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2011年5月 7日 (土)

「岳 -ガク-」 自分の無力さに立ち向かう勇気

レスキュー隊員や、消防士、自衛隊、もちろん山岳救助隊の方々は凄い。
なぜなら人の命を救うために、自分の命をも懸けて、現場に入っていくわけだから。
そう思っていました。
けれど、本作を観て、そういう方たちはもっと重いものを背負っているのだなと、初めて気づきました。
たぶんそういう方たちが、なにより辛いのは、自分の手の中で命が消えていく場面に立ち会わなくてはいけないことなのでしょう。
それこそ映画で描かれるような命懸けで厳しい現場に入っていくヒーローといったような格好のいいものではなく、もっと実際は厳しく辛い現実に直面せざるをえないのでしょう。
本作で描かれる冬山の厳しい状況、また災害現場などは人間一人の力で太刀打ちできるようなものではありません。
そういう状況を前にして、自分にもう少し力があれば救えたかもしれないというような無力感にも彼らは向かい合わなくてはいけません。
すべての人を救えるわけではありません。
けれど、もう少し、もうちょっとでという思いに苛まれるのだろうと思います。
普通だったら逃げ出したくなる。
目を逸らしたくなる。
その自己の無力感のようなものに向かい合うというのは、それこそが勇気であったのだと感じました。
そういう辛い思いにも向かい合える気持ちこそが、彼ら命懸けで人を救う仕事をしている方々が凄いと感じさせる理由のだと思いました。

本作を観る前は、山岳救助ボランティアである三歩(小栗旬さん)を中心にした感動ドラマだと思っていました。
三歩が主人公であることはそうなんですが、ストーリーは新人山岳救助隊員である久美(長澤まさみさん)が、ほんとうのプロの救助隊員になるまでの成長物語となっていました。
久美の視点は、観ている観客の視点でもあります。
久美は純粋に人を救いたいという気持ちもあり、一所懸命さもあります。
けれど隊員として働くようになり、やるせないこと、空しく感じることにも遭遇します。
そして三歩が人の生き死に関わる状況であっても淡々といつもと変わらず大らかであることに苛立ちます。
けれど三歩がそれほど大らかであるのは、たぶん自然に対しての敬いのようなものがあるからではないかと思いました。
人間の小賢しさではどうにもならないことはある。
けれど、だからこそその人間の小さい力ができる範囲でまっすぐに限界まで力を尽くさなければならないという思いに三歩は達しているのでしょう。
彼は「がんばって生きよう」と言います。
「がんばって」というのはギリギリまで力を尽くすということです。
そこまで「生きる」ということにこだわろうと。
自分も、他の人も。
そういう気持ちになることこそ、人を救う仕事のプロになるということなのですよね。
久美というキャラクターを通して、そういう仕事をする方々の気持ちの一端に触れることができ、尊敬の念を強めました。

<追記>
三歩がしていた腕時計のSUNTO。
僕がいつもしているとの全く同じモデルで、色も同じオレンジ。
ちょっと嬉しかったです。

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コメント

sakuraiさん、こんばんは!

届きそうなのに届かないときの無力感はたいへんなものだろうなと思いました。
自分の仕事じゃそういう種類の辛さはないからなぁ。
ただただ頭が下がる思いでした。
久美の物語でしたよね。
三歩はまさに山そのものという感じがしました。

投稿: はらやん(管理人) | 2011年6月 9日 (木) 21時19分

そうですねえ。無力感を何より感じる仕事かもしれませんね。
医者もそうかな。。教師もちょっとありますけど、生き死にはないからなあ。
無力感とともに、大いなる達成感もあるんでしょうね、きっと。
私も久美ちゃんの成長物語だと思いました。
スポ根物語として見ると、王道ですね。
脇役の使い方が、ちょっと勿体ないなあと思いましたわ。

投稿: sakurai | 2011年6月 7日 (火) 07時57分

たいむさん、こんばんは!
遅くなりまして申し訳ありません・・・。
地獄のような忙しさでした・・・。

想像していたより、ずっと良かったなと思いました。
三歩を描くというよりは、久美の映画だったかなと。
三歩はまさに山そのものというか、山の象徴のような人でした。

投稿: はらやん(管理人) | 2011年5月27日 (金) 22時21分

死ぬために山に。。。なんてのは三歩にとって最も許せない行為なんだろうなーとか思いつつ見てました。
映画としてはもう一歩かなという印象(三歩をもっと良く知りたかったので)だけど、頑張った作品だったと思いますw

投稿: たいむ | 2011年5月16日 (月) 19時19分

おくやぷさん、こんにちは!

人命救助をされる方に対してはもともと凄いと思っていましたが、本作を観て、彼らが背負うものを思うと、さらに尊敬の念が強まりました。

トラックバックありがとうございました。
FC2さんはココログとどうも相性が悪いようで、こちらからTBがつかない場合あるので、その場合はお許しくださいませ。

投稿: はらやん(管理人) | 2011年5月 8日 (日) 17時51分

KLYさん、こんにちは!

ほんとにしっかりと山映画になっていましたよね。
自分も過酷なアルプスにいるような気分になりました。
長澤まさみさんはよかったですよね!

投稿: はらやん(管理人) | 2011年5月 8日 (日) 11時26分

夜分に失礼します。

以前は「ハクナマタタ」というブログタイトルでたまにTBさせていただいていたおくやぷと申します。

ブログを引っ越しまして、新しいブログからトラックバックさせてください。
よろしくお願いします。

山岳救助の方たち、本当に尊敬します。

投稿: おくやぷ | 2011年5月 8日 (日) 02時33分

思ったより本格的な山映画でした。
漫画原作ですし、もっとお手軽にも出来たのでしょうが
そうしなかった片山監督の拘りに好感を持ちました。
小栗君が上手いのはもちろんですが、ここのところ長澤さんがいい感じです。前と違って方の力が抜けた演技に魅力を感じました。彼女は主演を背負わせるよりも、こういう立場が良いのだと思います。

投稿: KLY | 2011年5月 7日 (土) 21時46分

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