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2011年2月12日 (土)

「あしたのジョー(2011)」 今、この作品を作る意味

「あしたのジョー」の原作の連載が開始されたのは1968年、僕が生まれた年です。
ですので漫画はリアルタイムでは読んでません。
アニメが放送され始めたのが1970年ですから、こちらもリアルタイムで観ていたわけではないでしょう。
それでも矢吹丈と力石徹の戦いは記憶にしっかりと刻み込まれており(再放送で観たのでしょう)、やはり本作は観に行かないわけにはいかないと。
漫画の連載時は一大ブームとなったようで、力石徹が死んだ後は、ファンによりお葬式が営なわれたようです。

描かれてしばらく時間がたった漫画の映画化の場合、時代を現代に置き換えて、ということもありますが、本作は原作の時代背景をそのまま活かしています。
概ね1960年代というところでしょうか。
日本は高度経済成長の最中ではありましたが、富める者と貧しい者との差は歴然とありました。
そういう時代背景の中、貧しい者の中から出てきたジョーが自らの力のみを頼りに戦い抜いていく姿は人々の共感を得たのでしょう。
泥だらけになっても、血だらけになっても、起き上がる不屈の精神を持つジョーは、戦後の焼け野原から復興しつつある日本をも象徴していたのかもしれません。
時代の共感性があったのでしょう。
ですから「あしたのジョー」を現代で作るにあたり、時代設定を原作に準じたのは正しかったと思います。
現代ではジョーのようなハングリーさを持つような人物は、非現実的なのかもしれません。
予告編に「この時代の若者にジョーはいるか?」というコピーが入っていましたが、これはいいコピーだなと思いました。
現代の若者は打たれ弱く、また消極的とも言われています。
彼らが「あしたのジョー」を観た時にどのように感じるのか、興味がありますね。

「あしたのためにその一」
「泪橋を逆に渡れ」
「立て、立つんだ、ジョー」
漫画を読んでなかったり、アニメを観てなくても、誰でも知っているこれらのフレーズ。
本作を観て感じたのは、ほんとうに名フレーズが多い作品だなと。
これらが名フレーズであるのは、その言葉が作品のテーマを一言で言い表しているからなんですよね。
だから記憶に残る。
魂のこもったフレーズで言っていいでしょう。
それだけ人々の記憶に残っているセリフがあるわけですから、映画化する場合、これらを外すわけにはいきません。
だからこそ映画化する場合、原作からの逸脱、再解釈はしにくくなってきます。
そういう点で、本作は過去の漫画やアニメを踏襲、完コピするしかなくなってくるわけです。

完コピと言えば、伊勢谷友介さんの力石徹がやはりスゴい。
ここまでやるかというほどの肉体改造です。
力石徹と言えば、ジョーと戦うために過酷な減量をするというエピソードが印象深いわけですが、それを肉体で見事に再現をしています。
またパンチのキレも相当良く、伊勢谷さんの入れ込み度合いがわかるものです。
この力石徹は一見の価値ありですね。

完コピのベースになっているのは、やはりアニメ版でしょうか。
力石徹VS矢吹丈戦はアニメで観たようなカットが多くありました。
ジョーが力石にアッパーを喰らって中に浮かんでいるところとか。
力石が体重計に乗るところとか。
あと最後の力石と丈が握手をしようとして、力石が崩れ落ちるカットとか。
完コピしてる!と観ながら思いましたが、よくよく考えるとやはりアニメ版の出﨑統監督がスゴかったんだよなあと。
出﨑演出はドラマチックなんですよね。
だからこれも記憶に残るんです。

そういうことを考えると、漫画やアニメを忠実に実写で再現しただけの映画とも言えます。
あれを実写で作り込み、俳優たちも役になりきった演技を見せてくれたのは十分評価ができますが、作品として新しいものを何か提示できたかというとちょっと違うような気がするんですよね。
昨年末「宇宙戦艦ヤマト」が実写化され「SPACE BATTLESHIP ヤマト」として公開されました。
これは原作を活かしながらも今だから作る意味みたいなものも盛り込んでいたかなと思います。
本作については完コピを目指すあまりに、作っている人々の思いのようなものがやや薄かったかもしれないと思いました。
今、この作品を作る意味のようなものがもう少し感じられればと。
さきほどあげた予告編のコピーにはそういう気持ちが窺えたのですけれどね。

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コメント

鍼原神無さん、こんばんは!

