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2011年10月 8日 (土)

「スリーデイズ」 ドン・キホーテの見る世界

無実の罪で妻ララが殺人犯として逮捕されてしまった、大学教師ジョン(ラッセル・クロウ)。
妻の無実をジョンは信じますが、裁判でも判決は覆らず、ララは収監されてしまいます。
絶望の中で、ジョンはララを救い出すべく、脱獄計画を練り始めます。
しかし計画途中でララが別の刑務所に移送されることとなり、それは3日後であることがわかります。
タイムリミットはあと3日・・・。
このように映画の内容を書くと、タイムリミット・サスペンスだったり、完全犯罪ドラマであったりするように感じられますが、この記事では別の側面で見てみたいと思います(とはいっても後半脱獄計画を実施しはじめてからのハラハラ感は完全犯罪ドラマとしても見応えはあります)。
考えてみたいのは主人公ジョンの心理、そして彼がどのように世界を見ているかということです。
妻が逮捕されるまでは、幸せな家族であり、ジョンは良き夫、良き父親でした。
それが妻の逮捕により崩れてしまうのです。
けれどもジョンが妻を愛する気持ちはとても強く、周囲が何を言おうとも彼女を助け、救おうとします。
そして妻が罪を犯していないことについてみじんも疑いを持っていません。
しかし周囲の人びと、そして家族でさえも、しだいに妻の罪は「確定」したこととして扱おうとします。
それは当事者本人以外にとっては自分たちの日々の生活があるわけですから、裁判などのある種の判断がされた場合はそれを事実として認識して生活を送るということは致し方ないことではあるのです。
けれどもジョンにとっては妻の無実が真実であるわけです。
ここでジョンが見ている世界と、ジョン以外の人物が見ている世界がずれてくるのです。
ジョンは大学で教えている教科は文学であり、ちょっとだけ彼の講義シーンがありますが、ここで取り扱っている作品が「ドン・キホーテ」であったのです。
これは意味があって、ご存知の通りドン・キホーテは風車に竜の姿を見て戦いを挑むという場面があります。
普通の人間がそこに風車を見るにも関わらず、ドン・キホーテは別の世界(自分の妄想)を重ねて見たわけです。
このドン・キホーテの姿がジョンに重なるわけです。
このようにジョンが異なる世界を見ていると気づいていたのは、彼の父親だけで彼が言った言葉として「あいつは異世界に生きている」というセリフがあげられます。
ただし、真実を見ているのはジョンであり、他の人は確定したと認識される事実を見ているというのが、ドン・キホーテとは逆ですが。
けれども真実を見ている=正しいというわけではないということがこの作品からはわかります。
さきほども書いたように「正しさ」というのは「多くの人にそれが事実であると認識される」ということによるのです。
それが真実であるかどうかは実は関係なく、多くの人の間でコンセンサスが得られてしまえばそれが「正しい」ということになってしまうのです。
そのずれがジョンと他の人びとの間で見る世界の差になっているわけです。
このずれは皮肉なことにジョンとララの間でも生じるのです。
ララは長い収監生活の中で、自分が罪を犯していないと知りつつも(当然本人だからそうなのですが)、ある種受け入れるようにもなっています。
これは実際冤罪を受けた人もそういう心理になるということも聞きます。
ですからジョンが脱獄を幇助するため刑務所にきた時、ララは拒否反応を起こします。
ジョンが救い出しにきてくれて嬉しいというのではなく、拒否をするのです。
それはララがようやく受け入れた世界認識(たとえ真実とは違っていたとしても)を、ジョンがひっくり返そうとしようとしたことに対する危機感であると思います。
さらに逃走途中で、ジョンにとり妻を救い出すということ自体が目的化してしまっている(ほんとうにララを救い出したいという気持ちからジョン自身も気づかずに乖離し始めている)ことに気づき、突発的に車から身を投げようとするのです。
ジョンとララが見ている世界が決定的に異なってしまっているのがわかる場面でした(このシーンはけっこう印象深く好き)。
彼らは子供とともに首尾よく逃走することができますが、おそらくいずれ彼ら夫婦の間には破局が来るような気がしてなりません。
ララはジョンの見ているある種偏執狂的な世界に違和感を感じていますが、それは子供への愛情ということでかろうじてつながっている状態であるかと思います。
おそらくララの愛情はジョンではなく、息子に向かっていくでしょう。
そのようなララに対し、妻に対する愛情の深いジョンは思いの通じなさを感じてしまうような気がします。
ジョンが見る世界、ララが見る世界はどこかで決定的にずれてしまった。
それは元には戻らないのではないかと。
よく考えれば、自分が見ている世界と人が見ている世界が同一なんていうのも幻想だったりするわけですよね。
普段生活しているときはそこにずれがないことを前提に生きています。
けれども時折、自分の思いと人の思いが微妙に食い違うことに違和感を感じることもあるわけです。
根本的に人は同じものを見ているようで、自分が見たいように見ているということを認識させられた作品でした。

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コメント

sakuraiさん、こんばんは!

ジョンはあまりに信じすぎてしまったということなのかもしれません。
妻が無実であることは事実、ただ誰もわかってくれない。
だったら自分の力だけで無実の妻を救い出す。
そうすべきだ、どんな手段を使っても・・・。
たぶんジョンはどこかで箍が外れてしまったような気がします。
無事に妻を助け出したジョンですが、いずれふたりは別れててしまうのではないかと思いました。

投稿: はらやん | 2011年12月 4日 (日) 21時23分

妻をどこまでも信じる!!に尽きた話でしたね。
夫が妻を助けに来た時に拒否反応を起こすと言うあたりの解釈はあたしはちょっと違ってて、こうやって助けに来るんじゃなくて、あくまでも正攻法に来てほしかった。。。
自分を絶対に信じているなら、正当に活動をして、堂々と自分を助け出してほしかったと思っていたのでは・・と思いました。
その方法が見つからないから、イリーガルになってしまいましたが、妻は自分は無罪なんだというプライドがあるから、生きていける。それを結果的には夫の行動が台無しにしてしまってるのでは・・と感じました。

投稿: sakurai | 2011年12月 4日 (日) 12時24分

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