「雷桜」 二人の恋のイコン
雷桜。
それはあるとき雷に打たれまっ二つに割れてしまった銀杏の樹に、いつしか桜が根付き葉を広げていった不思議な大木。
春には薄桃色の桜の花が咲き、秋には銀杏の黄色の葉が散る。
この作品のタイトルにもなっているこの不思議な大木は、この物語の様々な側面を象徴しています。
本作の主人公の一人、雷(蒼井優さん)。
彼女は幼い頃に攫われ人里離れた山奥で、雷として自由奔放に育てられました。
雷は、実は里の庄屋の遊という名の息女でありました。
彼女は育ての父が彼女のもとを去ったことをきっかけにし、里の実家へ降りてきます。
実家の家族は遊として彼女を歓迎しますが、雷としての彼女はどうしても里の生活に馴染めません。
自由奔放な彼女の精神は、里の様々な定めに縛られた生き方がどうにも窮屈に感じたのです。
彼女のセリフの中で、「オレは遊であり、雷なのだ」というものがあります。
遊という名には、なにかたおやかなゆったりとした感じ、まさに春のような豊かさ、やさしさといった印象を受けます。
たいして雷という名には自然の厳しさ、激しさを感じます。
自然は豊かさ、そして厳しさ双方を持っています。
まさに自然そのものであるのが、遊であり雷である彼女の存在であり、それを劇中で象徴しているのが雷桜であるわけです。
また生まれも身分も違う遊と、将軍の息子である斉道(岡田将生さん)の恋も、雷桜がイコンになっています。
春の桜、秋の銀杏、まるで異なる樹が、違うが故に魅かれあうように一本の大木となっている雷桜。
それは山育ちで自由奔放な遊と江戸で暮らし様々な縛りの中でいきてきた斉道の恋のようでもあります。
身分違いの恋、異なる生き方をしてきた二人の愛というのは、「ロミオとジュリエット」の例を出すまでもなく古今東西語られてきた恋物語です。
ありふれた物語ではあるのですが、作品の中で「雷桜」という文字通り中心にどんと一本筋を通している存在があるおかげで、それが他の同じようなテーマの作品とは違う存在感を与えているような気がしました。
そしてラストで明らかになる遊と斉道の間に生まれていた子供の存在。
彼はまさに異なる出自の二人がひとつとなったことの証しであります。
二人の子はまさに二つの異なる種類の樹がひとつになった雷桜に象徴されるのです。
この象徴がしっかりと物語を貫いたことの功績は、本作の美術、そしてロケ地によるところが大きいと思います。
まさしく作品の中心となる雷桜は、当然のことながら美術スタッフの手によるものですが、これが雄大であり、力強く、そして美しい。
春に桜の花を咲かせる雷桜も、秋に銀杏の葉を散らす雷桜も、美しい。
さきほど書いたようにこの作品の物語は、イコンとなる雷桜に集約されるわけであって、この作りが貧相であると物語全体がおなじようにさびしいものになってしまいます。
それを当然わかっているからこそ、このようなイコンにふさわしい雷桜を作り上げたのだと思います。
また遊が暮らす山の風景も非常に美しい。
人が入れないほどの原野でもなく、また人の手が入っているわけでもない、ほどよい里山の自然。
豊かで優しく、人とのほどよい距離感を持っている自然を画面から感じました。
遊と斉道が出会う草原。
二人が馬で疾駆する花畑。
優しく瑞々しい緑色、華やかな黄色。
ふたりの気持ちをこれも象徴している自然の色使いであったように思います。
よくこういう綺麗なロケ地を探したなと思ったら、主に沖縄で撮ったということですね。
時代劇で沖縄というのは意外と思いましたが、いま豊かな自然があるというのは沖縄なのでしょうね。
沖縄特有の南国感は出さずに、それでも二人の恋の背景となる豊かな自然な恵みといった感じを出していたのは上手だなと思いました。
普段はあまりこういう純愛ものは観ないほうなのですが、本作はとても気持ちよくやさしい気持ちになって観れた作品となりました。
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...... [続きを読む]
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宇江佐真理さんの原作ですが、原作はおとぎ話に近く、残念ながら映画版ではそのありえない純愛を納得させてくれるストーリー性ではなかったように思います。
