「片腕マシンガール」 やっぱ、無理・・・
劇場版の「仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモ」で敵役の中の紅一点羽原レイカ役でキレキレのアクションを見せていた八代みなせさん。
八代さんが主演した本作「片腕マシンガール」でアクションもできるということでのキャスティングであったとのことでしたので、一度観てみようと。
しかし・・・。
苦手なスプラッター系なのだよなあ。
そっちが好きな人にはカルト的な人気があるようなのですが、やや及び腰・・・。
観てみると・・・。
あー、こういうのやっぱ無理・・・。
血がドバドバ、グショグショは苦手なのですよ。
とはいえ、最後までがんばって観ましたが。
DVDだと本編が始まる前に、拍手喝采しながら、笑いながら観てくださいとの観賞の手引きがありました。
そんくらいの気持ちじゃないと受け付けられません。
アメリカのグラインドハウス的な作品なのでしょうか。
低予算な映画なので、グロいカットもいい具合に作り物めいているので(笑いをとる狙いか)、多少救われます。
本作は海外の資本が入っているということで、外国人が喜びそうなトンデモ日本描写がそこかしこに。
日本人はこのあたりは笑い飛ばしてくれということでしょうね。
低予算なところもありましたが、印象的なカットがあったり、スピーディな演出などは日本人らしくない感じがしました。
井口監督、センスはいいかも。
こういうのはタランティーノが好きだろうなあ。
・・・。
でもやっぱり苦手な分野なので、いつもみたいに饒舌に語れない・・・。
井口監督の作品はもう観ることないだろうなあ・・・。
そうそう当初のお目当てであった八代みなせさん。
本作は2007年製作なので、「W」の時の印象よりも幼い感じ。
笑顔がかわいいです。
でも血まみれアクションシーンになると、目つきが別人のように、怖いほどに鋭くなります。
演技は拙いところもありますが、目力はスゴいなと思いました。
アクションはやはりすごくキレがあるし。
この方は自分で動けるアクション女優として売り出していってほしい・・・。
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