
中盤くらいでタイトルにもなっている「ポテチ」に関わるあるシーンがあります。
忠司は同棲相手である若葉にコンソメ味のポテトチップスを買ってくるよう頼まれます。
彼は自分用に塩味を買ってきますが、若葉に間違えて塩味の方を渡してしまいます。
若葉は食べ始めてコンソメ味ではないこと気づき、「取り替えて」と言いますが、「やっぱいい」と塩味を食べ続けます。
忠司は「替えるよ」と言いますが、若葉は「食べてみたらこっちも美味しいからいい」と言うのです。
ここで忠司は思わず涙します。
「俺はどうしたらいいんだよ」と。
若葉もそうですが、観ている側はなぜここで忠司が泣くのかがわかりません。
ここが伊坂作品らしい絶妙な構成であると思います。
これがミステリーにおける「謎」の提示なのですね。
彼はなぜ泣いたのか。
しかし上で書いたように、忠司が出生の事実を知ってしまっていたということを知ると合点がいくわけです。
ボテチを渡し間違えたというのは、赤ん坊を取り違えたということに通じます。
忠司はその間違えに気づき取り替えようとしますが、若葉がそのまま食べ続けたことにより、やはり間違えたということは取り消せないのだと思ったのではないかと思います。
あるべき状態ではないのに、そのまま出来の悪い自分は母親の息子でいなくてはいけないという、母親への申し訳なさで彼は涙したのでしょう。
だからこそ本当の息子である尾崎は自分にとっても、そして本当の母親にとってもヒーローであってほしいと願うのです。
ここに忠司の純粋さを感じます。
けれど忠司の母親は、もし事実を知ったとて、忠司のことを息子じゃないと言うでしょうか。
たぶんそういうことはないのだと思います。
若葉が「食べてみたら美味しかった」と言ったように、母親も「お前の母親になってみたらよかった」と言ってくれるのではないでしょうか。
忠司を愛している若葉と、忠司の母親が意気投合したところから見ても、同じような感覚を持っている女性だと思います。
忠司、若葉、そして忠司の母親、それぞれの「想い」を大声でつまびらやかに語るのではなく、そこはかとなく感じさせるところが伊坂作品の真骨頂であり、また中村監督の過剰になりすぎない演出の匙加減なのだと思います。
本作は1時間強という小さな作品ですが、それでもやはり伊坂さん、中村監督らしさを持った作品に仕上がっていました。

にほんブログ村 映画ブログへ

|

« 本 「三匹のおっさん ふたたび」 | トップページ | 「映画『紙兎ロぺ』 つか、夏休みラスイチってマジっすか!?」 劇場版、マジっすか!? »

コメント

ポテチって何を描こうとした映画なの?
起承転結がないし、かったるい! 名画上映会での上映のために試写したのだけれど、ちょっと無理な作品だと思う。 若者に受けるのだるか? 80越えの男性より

投稿: Tomy | 2017年11月20日 (月) 10時37分

xiumeiさん、こんばんは!

こちらこそTBありがとうございました。
中村監督は好きな監督さんのひとりですので、思い入れが強くなって各分量も多くなってしまいますね。
今後ともよろしくお願いします。

投稿: はらやん | 2014年3月12日 (水) 22時03分

私のブログにトラックバックしてくださってありがとうございました。すごく深く書き込まれているレビューで、いささか恥ずかしくなりましたが、私もTBさせていただきますね。

投稿: xiumei | 2014年3月10日 (月) 14時37分

おくやぷさん、こんにちは!

僕もこちらは好きな作品です。
ポテチのところで泣いたのは、あとで振り返ってみると彼の気持ちが痛いほどわかって。
後半で、ああそうだったのかと理解するとなんか泣けてきて、思い出し泣きみたいな感じになりました。

投稿: はらやん | 2012年6月 4日 (月) 13時12分

彼は、すごいことに気づいたときは泣かなかったんじゃないかと思ったんですよね(原作読んでないし推測)
でもあるきっかけでシンクロしてあふれ出てしまう…
そういった悲劇もなんでもないことだったり、ちょっとしたことも大変だったりの紙一重な部分の描写がとてもこころにきました

すごく好きな作品だな~

投稿: おくやぷ | 2012年6月 2日 (土) 22時50分

sakuraiさん、こんばんは!

