「BONES シーズン4」 キャラクターの掛け合いも楽しみのひとつ
おっと、前回のシーズン3のレビューをしてから2年近くも経ってしまっています。
気がつけばもうシーズン6が日本でも放送されているらしい・・・。
完全に出遅れてます。
2年間の間、全然観ていなかったわけではなくて、ちびりちびりとDVDを借りて観ていたんですよね。
シーズン3はゴルモゴンのエピソードが縦軸になっていましたが、シーズン4はそういう縦軸的なものはあまりなく、1話完結のエピソードが多いですね。
だから途中ちょっと時間が空いてしまっても、大きなストーリーを忘れてしまったりすることがないので、大丈夫だったりするわけですが。
前シリーズのラストでは、ブレナンが片腕として信頼をしていたザックが殺人鬼ゴルモゴンの弟子であったという衝撃の事実が明らかになります。
これはシーズン4の1話完結スタイルにも影響を与えています。
ザックがいなくなったあと、ブレナンのサポートという立場は空席になります。
助手の候補はラボの中でも数人いて、それが毎回事件ごとにかわりばんこに助手を担当するというスタイルになります。
この助手たちは優秀そうなのですが、一癖も二癖もありそうな者ばかり。
彼らとレギュラーメンバーとのやりとりも本シリーズの楽しみの一つとなりました。
ブレナンのサポートという立場はそのように何人かの登場人物がローテーションするということで補っているわけですが、ザックの代わりにストーリーの中でレギュラーの位置を獲得したのがFBIに所属する心理学者のスイーツです。
彼はシーズン3からブースとブレナンのコンビのセラピーを担当しています。
スイーツとブース、ブレナンの噛み合ない会話も本シリーズの楽しいところですね。
スイーツも心理学の天才というところもありますが、ちょっと世間知らず的なところがあったり、無邪気なところがあったりやはり一癖ある感じで。
キャラ立ちしている「BONES」にふさわしいレギュラーとなったと思います。
あとシーズン2から出てますが、サローヤン博士もけっこう好きなキャラクターなんですよね。
ときどき笑えないジョークを言ったり、ホッジンスの「実験」の巻き添えを食ったりするところがしばしばありますが、そのあたりもなかなか楽しい。
「BONES」はミステリーとしての楽しみもあるんですが、こういったキャラクターたちの掛け合いみたいなところも楽しみの一つなんですよね。
ブースとブレナンの関係も相変わらずです。
スイーツが指摘するように、彼らは互いに好意を持っているのは明らかですが、本人たちがそれを認めていない。
性格は正反対だけれど、お互いに補いあう関係。
二人は互いに欠かせないパートナーと認識はしているけれど、恋愛感情は認めないわけです。
けれどそこに変化が表れそうな気配がでてきたのが本シリーズラストの2話。
いろいろあって二人の関係が次のステージに進むかと思われた時に、ブースが脳腫瘍を患っているということが発覚します。
その手術は成功しますが、ブースはブレナンのことを覚えていない様子・・・。
というところでシーズン4は終了。
あと引く終わり方してくれますねー。
シーズン5観たくなるじゃないですか(笑)。
「BONES シーズン1」の記事はこちら→
「BONES シーズン2」の記事はこちら→
「BONES シーズン3」の記事はこちら→
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コメント
こにさん、こんばんは!
僕もCSで観ていたのですが、録画分に追いつけなくなってやっと観終えたというところです。
そうですよね、アメリカのシリーズは人気があればドンドン続きますよね。
このシリーズは基本的に一話完結なので、無理なくシリーズを続けるところができます。
「フリンジ」は観たいのですけれど、まだ手を出せていません・・・。
いろいろ観終えてからにしようと・・・(笑)。
投稿: はらやん | 2011年12月 8日 (木) 19時52分
CSでシーズン2までは見ていましたが、そういう展開になっていたのですか!
アメリカのTVドラマはどれも長く続きますね
今、「メンタリスト」「フリンジ」を欠かさず見ています
(^.^)
投稿: こに | 2011年12月 6日 (火) 15時05分