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2011年4月 8日 (金)

「ザ・ファイター」 愛情からの自己投影、または自己投影からの愛情

本作はボクシングを題材にした作品ですが、「ロッキー」のようなサクセスストーリーではありません。
いや、主人公のミッキー・ウォードは最後には世界チャンピオンになるので、そういう点ではサクセスストーリーなのですが、それが主題ではないのです。
僕は人の愛情というものが持つ業のようなものを描いていると言えるような気がします。
家族にせよ、恋人にせよ、相手に対して愛情を持つということは相手に対して思い入れをするということ。
これは当然のことです。
けれど、その愛情というものの裏側にはある種の自己投影のようなものもあります。
または自己同質化のようなものです。
これは例えば子離れできない親や、恋人には自分と同じように感じてほしいと思うような気持ちです。
このような気持ちは相手を愛すればこそ、ということから発するのですけれど、それが愛情から発するが故に、愛される側からすれば強い束縛となります。
本作でいえば、弟ミッキーへ自分が果たせなかった夢を託そうとするディッキーであり、恋人であるシャーリーンもミッキーへの想いにはやり直したいという自分の気持ちを重ねている部分も少なからずあります。
この愛情から発せられる自己投影(自己投影から発せられる愛情とも言える)は縛られる方も、縛る方に愛情を持っていたりするので、またそのしがらみが重く強くなってしまうものなのです。
主人公ミッキーはまさにそうで、母親への愛情、兄への尊敬の念、恋人への気持ちといった、彼自身も相手への情を持っているので、彼ら彼女らからの縛りを無下に断ち切れません。
ミッキー自身の夢は、彼ら彼女らの夢と一見同一には見えますが、微妙に違います。
映画を観ている僕たちは、その違いは感じられます。
ですので、ディッキーも、ミッキーの母親も、もしかするとシャーリーンもその行動はミッキーの気持ちを考えていないようにも見えます。
けれども彼らは疑いもなく、それがミッキーのためになると思って行動しているのです。
周囲の人々は、ミッキーの夢に、自分自身の夢をかぶせてみているのです。
兄も母親も恋人もミッキーを愛し、彼にとって良かれ、と思って行動しているのですが、それは微妙にミッキーが求めるものとは違うのです。
本作ではこのような相手の中に自己を投影してしまうという業をもった愛情というものが描かれています。
じゃ、この自己投影や自己同質化というものがないほうがいいのかと言ったらたぶんそうではないのでしょう。
というより愛情というものと自己同質化はたぶん切っても切り離せないようなものだと思うのです。
少なからずどんな愛情にも多い少ないはあるにせよ、存在するのかなと思ったりもします。
ゆえに、業なのかなと思うのです。
本作ではそういう愛情の持つ業を、登場人物たちがそれぞれにそれぞれのレベルで認識し、それをミッキーが受け止め、そして彼と彼らの夢を叶えるというところに醍醐味があります。
一番最初に書いたように名もないボクサーが世界チャンピオンになるというサクセスストーリーなのですが、そこには深い人間描写があるなと思いました。

ディッキーを演じたクリスチャン・ベールの役作りっぷりが見事です。
これはアカデミー助演男優賞をとったのも頷けますね。

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コメント

zebraさん、こんばんは!

ビジネスと家族、クールに分けて考えられれば、それがよいとは思いますが、そうできないのも人間の情の部分には少なからずあるかなと。
家族であるからこそ、自分の希望を相手に押し付けてしまうというのがあるかと思います。
そういう面倒くささと、また他人との間にはない情の深さみたいな、相反するものを家族というものは同時に持っているということが描かれていると思いました。

投稿: はらやん | 2012年11月 7日 (水) 23時03分

達とDVDで見ました

今回は厳しいコメントに なります。


 問題児な母親と兄貴でしたね。母親を演じたメリッサ・レオがアカデミー賞の助演女優賞と兄貴を演じたクリスチャン・ベールが助演男優賞を受賞した演技力は さすが!

 ミッキーは家族に甘過ぎですよ!それが元で前の奥さんと別れて娘との親権も無いんでしょうし、トレーナーや恋人のシャーリーンにも散々迷惑かけて・・・・

 親父さんが連れてきてくれたプロモーターからチャンスを もらったが "厄介者はお断り"が条件。あたりまえですよね・・・・それを快く思わない母親は親父さんに当り散らしたり恋人のシャーリーンを罵倒して気分が悪かったです。

 "家族は家族、 ボクシング・ビジネスはボクシング・ビジネス"の区分けはしないと・・・・

  この家族のやりとり見てて 思い出した事が あります。
ボクの小さいときの知り合いのレストランのご主人とその息子さんもそうでしたが 息子さんが後を継ぎたいと言った時 父親であるご主人は・・・

 "よそで メシ食ってこい"と言ったそうです。身内がそばにいては しがらみや甘えが出て 腕を磨くのに妨げになるから よそで修業して一人前になってこいって事です。

 母親と兄貴は そう言うべき立場なんです!ミッキーのためを思うなら よそのジムでトレーニングを積ませてやればよかったんですよ。

投稿: zebra | 2012年11月 7日 (水) 19時24分

disuki-johnnyさん、こんにちは!