うん、短編であるからと言って中身がないわけでもなく、しっかりと充実した作品でした。
ことさらに震災のことを言うわけではないですが、ただちゃんとそこに日常があるというのは、やはりよいものだと思いました。
山形はあの山間の村の話のところでしたっけ?

投稿: はらやん | 2012年5月31日 (木) 20時09分

短さが見事に活きた一本だったです。
もともと短編ですから、これが正しい作り方でしょうね。
仙台の応援映画なんでたくさんの人に見て欲しいです。
ちゃんと山形も登場!

投稿: sakurai | 2012年5月29日 (火) 08時24分

kiraさん、こんにちは!

ポテチのシーンで、察しましたか〜。
僕はここは意味があるシーンだとは思ったのですけれど、その後のホテルでの場面まで想像つかないかったです。
球場のシーンはよかったですよね。
若葉もよかったし、お母さんもよかったなぁ。

投稿: はらやん | 2012年5月27日 (日) 11時47分

ストーリーは全く知らなかったのですが、
あの、異常なまでの尾崎に対する愛情の深さで、
ポテチのシーンでは、もう予想がついていて、
試合観戦の際の忠司のはしゃぎっぷりに、もううるうるで、
彼の行動の時に決壊しました~
人の心の奥深くにある、切なくどうしようもない想いと
どうにかしたい想いが、尾を引いて泣けて仕方なかったです~。

投稿: kira | 2012年5月24日 (木) 21時54分

こにさん、こんばんは!

こにさんは原作を先に読んでいたんですね。
原作もそうなのでしょうけれど、構成がしっかりと組まれていましたよね。
あのポテチの意味がわかったときは、うーんよくできていると唸りました。
ラストの中村監督はむちゃくちゃおいしかったですね!

投稿: はらやん | 2012年5月14日 (月) 21時29分

ストーリーを知っていても、十分堪能できる映画でした。
最後の中村監督、やったぁ~!でしたね。

投稿: こに | 2012年5月13日 (日) 21時04分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「ポテチ」 口には出さない秘めた「想い」:

» 「ポテチ」:短編小説の味わい [大江戸時夫の東京温度]
映画『ポテチ』は、短編小説の如き味わい。実際、尺も短くて68分の中編です。こうい [続きを読む]

受信: 2012年5月12日 (土) 22時11分

» 『ポテチ』 「絆」よりもヒステリシス! [映画のブログ]
 中村義洋監督!伊坂幸太郎原作!濱田岳主演!  まさしく鉄板の陣営だ。『アヒルと鴨のコインロッカー』、『フィッシュストーリー』、そして『ゴールデンスランバー』で私たちを楽しませてくれた人々が、ま...... [続きを読む]

受信: 2012年5月13日 (日) 10時54分

» 『ポテチ』・・・キリンに乗ってくから! [SOARのパストラーレ♪]
確信した。伊坂幸太郎作品の映画化は監督・中村義洋、音楽・斉藤和義でなければ成立し得ないことを。 中村×斉藤によって作り出される伊坂ワールドは原作ファンを決して裏切らず、それでいて一本の映画としての魅力に満ちている。このタッグでは3作目となる伊坂ワールド、その素晴らしさを今回も存分に堪能した。 (劇場での観賞は『ゴールデンスランバー』に次いで2作目)... [続きを読む]

受信: 2012年5月13日 (日) 11時13分

» ポテチ [悠雅的生活]
空飛ぶキリン。コンソメ味。ピタゴラスの定理。 [続きを読む]

受信: 2012年5月13日 (日) 19時13分

» ポテチ [あーうぃ だにぇっと]
ポテチ@スペースFS汐留 [続きを読む]

受信: 2012年5月13日 (日) 19時43分

» 映画・ポテチ [読書と映画とガーデニング]
2012年 日本 原作・伊坂幸太郎x監督・中村義洋x音楽・斉藤和義 68分という短さでしたが、原作(「フィッシュストーリーに」収められている中篇)の良さがそのまま伝わってくる素敵な映画でした ロケ地は全て仙台 中村親分(中村義洋監督ご本人)の下、空き巣を生...... [続きを読む]

