「デイズ・オブ・サンダー」 シンプルな青春スター映画
PS3の「グランツーリスモ5」を買ったばかりなので、気分はもうレーサー(今は車は持ってないけど)。
そんな気分だったので、なにか車の映画が観たいなあということで、本作「デイズ・オブ・サンダー」をセレクト。
先日久しぶりに「トップガン」も観ましたし、トム・クルーズとトニー・スコット監督が再びタッグを組んで作った本作を選んでみたわけです。
「トップガン」を地上のレースに置き換えただけとも言えなくもないあまりひねりのないストーリーで、今からみれば珍しい直球系の青春スター映画とも言える作品ですが、実は僕はこの作品はキライじゃないのです。
ま、観たのが青春真っ盛り(!)な大学生の頃だったりするわけで、そのときの気持ちが残っているからかもしれません。
映画って、音楽もですけれど、初見のときの自分の状態というのが作品とともに記憶に残っているんですよね。
その頃は映画の見方もすれていなかったので、結構こういう素直なストーリーでも満足できていたんです。
才能ある若者が、挫折を経験しながらも、それをバネにして、友情と恋と栄光を手に入れるという物語。
すれてしまった今観たら、「そんなに甘くはないのだよ」と言いたくなるかもしれませんが、やはり若い頃というのはこういうシンプルな物語に魅かれるわけです。
そういえば、最近の映画はこういうシンプルな青春スター映画っていうのは少なくなりましたね。
今の若い子はどういうタイプの作品を好むんでしょうね。
若いうちからすれちゃうのもどうかは思いますが。
主人公のトム・クルーズはやはりかっこいいし、本作をきっかけにスターダムに登っていったニコール・キッドマンも美しい。
まさに美男美女。
二人がつき合うようになったのも、本作がきっかけですからね。
しかし、この映画から20年経っているのに、容姿が衰えない二人ってスゴいですよね。
特にニコール・キッドマンは年をとらないじゃないかと思えるくらい。
「トップガン」の時も書いたのですが、これらの作品の時代はそれほどCGは発達していなかったわけです。
ですので、ストックカーレースのシーンなども当然のことながら実車。
やはり実車でのレースシーンは迫力があります。
CGとは異なるリアルならではの手触り感のようなものがあります。
映画を観ると、また「グランツーリスモ」がやりたくなります。
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