クリスチャン・ベールはほんとうに肉体からその役にアプローチしていく感じですよね。
本作は本気でいっちゃっているように見えるところに役者魂を感じました。
ダークナイトの最終作、楽しみですねー。
きっとすごいことになるんでしょうね!

投稿: はらやん | 2012年1月15日 (日) 13時45分

はらやんさん、こんばんは♪
TBありがとうございます!

クリスチャン・ベールには色々な作品で
驚かされました。本当に凄い役者さんだと思います。この作品でも素晴らしかったですよね♪

今年は、いよいよクリスチャンとノーラン監督のバットマンの最終章がありますね!
楽しみです(*゚▽゚)ノ

投稿: disuki-johnny | 2012年1月14日 (土) 22時09分

sakuraiさん、こんにちは!

そうですねー、自分がわかっていると思い込んでいるところがイタかったですよね。
でももしかすると自分も、って思ったりもします。
相手のことを思っているようで、ほんとに思っていないことはあるかもしれません。

投稿: はらやん(管理人) | 2011年6月11日 (土) 15時22分

みんなミッキーのことを思い、ミッキーのため、ミッキーに良かれと思って・・・なんですが、誰も客観的になってない。
ミッキーの気持ちをわかっているんだと思い込んでる・・・というのが、よくもまああんだけ集まったもんだと。
一番わかってたのは、お父さんでした。ちょっと弱いけど。
名もない。。でもなく、それなりに有望なボクサーだったようですよ。

投稿: sakurai | 2011年6月 9日 (木) 09時23分

rose_chocolatさん、こんにちは!

楽天ひどいですねぇー。
ユーザーのこと考えていないですね。
こういうことするとユーザー以外にも楽天ブランドに悪いイメージがつくと思うんですけどね、三木谷さん。
新ブログのほう了解しました。
今後、そちらにお邪魔します。

投稿: はらやん(管理人) | 2011年4月10日 (日) 12時19分

TBありがとう。
実は昨日わかったことなんですが、楽天ブログはTB受信機能を廃止することにしたんだって。
4月11日からです。
なのでこれからはこちらからは送れるのですが、送っていただいたTBがつかないということになる。
しかも猶予はたったの3日間(→ありえん)ということで、今、楽天映画ブロガーさんたちはパニくってます。

せめて今までいただいた方の分だけでもお返ししようとしているのですが、
どういうわけか、送ることすらできなくなっています。
私は映画記事だけは別のblogに作ることにしましたので、そちらのコピー記事をお送りします。
よかったら新しい方で今後ともよろしくお願いします。

投稿: rose_chocolat | 2011年4月10日 (日) 07時14分

KLYさん、こんにちは!

家族っていうものの捉え方というのを考えさせられますね。
たぶんアメリカでアイリッシュ系やイタリア系というのは、もともと後から来た民族だから、家族の団結力というのが強くなったのかもしれないです。
中国人もまさに華僑などはそうですよね。
しかし、期待される方は少々重いですね。

投稿: はらやん(管理人) | 2011年4月 9日 (土) 09時50分

ミッキーのためというより、自分のためなんですよ。でもそれ自体を彼らは別に否定してないんですよね。ミッキー本人も。何故ならそれが家族というものだから、って考えてるから。日本人の社会でも似たようなことはあるけど、どちらかと言うと人に頼ること、人を自分の為に利用することを良しとしない日本人的な考え方との違いがあるかなと思いました。
余談ですけど、中国人て家族全員が1番優秀な子供にたかるかのように寄ってくるんですよ。特に一人っ子政策以降では子供が一人だから、そのこが大学でも出ようものなら、一族皆が期待するという…。観ていてふと似てるなぁって思いました。(苦笑)

投稿: KLY | 2011年4月 8日 (金) 23時45分

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異父兄弟のディッキーとミッキーは、共にプロボクサー。兄のディッキーは地域の期待を一身に背負う名ボクサーだが、その短気で怠惰な性格から破綻した毎日を送っている。 [続きを読む]

受信: 2013年1月 9日 (水) 16時00分

» ザ・ファイター [rambling rose]
マサチューセッツの寂れた街、ローウェル。ボクサーとして地道に活躍しているミッキーには仲の良い兄ディッキーがいる。しかし彼は、過去の脚光にこだわってばかりで今は自堕落な生活を送っていた。... [続きを読む]

受信: 2013年3月13日 (水) 21時06分

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