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2010年9月12日 (日)

「片腕マシンガール」 やっぱ、無理・・・

劇場版の「仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモ」で敵役の中の紅一点羽原レイカ役でキレキレのアクションを見せていた八代みなせさん。
八代さんが主演した本作「片腕マシンガール」でアクションもできるということでのキャスティングであったとのことでしたので、一度観てみようと。
しかし・・・。
苦手なスプラッター系なのだよなあ。
そっちが好きな人にはカルト的な人気があるようなのですが、やや及び腰・・・。

観てみると・・・。
あー、こういうのやっぱ無理・・・。
血がドバドバ、グショグショは苦手なのですよ。
とはいえ、最後までがんばって観ましたが。
DVDだと本編が始まる前に、拍手喝采しながら、笑いながら観てくださいとの観賞の手引きがありました。
そんくらいの気持ちじゃないと受け付けられません。
アメリカのグラインドハウス的な作品なのでしょうか。
低予算な映画なので、グロいカットもいい具合に作り物めいているので(笑いをとる狙いか)、多少救われます。
本作は海外の資本が入っているということで、外国人が喜びそうなトンデモ日本描写がそこかしこに。
日本人はこのあたりは笑い飛ばしてくれということでしょうね。
低予算なところもありましたが、印象的なカットがあったり、スピーディな演出などは日本人らしくない感じがしました。
井口監督、センスはいいかも。
こういうのはタランティーノが好きだろうなあ。

・・・。
でもやっぱり苦手な分野なので、いつもみたいに饒舌に語れない・・・。
井口監督の作品はもう観ることないだろうなあ・・・。

そうそう当初のお目当てであった八代みなせさん。
本作は2007年製作なので、「W」の時の印象よりも幼い感じ。
笑顔がかわいいです。
でも血まみれアクションシーンになると、目つきが別人のように、怖いほどに鋭くなります。
演技は拙いところもありますが、目力はスゴいなと思いました。
アクションはやはりすごくキレがあるし。
この方は自分で動けるアクション女優として売り出していってほしい・・・。

「仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ」の記事はこちら→

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» 片腕マシンガール [ダイターンクラッシュ!!]
2008年8月20日(水) 21:00~ シアターN渋谷1 料金:1000円(水曜割引) パンフレット:700円 『片腕マシンガール』公式サイト 満席、立ち見。水曜1000円の日だからか?75席しかない劇場だが。(俺は、混雑を想定し、1時間以上前にチェックインしたので、座ったけど。) アメリカのビデオ会社が制作費出資の日本のゴア・アクション・シリーズ第一弾。基本的にはビデオ映画。 殺戮と人体損壊のスプラッタ映画なんだが、特撮がチープなので、まったくもってグロさが感じられない。むしろ爽快感さえ... [続きを読む]

受信: 2011年8月12日 (金) 16時39分

» 202「片腕マシンガール」(アメリカ・日本) [CINECHANが観た映画について]
残酷映画の楽しみ方  かつて両親が殺人容疑をかけられ自殺してしまった女子高生の日向アミは、弟のユウと支え合い、穏やかな生活を送っていた。しかしユウは学校でイジメに遭っており、ついには命を落としてしまう。警察は自殺と断定するが、納得のいかないアミは、ユウが書き残したメモから、イジメの主犯が服部半蔵の血を受け継ぐヤクザの息子・木村翔であることを突き止める。  アミは弟の仇討ちを誓い、翔の元へ乗り込むが、逆に翔の両親に捕まってしまい、残忍な拷問を受け、ついには片腕を失ってしまう。... [続きを読む]

受信: 2011年8月13日 (土) 00時54分

» 片腕マシンガール ▲143 [レザボアCATs]
08年、アメリカ 原題:The Machine Girl 監督・脚本:井口昇 撮影:長野泰隆 特殊メイク・造型:西村喜廣 八代みなせ  アミ 亜紗美  杉原ミキ 島津健太郎  木村龍二 穂花  木村スミレ 川村亮介  ユウ 石川ゆうや  杉原スグル これ、当時なかなか評判が良くて、見に行こうかどうしようか・・・と思っているうちに、終わってしまった作品。DVDになったら早速見ようと思っていたところ、ボヤボヤしているうちに、新作映画『ロボゲイシャ』の公開が、あっという間に来てしまった。早い... [続きを読む]

受信: 2011年8月13日 (土) 11時21分

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