受信: 2012年5月13日 (日) 21時03分

» 中村義洋監督 「ポテチ」 [映画と読書とタバコは止めないぞ!と思ってましたが……禁煙しました。]
原作・伊坂幸太郎、音楽・斉藤和義、俳優・濱田岳、そして監督・中村義洋とくれば… 「アヒルと鴨のコインロッカー」「フィッシュストーリー」そして「ゴールデンスランバー」と私的には最高のエンターテイメント作品を提供してくれた超豪華メンバー その超豪華メンバー...... [続きを読む]

受信: 2012年5月14日 (月) 11時02分

» ポテチ [LOVE Cinemas 調布]
伊坂幸太郎原作の「フィッシュストーリー」にある短編小説を映画化。監督は伊坂作品と言えばこの人、『アヒルと鴨のコインロッカー』、『ゴールデンスランバー』を手がけた中村義洋だ。更に主演は伊坂+中村といえばこの人・濱田岳。共演に木村文乃、大森南朋、石田えり、そして中村監督自身までもが出演している。空き巣をしている青年の皮肉な運命を描き出している。... [続きを読む]

受信: 2012年5月15日 (火) 01時25分

» ポテチ       評価★★55点 [パピとママ映画のblog]
「ゴールデンスランバー」など、伊坂幸太郎作品の映画化で定評のある中村義洋監督が、伊坂の中編小説を原作に、別々の人生を歩んできたプロ野球選手と平凡な青年が辿る数奇な運命を描く。出演は、中村作品の常連で「ゴールデンスランバー」の濱田岳、「極道めし」の木村文...... [続きを読む]

受信: 2012年5月16日 (水) 19時00分

» ポテチ [だらだら無気力ブログ!]
やっぱ濱田岳だな。彼の醸し出す独特の存在感がイイ! [続きを読む]

受信: 2012年5月17日 (木) 00時19分

» ポテチ/濱田岳、木村文乃 [カノンな日々]
作家・伊坂幸太郎さんと監督・中村義洋さんのコンビによるこの4作目は『フィッシュストーリー』に収録されている中編小説を原作にする本編68分の中編映画です。過去3作いずれも面白 ... [続きを読む]

受信: 2012年5月17日 (木) 22時40分

» ポテチ(2012-068) [単館系]
ポテチ MOVIXさいたま 宮城県仙台市、生まれた年も日にちも一緒の2人は成長した後、 片方はプロ野球の人気選手、もう片方は空き巣というまったく異なる人生を歩んでいた。 ある日、空き巣をなりわいとす...... [続きを読む]

受信: 2012年5月21日 (月) 03時42分

» ポテチ [to Heart]
製作年度 2012年 上映時間 68分 原作 伊坂幸太郎『ポテチ』(新潮文庫刊『フィッシュストーリー』所収) 脚本:監督 中村義洋 音楽 斉藤和義 主題歌『今夜、リンゴの下で』 出演 濱田岳/木村文乃/大森南朋/石田えり/中村義洋 仙台在住の人気作家・伊坂幸太郎の同名中編小...... [続きを読む]

受信: 2012年5月23日 (水) 23時46分

» ポテチ [映画的・絵画的・音楽的]
 『ポテチ』を渋谷のシネパレスで見ました。 (1)本作は、映画『ゴールデンスランバー』などの制作に携わった3人〔伊坂幸太郎(小説家)+中村義洋(監督)+斉藤和義(ミュージシャン)〕の組み合わせで、わずか8日間で撮り上げた作品です(企画段階を入れても3か月との...... [続きを読む]

受信: 2012年5月24日 (木) 06時00分

» 『ポテチ』 [ラムの大通り]
----『ポテチ』 って、 ポテトチップスのことだよね。 どんな映画か想像つかないニャあ。 「そうだね。 タイトルがタイトルだし、 ランニングタイムも68分と短い。 いわゆる小品の部類なんだけど、 その感動は 映画のサイズ(?)とは反比例するように深い。 だけど、この...... [続きを読む]

受信: 2012年5月27日 (日) 23時26分

» ポテチ [迷宮映画館]
凄いことに気付く凄い奴! [続きを読む]

