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2011年7月 3日 (日)

本 「トランスパーソナル心理学入門」

タイトルの「トランスパーソナル心理学」の「トランス」とは超えるという意味です。
すなわち「トランスパーソナル」とは個人としての自分を超えるということです。
人生の悩みというのは「自分探し」「自己実現」という言葉からもわかるように、ほんとうの自分とは何かというところが根源だったりします。
「トランスパーソナル」という考えは、そもそもの「自分」というものに執着するのではなく、「自分」が他のもの、それは人であったり、ものであったり、それこそ地球や宇宙だったりするのですが、そういうものと繋がっているということを認識するということだそうです。
この著書の中でも触れますが、仏教の「色即是空 空即是色」にも近い考え方ですね。
個人的には理屈というか、論としてはわかるのですが、何と言いましょうか、感覚的にはしっくりいかないようなところもあります。
自分と地球は一体といったことというのは、思想としては理解できますが、感覚的には感じられないというようなところですね。
ただ、自分というものに執着しないほうがいい、また「自分探し」といったようなものというのは、あまりしないほうがいいかというのはわかります。
「自分」というものに執着するから苦しむというのも。
これは個人的な体験からしてで。
自分そのものを、外側からみる自分(本著ではBig I(ビッグ アイ:アイは自分))が、「自分は今こういう気持ちなのだ」「自分は今これで悩んでいるんだ」と認識することは大事です。
それによって自分自身を理解でき、そうすることにより様々な悩みに対して向き合えるというのはあります。
個人的にはいままでけっこう辛い時期もあって、そういう中でもがいた中で手に入れた視点ではあります。
ある種、自分を客観視できるような視点なのですが、これがあるとけっこう楽になります。
なんだかわからなくて悩むよりは、悩んでいることを理解して悩むほうが圧倒的に楽。
こういう視座をさらに進むと「トランスパーソナル」な感じになるのでしょうか。
ただ自分はそこまでいかないような気もします。

「トランスパーソナル心理学入門」諸富祥彦著 講談社 新書 ISBN4-06-14965-1

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