ジョーというのは「永遠の挑戦者」であるような気がします。
ですので、彼は勝った時「真っ白な灰」になってしまうのかなと。
あの時代、やったらやっただけの成果がありそうに思えた時代は、若者もチャンスを求めてチャレンジできた。
今は何か先細っていて、そういう挑戦する気持ちを持った人が少なくなったのかなと。
もちろん、海外とか先進分野(ITとか)などフロンティアはあるのですけれど、そういうチャレンジ精神みたいなもの自体が薄れているような気がします。
あまり精神論を語るのは好きじゃないのですが・・・。

投稿: はらやん(管理人) | 2011年2月24日 (木) 18時32分

はらやんさん、こんにちは。はじめまして。
Drupal.cre.jpと、TBのやりとり、ありがとうございました。

>予告編に「この時代の若者にジョーはいるか?」というコピーが入っていましたが~

そうですね……。
えっと、TVアニメの『あしたのジョー2』で、こんなような短いシーンがありました。
白木ジムが近代的(当時の)にリニューアルされて、その設備や科学的トレーニングを説明された新聞記者が2人会話するんです。片方が、雰囲気がボクシングジムっぽくない、みたいに言うと、もう片方が、時代がどんなに変わっても、ハングリー精神や殴り合いがなくなるわけじゃぁない、みたいに言うんです(ちょっと、記憶で書いてますので、細かなセリフ回しは違ってるかと思いますが)。

ここ、アタシとても好きなとこなんですけど。アニメの流れの中で観ると、言葉のやりとりは反語表現だろうと思えるんですね。
つまり、「ハングリー精神や殴り合いがなくなるわけじゃぁない」けれど、その社会的な評価はすごく変わる。
『あしたのジョー2』は、80年代の初めにオンエアされたアニメですけど。すでに、マンガが最初に共感された時代的な気分の遠のきに、自覚的と思える作品で。それで優れた表現になってる、と思えます。
前振りが長くなりましたが。アタシが思うに、今の時代「ジョーのような若者」はいるかもしれませんけれど、ジョーのようには生きていけいないだろうなー、と思います。
ジョーよりも、もっとアウトロー的になっていかざるを得ないとか、あるいは海外にでも転出せざるを得ないとか。
唐突に聞こえるるかもしれませんけど、『闘牌伝説アカギ』のアカギって、やっぱり元々の矢吹ジョーと生き方がすごく似てるキャラクターだと思えます。あの物語も、高度成長が煮詰まりをはじめた頃の物語ですよね。

「今、この作品を作る意味」ですけれど。アタシが思いますには、パンフレットで脚本家の方が言ってらしたような「観客を元気づけること」も含んで、さらにそれも越えて、今、アタシたちが暮らしてる時代がどんなふうに変質してきてるか、何が喪失されているか、とかに観客の心を向けること、ではないか(?)、と、そんなふうに思います。

投稿: 鍼原神無〔はりはら・かんな〕 | 2011年2月21日 (月) 08時11分

くろねこさん、こんにちは!

伊勢谷友介をはじめ、出演者の方の苦労が伝わってきますよね。
あの減量シーンは壮絶でした。
「あしたのジョー」がもっているテーマが今の若者に響くといいですね。

投稿: はらやん(管理人) | 2011年2月17日 (木) 06時16分

こんばんは♪
私も完コピに感動しましたー!
とはいえ おっしゃる通り、
打たれても打たれてもたち上がるジョーに夢や希望を重ねるドヤ街の人々の熱さは
あの時代ならではなのかもしれませんね。
でも山ピーや伊勢谷サンの素晴らしき役者魂は絶賛したい。
スポーツでもしかりですが今の若者達頼もしいわー。
もはや違う意味でも、感動してきちゃいましたー(笑)

投稿: くろねこ | 2011年2月14日 (月) 22時18分

ほし★ママさん、こんばんは!

力石徹も丹下段平もかなりキャスティングがハマっていましたよね。
名セリフもそのままだったんで嬉しかったです。
山P世代はこの映画を観るとどう感じるのかな?
一度聞いてみたい気もします。

投稿: はらやん | 2011年2月13日 (日) 22時50分

たいむさん、こんばんは!