受信: 2012年5月29日 (火) 08時24分

» ポテチ 【映画】 [as soon as]
人はたまに すごいことに気づいちゃうね でもそれはずっと変わらず存在していた営みだったりする 気づいても 気づかなくても 今までも在って これからも在る営みだったりする リンゴが木...... [続きを読む]

受信: 2012年6月 2日 (土) 22時50分

» 『ポテチ』 [京の昼寝〜♪]
□作品オフィシャルサイト 「ポテチ」□監督・脚本 中村義洋□原作 伊坂幸太郎□キャスト 濱田 岳、木村文乃、大森南朋、石田えり、中林大樹、松岡茉優、阿部亮平、       中村義洋、桜 金造■鑑賞日 5月26日(土)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★☆ (...... [続きを読む]

受信: 2012年6月 4日 (月) 21時47分

» 「ポテチ」 [prisoners BLOG]
あれあれという感じでストーリーが斜め上に、ちょっとづつ意外に展開していって、最後にきちんとピースが合わさるこの原作・監督=脚本コンビの作りとしては一番おもしろかった。 濱田岳扮する青年が万有引力や三角形の内角の和の法則を独力で発見するあたりはその場限り...... [続きを読む]

受信: 2012年6月 9日 (土) 10時14分

» ポテチ [ここなつ映画レビュー]
本編が全て終わった時に、やっとタイトルの意味が判りました。俗語で軽くってコンビニ言葉で、さほど有難味のない単語、ポテチ。ポテトチップの事だと、誰でも簡単に判る。でもこの作品のタイトルに込められた思い…ラストシーンからずっと止めようもない涙を溢れさせていた私の気持ち、隣で一緒に鑑賞していた息子には生涯判るまい。 仙台で既に先行上映されているこの作品が、東京にやってきます。出演者舞台挨拶がある試写会に息子と二人で行って来ました。舞台挨拶は濱田岳と... [続きを読む]

受信: 2012年6月13日 (水) 13時32分

» 映画『ポテチ』 [ほし★とママのめたぼうな日々♪]
原作を読んだのは、もう5.6年前になるでしょうか? 伊坂作品に一番はまっていた頃だったので アチコチのお話に出てくる人気 [続きを読む]

受信: 2012年6月14日 (木) 19時08分

» 映画『ポテチ』 [ほし★とママのめたぼうな日々♪]
原作を読んだのは、もう5.6年前になるでしょうか? 伊坂作品に一番はまっていた頃だったので アチコチのお話に出てくる人気 [続きを読む]

受信: 2012年6月17日 (日) 20時46分

» 「ポテチ」 違っていても、それもまた良し [明日へのヒント by シキシマ博士]
この映画、震災後の仙台の?復興の後押し?の意味も込めて製作されたようですが、確かにそれに相応しい作品だと思います。 ガンバレ!というのではなくて、 本来の道から逸れたとしても、それはそれで悪くない。 思いがけないことは悪いことじゃない。 いろんな人が助け...... [続きを読む]

受信: 2012年6月18日 (月) 22時12分

» 「ポテチ」 癒し系映画(゚▽゚*) [ジョニー・タピア Cinemas ~たぴあの映画レビューと子育て]
「ゴールデンスランバー」など、伊坂幸太郎作品の映画化 で定評のある中村義洋監督が [続きを読む]

受信: 2012年6月23日 (土) 00時02分

» 「ポテチ」 [みんなシネマいいのに!]
 昨今の映画はダラダラと長いものが多い。 映画は90~100分を理想としている自 [続きを読む]

受信: 2012年6月23日 (土) 11時26分

» ポテチ [銀幕大帝α]
12年/日本/68分/コメディ・ドラマ/劇場公開(2012/05/12) −監督− 中村義洋 『ゴールデンスランバー』 −原作− 伊坂幸太郎『ポテチ』 −脚本− 中村義洋 −音楽− 斉藤和義 −主題歌− 斉藤和義『今夜、リンゴの下で』 −出演− *濱田岳『ロボジー』・・・今村忠司 *木...... [続きを読む]

