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2011年12月 6日 (火)

本 「相手に『伝わる』話し方 -ぼくはこんなことを考えながら話してきた-」

みなさんご存知の元NHKキャスターの池上彰さんの本です。
池上さんを知ったのはご多分に漏れず「週間こどもニュース」の「お父さん」をされていたときですね。
「週間こどもニュース」はその週に起こった主なニュースを、子供でもわかるように解説するという番組ですが、これは大人が観ても勉強になります。
実はなんとなくしかわかっていないのに、今更人に聞くのも恥ずかしいようなこともわかりやすく解説してくれるので、重宝するわけです。
番組の作りもわかりやすいものなのですが、わかりやすく伝えることに大きな役割を果たしていたのが初代「お父さん」の池上さんだと思います。
この本は池上さんが、記者時代、それからキャスター時代、そして「週間こどもニュース」のお父さんをやるようになってまで、いろいろと人に伝えるということについて考えたことをまとめたものです。
その要点はというと。
・聞くためには相手に信頼されるようになる。
・聞く相手の立場になって話す。
・自分の言葉で話す。
のようなこと。
しごく当たり前のことなんですが、実際できている人はそれほど多くありません。
しかし会社でも説明が上手い人、プレゼンが上手い人というのはいますが、だいたいこういうことができています。
逆に話がよくわからない人というのは、こういうことができていないことが多いですね。
上に書いたことは言われてみれば当たり前のことなんですが、池上さんが書くとまた違う。
池上さん曰く、相手に話して理解してもらうには抽象的ではなく、なるべく具体的なことに落とし込むことが大事だそうです。
例をあげたり、身近なものにたとえてみたり、図式化をしてみたり。
これは「こどもニュース」で池上さんがとっていた手法ですね。
この本でも池上さんの失敗談などの具体例を織り交ぜながら、解説しています。
ようは自分だけわかっていて、滔々とお説を述べているだけじゃダメってことなんですよね。
相手に伝わってこそ、話す意味があるということ。
伝えるためには聞く立場になって伝えるという意識を持つということと、そのための工夫は惜しまないということですね。

「相手に『伝わる』話し方 -ぼくはこんなことを考えながら話してきた-」池上彰著 講談社 新書 ISBN4-06-149620-4

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