伊勢谷友介さんの力石徹にはびっくりしました。
CGかと思ったら、リアルだったようで。
デ・ニーロアプローチそのものの肉体改造でした。
そもそも伊勢谷さんってカミソリのような鋭さ、そしてインテリジェンスも感じられ、力石徹にぴったり。
丹下段平の香川照之さんのパンチもすごい腰が入っているいいパンチだなあと思っていたら、香川さんはボクシングが大好きなんですね。
入れこみ方が違っていましたよね。

投稿: はらやん(管理人) | 2011年2月13日 (日) 20時23分

はらやんさんより一回り上の夫婦で観ましたので
この完コピぶりがとにかく懐かしく、感激でした。
でも、確かに山Pファン世代に何かを伝えられたかと言うと、難しいかも知れませんね。
トラバを送らせて下さい。

投稿: ほし★ママ | 2011年2月13日 (日) 19時35分

こんにちは~
まともに「あしたのジョー」を読んだことも観たこともないのだけど、役者さんたちの身体つくりなど魂を感じる作品と思い、楽しみました。

ファンにも好評な感じで意味もなくホッとしてます(^^)

投稿: たいむ | 2011年2月13日 (日) 13時13分

KLYさん、こんにちは!

ストーリーは変えちゃったら、「あしたのジョー」じゃなくなりますし、難しいところですね。
でもちょっと完コピするところに一所懸命さが集中しすぎたかなとも思いました。

投稿: はらやん(管理人) | 2011年2月13日 (日) 11時02分

仰るように、原作・アニメの完成度が素晴らしかったのでしょうね。本作を観て感動した部分も、その原作・アニメを頭の中に置いた上で、それと比べてそん色ないからこそだと思いますし。ストーリーも含めてもはやあとは好き嫌いの世界かなと思います。

あ、それと文中、力石徹VS力石徹戦になってます。片方矢吹丈ですよね。^^

投稿: KLY | 2011年2月12日 (土) 23時15分

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受信: 2011年3月26日 (土) 00時18分

» あしたのジョー 評価:★★★ [20XX年問題]
レビューを更新しました。 当HP↓からどうぞ。 Review→映画レビュー、から見れます [続きを読む]

受信: 2011年4月18日 (月) 23時53分

» 映画:あしたのジョー [よしなしごと]
 震災後1作目はあしたのジョーを観てきました。結構、余震がまだあってかなり怖かったんですけどね。 [続きを読む]

受信: 2011年4月22日 (金) 01時59分

» カッコいいよ、エンドロール(コラコラ)~「あしたのジョー」~ [ペパーミントの魔術師]
映画「あしたのジョー」予告編 毎回思うんだけどジャニーズ系アイドルがからむと フォトギャラリーに絶対顔写真がないっ。そんなに規制厳しいのっ! 昭和40年代の人気漫画、誰だって知ってるというてもいいくらいのアニメ。 そんなに好きでなくても名シーンくらいは知…... [続きを読む]

受信: 2011年5月 5日 (木) 00時08分

» 『あしたのジョー』 [シネクリシェ2.0]
 このマンガは、少なくとも前半部はおおむね連載中にリアルタイムに購読していました。とはいっても何十年も前なので、記憶に残っているのは今回映画化された範囲くらいです。  とはいうもののこのマンガに対する特別なファンというわけではなく、原作に特別な思い入れがあるわけではありません。む...... [続きを読む]

受信: 2011年5月14日 (土) 09時23分

» 「あしたのジョー」 マンガ通りにイメージ再現 [カサキケイの映画大好き!]
「ピンポン」の曽根文彦監督 山下智久、伊勢谷友介、香川照之、香里奈出演 2時間11分、2011年制作 東宝映画 あの懐かしいテーマ曲にのって、あしたのジョーが実写化された。 ジョーには山ピー。 激しさの中に漂うニヒルな感じと少しかすれた声がイメージに近い。彼の起用を訝しむ声も多いが私的にはグッドの評価。彼以外にもっとイメージにあう人が思い浮かばない。 疑問に思う方は観て判断して欲しい。 ライバル力石徹には伊勢谷友介。 彼はイメージそのもの、特に減量した肉体は、ここまでよ... [続きを読む]

