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2012年1月14日 (土)

「マイウェイ 12,000キロの真実」 相互理解に至る道のり

韓流ブームと言われて久しく、そのきっかけはいくつかあったと思いますが、1999年の「シュリ」のヒットも一つの要因だったと思います。
「シュリ」以降コンスタントに韓国の映画が日本でも公開されるようになりました。
その「シュリ」の監督カン・ジェギュが久しぶりに手がけたのが本作「マイウェイ 12,000キロの真実」です。
本作は第二次世界大戦中、日本、ソ連、ドイツと3つの軍服を着て戦うこととなった日本人の青年長谷川辰雄(オダギリジョー)と朝鮮人の青年キム・ジュンシク(チャン・ドンゴン)の数奇な運命を描いています。
145分とかなりの長尺ですが、見応えのある作品となっていました。
辰雄とジュンシクが出会ったのはまだ少年の頃で、日本が韓国を併呑していた時代でした。
戦争が始まり、ジュンシクが日本兵として戦っていた前線に、辰雄が指揮官として赴任してきます。
正直、前半はひとりの日本人としてかつて同じ民族が行ってしまったことに対して、いたたまれない気分になります。
そういう気分にさせる映画を韓国人の監督が作るということにいろいろと言いたくなる人もいるかもしれません。
ただ後半を観ていけばわかるように日本人を糾弾するという意図ではないのは明らかです。
辰雄やジュンシクはソ連軍に捕われ、ソ連兵として戦うことを強要されます。
そしてさらにはドイツ軍にも同じように戦うことを強いられます。
日本だけではなく、ソ連もドイツも同じようなことを行ってしまっていた。
この三国はワルモノにされがちな国ですが、そういう国に限った話ではなく、つい先日問題となったアメリカ軍海兵隊員がタリバン兵へ行った冒涜行為もありますし、どのような国も戦争状況では同じようなことをしてしまうのかもしれません。
これは戦争の狂気、または国家というシステムが持つ狂気というものでしょうか。
戦争状態では、味方と敵、勝者と敗者といった二分したものの見方で、敗者に対しては何をしてもいいという気分になってしまうのかもしれません。
戦争の最中においては、自分の行為を客観的に観ることができなくなってしまうのでしょうか。
辰雄は己がかつて朝鮮の人々に対して行ってしまったことを同じことを、ソ連軍に行われたときにはじめて自分の行いについて客観的に観ることができたのです。
辰雄は典型的な軍国少年でありました。
幼く純粋なときに軍国主義的な考えを吸収してしまったのでしょう(そういう思想ばかりであったから)。
カン・ジェギュ監督が日本人の描写についてかなり気をつかっているのをうかがえるのは、辰雄の父親は医者で当時にしてはリベラルな考えの持ち主として描かれていますし、また祖父についても帝国軍人でありながらも皆を身を呈して守るという人として表現されています。
当時の日本のもっていた狂気のようなものが人として表されたのが、辰雄であったのだと思います。
しかし、先に書いたように辰雄は数奇な運命を辿る中で、己の行為を客観視し、別のものを得ていきます。
それは幼い頃からのライバルであったジュンシクとの友情です。
辰雄とジュンシクはそれこそ相手を殺したいほどに憎みあう仲でした。
二人の関係はかつての日本と韓国の関係を表していると思います。
僕が学生の頃は、今では考えられないほどまだ韓国との距離、特に心理的な距離がありました。
「近くて遠い国」であったんですね。
韓国の人がまだ日本人に対して悪感情を持っているのは感じましたし、やはり日本人は負い目があったわけです。
負い目があるからこそ、それにあまり触れられたくない、それに触れてくる韓国の人に対してまた悪い印象を持ってしまうといったようなことがあったかもしれません。
「もう何度も謝っているじゃないか、何度も何度も頭を下げさせるなよ」と。
この悪感情、悪印象というのは誰か具体的な人に対してではなく、なんとなくの心理的なイメージ、空気感なんですよね。
思想的なレベル、主義的なレベルと言ってもいいかもしれません。
しかし、日韓ワールドカップ共催や、日本では現在まで続く韓流ブームやK-POPの流行などで、また韓国でも日本の音楽やアニメなどが受け入れられるということで、互いに近い国と感じられる状態になってきたと思います。
そういう文化的なレベルと言いましょうか、自分の個人的なレベルで「これ好き」と思えるようになったというのはすごく大きいかなと思います。
辰雄とジュンシクが対立していたのは、それぞれが背負ってしまっていた民族的なものによるものが大きかったように感じます。
しかし、奇しくも二人で死線を乗り越えていくこととなり、彼らはそれぞれが持っている人間性そのものを見ることができるようになったのだと思います。
自分個人として相手個人を尊敬できるのかどうかというのは、互いの国家が理解しあうというのにとても重要なのではないかと感じました。
ヨン様好き、少女時代カワイイという個人的でかつ具体的な感情というのは相互理解においてとても大事なのかもしれません。
辰雄とジュンシクもマラソンというものを通じて、そして共に戦場を生き抜いたということを通じて、相手を一人の人間として尊敬できるようになっていき、相互に理解できたのだと思います。
そしてそれはできるのだということを、この映画は伝えていると思います。
日韓の相互理解を強めてきた韓流ブームのきっかけの一つとなった「シュリ」の監督であるカン・ジェギュが本作を作ったというのも何か因縁めいてはいますね。

ラストはけっこう好きでした。
ああいう風にまとめるとは意外でした。
それにしても山本太郎さんは最近、「カイジ」といい、ああいうイヤな役が多いなぁ(苦笑)。

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コメント

sakuraiさん、こんばんは!

そうですね、監督もけっこう描き方に相当神経をつかったんではないかと思います。
ギリギリのところだからこそ浮かび上がってくるものもあるので、そのあたりを狙ってできちゃうんところが凄いなと。
「ミケランジェロの暗号」、見逃しちゃいました・・・。
東京ではもうやってないのですよね〜。

投稿: はらやん | 2012年2月 2日 (木) 18時47分

なかなかデリケートな部分で、描き方一つでとんでもないものになりそうなところ、ぎりぎりでうまく描いたなあ~と思いました。
やっぱステレオタイプになってた部分は、しようがないですが、最後へのもって行きかたは、うまかったですね。
シチュエーションの違いでころころ立場が変わるこの世の中。戦争がそれを一番よく表してますね。
先日見た「ミケランジェロの暗号」も、うまーくそのことを表してたと思いました。
見てる分には、あすこまでの肉弾戦は、きつかったです。

投稿: sakurai | 2012年1月31日 (火) 11時39分

ノルウェーまだ〜むさん、こんばんは!

ラスト良かったですよね。
逆は想像していましたが、そうくるかと。
戦争映画としてのどっしりとした見応えがありましたし、そこで描かれるテーマも考えさせられるものがあり、骨太感がありましたね。

投稿: はらやん | 2012年1月17日 (火) 22時40分

はらやんさん、こんにちは☆
アジアの難しく微妙なところを、よくぞ描ききった!というかんじでした。
一方的に悪者にするわけではないラストのシーンに監督の手腕とこれからの未来が見えた気がしました。

投稿: ノルウェーまだ~む | 2012年1月16日 (月) 10時59分

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