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10月10日(月・祝) WOWOWシネマの放送を録画で鑑賞。 [続きを読む]
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» ■映画『雷桜』 [Viva La Vida! <ライターCheese の映画やもろもろ>]
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» 映画 雷桜 をみた [僕のつぶやき。 ネットの窓から。]
雷桜 スタンダード・エディション [DVD]クリエーター情報なしTCエンタテインメント
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» 映画『雷桜』★“結ばれぬ運命の恋”にこだわりたいこと [**☆(yutake☆イヴのモノローグ)☆**]
映画レビューしました。(ネタバレ表示なし)
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id336592/rid44/p1/s0/c1/
作品について http://cinema.pia.co.jp/title/153392/
↑ あらすじ・クレジット はこちらを参照ください。
..... [続きを読む]
受信: 2013年4月21日 (日) 23時51分
» 映画 雷桜 [こみち]
JUGEMテーマ:邦画nbsp;
nbsp;
浚われて山で育てられた武家の娘。
nbsp;
山での生活が身についているので、今更武家の家に入っても
nbsp;
傾奇者扱いされるだけ。
nbsp;
気がおかしくなって子育てを放棄された徳川家の息子も
nbsp;
同じような境遇で清水斉道と遊は、気が合うのでしょう。
nbsp;
山の風景や桜がとても綺麗に... [続きを読む]
受信: 2014年4月 2日 (水) 05時56分
コメント
sakuraiさん、こんばんは!
こちらは時代劇って言ってもほとんどファンタジーとして観るのがよいかもしれませんね。
沖縄をロケ地に選んだのもそういうことだったのかなと思ったりもします。
蒼井優ちゃんはほんと何でもできる人ですよね。
感心してしまいます。
投稿: はらやん(管理人) | 2010年11月 7日 (日) 17時31分
はらやんさん、なんてやさしいんだ・・・。
そういう優しい気持ちで見るべき映画でしたね。
設定のトンチンカンさに、どうも気持ちが乗れず、ちょっと残念な作品になってしまいました。
蒼井優ちゃんの演技力の確かさとお馬さんのうまさは素晴らしかったです・・・。
投稿: sakurai | 2010年11月 7日 (日) 14時21分
ひろちゃんさん、こんにちは!
雷桜は美しかったですよね。
美術やロケ地などが、物語のすばらしい背景になっていたと思います。
ベタな恋愛ものは観ない方ですが、この作品は気に入りました。
コメントいただいたらお伺いしているので、画像認証を入れわすれているかもしれません。
今度から気をつけます。
すみませんでした・・・。
投稿: はらやん(管理人) | 2010年11月 6日 (土) 10時23分
はらやんさん、こんにちは^^
予告編が感動的でしたので、本編は意外と
アッサリした物語に感じてしまいました(汗)
ですが、雷桜の美しさとラストの心地良さとで
好きな作品でした^^
映像(風景)が美しかったですよね♪
私も恋愛ものはあまり観ませんが、今回はタダでしたので
鑑賞しました(笑)
PS・もしかしたら・・・なのですが、はらやんさんのコメントが入って
いないかも?と思うことが何回かありました(汗)
コメいれたからコメのお返しをという必要はないのですが
TBのお返しだけで十分ありがたいのですが、いつもコメ
くださっていた、はらやんさんのコメがないのは、もしかしたら
画像認証のせいかも?と思って書かせていただきました。
コメを入れた場合は、コメントが書き込まれましたと出ます。
それが出ずにトップ画像が出たら、コメは入っていませんので
お気をつけ下さい。もし書いてくださっていたなら、読めずに残念と思い
まして書かせて頂きました。また画像認証制にしてからのことなので
余計な事と思いつつ書かせていただきました。。。
長々と記事に関係ないコメントですみませんでした(汗)
投稿: ひろちゃん | 2010年11月 5日 (金) 15時41分