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2011年10月23日 (日)

「一命」 武士の面目と武士の情け

戦国時代が終わり泰平の世が訪れた徳川時代初期、浪人たちの間で"狂言切腹”なるものが流行ったと言います。
大名家のお取り潰しが相次ぎ、街には浪人が溢れました。
生活に困窮した浪人が大名家に切腹をするため(むろん本人はその気はない)場を借りたいと申し入れ、面倒を嫌った大名家が職や金を与えたというのが"狂言切腹”です。
下克上で力と運がある者が一国一城の主になれた時代はとうに過ぎ、泰平の世となったため、身分が固定化し始めたのが江戸初期ということなのでしょう。
浪人になってしまうと、才覚があったとしても任官することも覚束ない。
けれども武士という身分であることは変わらないので、武士たる面目は保たなくてはいけないという縛りがあります。
それなのに大名家は代々世襲で継がれていく。
彼らは安穏と暮らしているのに、武士の面目を問う。
「武士は食わねど高楊枝」ということわざがあります。
これはいくら貧しくて食べられなくても、食べたかのように楊枝を使って満腹を装うという意味で、武士の面目や挟持を表しています。
武士という身分はいくら貧しくても面目を保たなくてはいけないという苦しさを持っているものなのですね。
「武士に二言はない」という言葉もあります。
武士というものは、一度口に出したことはいかなることがあっても撤回しない、やり遂げるということです。
それだけに武士という身分のものが口にする言葉は重く、また口にする責任感を武士たるものは持たなければいけないということでしょう。
とかく武士というものは、面目や体裁に縛られてしまうものなのですね。
先の二つの言葉は本来は、武士たるものの心得、つまりは上に立つものとしての挟持や責任について語ったものであったのではないかと思います。
けれども世が泰平となり、武士の中でも身分が固定化していく中で、その言葉の意味も次第に形骸化していったのではないでしょうか。
そこに込められた心得みたいなものはなくなっていき、形式だけが残っていくといったような。
そこには心というものがなくなっていったのではないかと思います。
「武士の情け」という言葉もあります。
これは相手の心情を慮り、相手に敬意を払うということだと思います。
しかし本作で登場する沢潟らの侍はいくら"狂言切腹”を行おうとする相手であるからといっても、敬意というものはありません。
確かに沢潟らの言い分にも筋があります。
言い分は正しいと言っていい。
でもだからこそそれを曲げても「情け」をかける余裕といったものがあってもよかったのかもしれません。
何かそこには社会全体が固定化され「冷たさ」のようなものを持ってしまったことが現れているように気がします。
翻って現代を見てみると。
まさにこの作品で描かれているような状態になっているような気もします。
政治家や文化人は二世、三世が幅をきかせています。
若者はいくら才能があっても就職できなかったりということが起こっています。
格差社会と言われてずいぶん経ちますが、社会が次第次第に固定化されているような気がします。
そして沢潟らの言動に見えたような「冷たさ」のようなものも感じます。
筋は通っているけれど、冷たい。
そこに「情け」はない。
本作は時代劇でありながらも、現代のことを風刺している作品に思えました。

本作、構成もよくできていたと思います。
冒頭での瑛太さん演じる求女は”狂言切腹”を行う愚かな侍に見えます。
沢潟らのほうの言い分のほうが正しいと感じます。
けれどもその背景が半四郎(市川海老蔵さん)に語られるに従って、そのイメージは次第に変わっていきます。
このあたりの真相が判っていく様は、質のよいミステリーを観ているような感じもありました。

三池監督は「十三人の刺客」「忍たま乱太郎」に引き続き本作で時代劇三連チャン。
時代劇でありながら(「忍たま」を時代劇とみるかというのはあるのですけれど)、まったくテイストは異なります。
つくづく器用な人だと思ったりするのですが、共通しているところがありました。
三池監督という人は、基本的に容赦がない、手加減をしない監督なのですよね。
「十三人の刺客」では延々と続く立ち回り、これでもかと思えるほどの剣劇でした。
また稲垣吾郎さん演じる殿様の残虐非道ぶりも手加減がありませんでした。
「忍たま乱太郎」では子供には見えるのはどうかという人もでるのではないかという、下品なギャグを連発(でも子供は好き)。
本作でも瑛太さんの切腹シーンは、観ている自分が痛くなりそうなほどの執拗さでした。
これはすべて三池監督が容赦をしない表現者であるということを表しています。
普通はなにかしらのリミッターを監督やプロデューサーがかけてしまうもの。
三池監督はメジャー監督でありながらも、そのあたりを容赦をしません。
それがさまざまなジャンルを手がけ、そのテイストを大きな振り幅を持っていながらも三池印というものがそれぞれの作品に刻まれているという訳なのかもしれません。

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コメント

sakuraiさん、こんばんは!

オリジナルは観たことないんです。
評価、高いですよね。
今度観てみようかな。

投稿: はらやん | 2011年11月20日 (日) 17時06分

物語についてはオリジナルに譲って、こっちはきれいすぎたように感じました。
本当はもっともっとどろどろと汚ない。特に役者さんがなああ。。
勘解由の三国さんなんか、本当にすさまじかったですもん。
その汚なさが、美しい映像によって、ベールが掛けられたように思えてしまったのでした。
あの「切腹」に挑んだ三池監督に、敬意は表しますが、オリジナルの素晴らしさをもう一度思い返した次第です。

投稿: sakurai | 2011年11月20日 (日) 08時31分

ノラネコさん、こんばんは!

そうですよね、現代を風刺している感じがありましたよね。
面目というのは社会の枠組みのようなものでそれが硬直化しているっていうことなんですよね。
特に現在はそういう硬直感を感じます・・・。

投稿: はらやん | 2011年10月27日 (木) 21時47分

小林正樹版を観ていても面白かったです。
何よりもこの物語の普遍性。
本当に江戸時代を通して今現代を描いているかのよう。
半世紀前の映画をリメイクして、ここまで今を感じさせる物が出来る事が驚きであり、同時に悲しみでもあります。
人間、進化しないなあ・・・。

投稿: ノラネコ | 2011年10月25日 (火) 21時45分

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