受信: 2012年10月28日 (日) 23時30分

» ポテチ : 愛情は、キリンに乗ってやって来る [こんな映画観たよ!-あらすじと感想-]
 いや~、今日はお休みです。休みの日は、家でのんびりと過ごしたい派なので、昨日借りたDVDでも観ようかな。では、本日紹介する作品は、のんびりしたい日におすすめの一本で [続きを読む]

受信: 2012年11月 7日 (水) 10時58分

» 日本映画「ポテチ」、ポテトチップがタイトルの映画です [ひろの映画日誌]
おススメ度 ☆☆☆ 70分近くの短い映画です。 更にこれは宮城県応援映画です。 伊坂幸太郎原作のミステリーです。 なんともほんわかとした、軽ーいタッチの映画ですが、主人公に同化して涙したり、最後はなんともさわやかな気持ちにしてくれる映画です。 空き巣専門...... [続きを読む]

受信: 2012年12月15日 (土) 16時25分

» ポテチ [♪HAVE A NICE DAY♪]
解説yahooより〜 『アヒルと鴨のコインロッカー』『ゴールデンスランバー』など、仙台を舞台とした作品を世に送り出してきた原作:伊坂幸太郎&監督:中村義洋のコンビで贈る本作は、中短編集「フィッシュストーリー」に収められた同名作を映画化した68分の中編だ。震...... [続きを読む]

受信: 2012年12月21日 (金) 21時47分

» ポテチ [映画と本の『たんぽぽ館』]
食べてみたら意外と美味しくて気に入った。塩味ポテチ。             * * * * * * * * *   伊坂幸太郎氏の中編集「フィッシュストーリー」に収められた一作の映画化。 私、井坂幸太郎ファンですが、 なぜか映画化作品を見ていなかったよ...... [続きを読む]

受信: 2013年1月14日 (月) 17時29分

» 12-314「ポテチ」(日本) [CINECHANが観た映画について]
塩味も食べてみれば美味しかった   空き巣を生業とする青年・今村忠司とその恋人・大西若葉は、とあるマンションの一室に忍び込む。そこはプロ野球のスター選手・尾崎の自宅。  今村はなぜか尾崎にご執心で、尾崎の話になるとつい熱くなってしまう。  すると突然、若い女性の声で尾崎に助けを求める電話がかかってくる。放っておけず、尾崎の代わりに女性を助けに向かう今村だったが。(「allcinema」より)... [続きを読む]

受信: 2013年2月 7日 (木) 01時50分

» 塩味とコンソメ味の人生。(^^;〜「ポテチ」〜 [ペパーミントの魔術師]
ポテチ [DVD]アミューズソフトエンタテインメント 2012-10-26売り上げランキング : 20641Amazonで詳しく見るby G-Tools関連商品 みなさん、さようなら [Blu-ray] みなさん、さようなら [DVD] 鍵泥棒のメソッド [Blu-ray] 桐島、部活やめるってよ(DVD2枚組) フィッシュス...... [続きを読む]

受信: 2013年4月18日 (木) 16時53分

» 映画『ポテチ』★伊坂風味の「ポテチ」:今ある幸せと感謝 [**☆(yutake☆イヴのモノローグ)☆**]
映画レビューです。(ネタバレ表示なし) http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id341698/rid14/p1/s0/c1/ オール仙台ロケだそうです。 地元ではありませんが、仙台には、仕事や買い物に行..... [続きを読む]

受信: 2013年5月11日 (土) 19時02分

» ポテチ(2012) [映画鑑賞覚書]
Dear Diary・・・・ この映画の噂を聞いてから、なんだか、見たくて気持ちがざわざわしていた。 だから、いつも上映時間とか気になって見ていたのだけれど、なかなか行ける時間が取れなかった。 いや、行こうと思えばいつだって行けただろうケレド、日ごろの疲れもあって、気持ちが折れてしまっていた。 そんな中、いつもの映画のお供、某RO氏よりシネ小屋ツアーのお誘い! ありがたい!! その日は昼間にサッカーを観にいく予定だ..... [続きを読む]

受信: 2014年3月10日 (月) 14時38分

« 本 「三匹のおっさん ふたたび」 | トップページ | 「映画『紙兎ロぺ』 つか、夏休みラスイチってマジっすか!?」 劇場版、マジっすか!? »