受信: 2011年6月12日 (日) 12時51分

» あしたのジョー [いやいやえん]
あしたのジョーといえば知らない人はいない漫画・アニメの作品です。私もアニメ作品は2シリーズ全巻借りて見ましたし(2シリーズ目の方が個人的には面白かった)、単行本も持っていました。 山下智久さんのジョーには案の定違和感があって、もっとニヒルさと茶目っ気... [続きを読む]

受信: 2011年8月 7日 (日) 10時54分

» あしたのジョー [A Day In The Life]
あのジョーが実写版で帰ってきた。 ということでDVD観賞です。 解説 昭和40年代に社会現象を巻き起こし、戦後最大のヒット作に数えられる ボクシング漫画「あしたのジョー」を実写映画化。 『ピンポン』でスポーツ漫画とCGの融合を評価された曽利文彦が監督を 務め、主... [続きを読む]

受信: 2011年8月 7日 (日) 11時24分

» あしたのジョー [銀幕大帝α]
10年/日本/131分/青春スポーツ・ドラマ/劇場公開 監督:曽利文彦 原作:高森朝雄、ちばてつや 主題歌:宇多田ヒカル『Show Me Love(Not A Dream)』 出演:山下智久、伊勢谷友介、香里奈、香川照之、勝矢、モロ師岡、西田尚美、杉本哲太、倍賞美津子、津川雅彦、...... [続きを読む]

受信: 2011年8月 9日 (火) 23時30分

» あしたのジョー [シネマDVD・映画情報館]
あしたのジョー スタッフ 監督: 曽利文彦 キャスト 山下智久 伊勢谷友介 香里奈 香川照之 勝矢 杉本哲太 倍賞美津子 津川雅彦 劇場公開日:2011-2-11 [続きを読む]

受信: 2011年8月12日 (金) 02時05分

» あしたのジョー [日っ歩~美味しいもの、映画、子育て...の日々~]
あしたのジョー スタンダード・エディション [DVD]/山下智久,伊勢谷友介,香里奈 ¥3,990 Amazon.co.jp 高森朝雄、ちばてつや作の大ヒット漫画「あしたのジョー」を実写映画化した作品。 昭和40年代。矢吹丈は、東京の下町で貧しく殺伐とした日々を過ごしてい... [続きを読む]

受信: 2011年12月 2日 (金) 20時30分

» 『あしたのジョー』'11・日 [虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映...]
あらすじ東京の下町で殺伐とした生活を送る矢吹丈は元ボクサー・丹下段平にボクサーとしてのセンスを見出される・・・。解説言わずと知れた梶原一騎、ちばてつやによる伝説の漫画の... [続きを読む]

受信: 2012年1月23日 (月) 07時43分

» 『あしたのジョー』'11・日 [虎団Jr. 虎ックバック専用機]
あらすじ東京の下町で殺伐とした生活を送る矢吹丈は元ボクサー・丹下段平にボクサーと [続きを読む]

受信: 2012年1月23日 (月) 07時43分

» あしたのジョー (2010) 131分 [極私的映画論+α]
 白木葉子のエピソードだけが、ちょっと気に入りません(笑) [続きを読む]

受信: 2012年1月30日 (月) 06時34分

» 「あしたのジョー」(2011) [prisoners BLOG]
見る前からわかったような気分になるというのはいいことではないが、良くも悪くもそれがほとんど外れなかった。 40年代のリアルな再現というより原作マンガの描く幻想の40年代の映像を作り出したデジタル技術はみものだろう、役者がちゃんとボクサーに見える肉体作りをし...... [続きを読む]

受信: 2012年12月 9日 (日) 19時44分

» 映画『あしたのジョー(2011)』★良いあした・良い一年でありますように [**☆(yutake☆イヴのモノローグ)☆**]
作品について http://cinema.pia.co.jp/title/153888/ ↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。 あしたのジョー → ウィキ 山下智久 さんの、しぼりこんだジョーも 伊勢谷友介 さんの、もっと絞り出した力石もですが 香川照之 さんの、丹下段平が見たくて観た作品です (^_-)- ☆ &..... [続きを読む]

受信: 2015年1月 3日 (土) 19時39分

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