« 本 「マドンナ・ヴェルデ」 | トップページ | 「プレデターズ」 今度はアウェイ! »

2010年7月10日 (土)

「必死剣鳥刺し」 現代のサラリーマンの姿とかぶる

「たそがれ清兵衛」以来、藤沢周平作品が数多く映画化されるようになりました。
小説の藤沢作品は読んだことがことがないのですが、映画化された作品を観ると多くの共通点があることがわかります。
多くの物語は江戸時代、架空の藩海坂藩を舞台に描かれます。
物語で主に描かれるのは侍ですが、彼らは大名などではなくその多くは下級の武士。
江戸時代というのは歴史の中でも珍しく二百数十年に渡り安定した時代です。
そのため戦国時代には戦闘職として活躍した武士も、言わば官僚組織に組み込まれた生活を行っています。
下級の武士は、上へ絶対の服従をし、そして与えられた命を忠実に果たすことが求められます。
本作もそうですが、主人公の多くは必殺の剣を身につけた男です。
平和の時代でありますから、武士のほとんどは刀をぶら下げながらも、戦国時代ほどの戦闘力を持った男はそうはいなかったのかもしれません。
ですからこと有事となったとき、その役務を主人公たちが背負わなくてはならなくなるのです。
彼らのような特殊な能力を持つものはおらず、代わりはいないのですから。
そしてその役務はしばしば自分の命ですらさしださなくてはいけない厳しいものなのです。
絶対的な命令、そして彼らが残すであろう愛する者との間の狭間に彼らは置かれます。
また彼らの中にある正義、そして自分が所属している組織である藩が内包しているかもしれない悪の狭間にも彼らは置かれます。
けれど彼らはその役務を命令だからやらされるのではなく、自分の中の正義に従い自分でそれを選びます。
死するにせよ、生きるにせよ、彼らの選択は厳しいながらも、そこには潔さを感じたりもします。
今の時代これだけ藤沢作品が映画化されるのは、時代の要請があるのかもしれません。
下級武士が汲々として命に従って、板挟みにあっている様子は、現代の企業で働くサラリーマンの姿とかぶります。
官僚化した組織という点では昔の藩も今の企業もあまり変わらないかもしれません。
その硬直化した組織の中で上意を受けながらも、自分なりの答えを出し、それに誠実に従い生きようとする藤沢作品の主人公は、現代の僕たちがこうありたいと思う姿なのかもしれません。
息苦しい時代に生きる現代人にとって、彼らの潔い生き方はこうありたい姿として憧れとなるから、こうやって映画が作られているような気がします。

監督は平山秀幸監督。
ベテランの監督ですので、あえて奇をてらったようなスタイルはとっておらず、極めて王道の時代劇にしあがっています。
本作の主人公兼見三左エ門は、特命を行いそして詰め腹を切らされるわけですが、現代も往々にそういうこともあったりするわけで、サラリーマンとしては観ていて切なくなります。
とはいえ最後に一刺し突くのはまたサラリーマンとしては爽快であったりもします。
今度しっかりと藤沢作品を読んでみようかな。

サラリーマンの姿とかぶると言いながらも、僕が観た回はおじいちゃんばかりでした・・・。

にほんブログ村 映画ブログへ

|

« 本 「マドンナ・ヴェルデ」 | トップページ | 「プレデターズ」 今度はアウェイ! »

コメント

rose_chocolatさん、こんばんは!

>コイツだけには一矢報いたい
これはあるかもしれないですね(少なくとも僕はある)。
ただ陰湿にというよりも、正攻法で理論的にグウの音も言わせないようにしたいと思ったりしますね。
藤沢作品の主人公は理不尽なことにも筋を通して挑むというのが、共感性が高いのだと思います。

投稿: はらやん(管理人) | 2010年7月25日 (日) 06時35分

sakuraiさん、こんにちは!

うん、そうですね。
現代も潔さを通そうとすると、なにかと障害がありますからね。
けっこう僕自身は潔さがないとイヤなタイプなので、何かとぶつかることがあります。
事なかれ主義とか、ややこしい手続き主義とかがやはり多いのです。
こういう潔い男をみると、憧れもあり、また羨ましくもあります。

投稿: はらやん(管理人) | 2010年7月24日 (土) 09時44分

本当にサラリーマンの世界とかぶってますね。
男同士の足の引っ張り合いの方が、女のそれよりももっと陰険だし。

日々、コイツだけには一矢報いたいと思いながらみなさん働いてるのかなと。
そういう向きには胸がスカっとするのかもしれないですね。
だから藤沢作品は男性に人気なのかもしれません。

投稿: rose_chocolat | 2010年7月21日 (水) 04時24分

そうですねぇ。
なぜに藤沢が好まれるのかと考えると、潔さでしょうねえ、やっぱ。
サラリーマンと相通じるのは、宮仕えの哀しさですが、ここまでの潔さを貫けることはないでしょう。
日本人の感性をくすぐる格好よさが藤沢の作品の見どころなのかもしれませんね。
本は、もっとさらっとしてます。
作り手の想像力をかきたてるいい教科書なのかも。

投稿: sakurai | 2010年7月20日 (火) 08時34分

KLYさん、こんにちは!

あまり説明なかったですが、鳥刺しは技を繰り出す方がまさに死ぬ寸前の状態になり、生きている気配を消した上で放つ一発必中の技なのでしょうねえ。
必死剣の「必死」は日常語で使う「必死」ではなく、劇中で三左エ門が言っているようにその技を出すときは半ばその者は死んでいるという、「必ず死に至る」という意味なのでしょうね。
トヨエツは月代似会いますよね。
でもちょっと太った?と思ってしまいました。

投稿: はらやん | 2010年7月11日 (日) 15時17分

トヨエツの武士の姿がとても似合ってました。若い頃より今の方がいいなぁ。
ただ未だによーわからんのですが、「必死剣鳥刺し」ってどんな奥義なんだろう?^^;
いや、技そのものはああいう技なんでしょうけど、その謎というか理屈というか…
そこが知りたかったです。(笑)

投稿: KLY | 2010年7月11日 (日) 01時31分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/186553/48844478

この記事へのトラックバック一覧です: 「必死剣鳥刺し」 現代のサラリーマンの姿とかぶる:

» 必死剣 鳥刺し [だらだら無気力ブログ]
藤沢周平の時代小説“隠し剣”シリーズの中でも傑作と言われている 「必死剣鳥刺し」を豊川悦司主演で映画化。藩内随一の腕前の剣客であるが ゆえに藩内の権力闘争に翻弄されて、過酷な運命をさらされてしまう一人の 武士の心情と生き様を描く。 監督は『しゃべれども しゃ..... [続きを読む]

受信: 2010年7月10日 (土) 23時20分

» 必死剣 鳥刺し [LOVE Cinemas 調布]
藤沢周平の「隠し剣」シリーズのなかの一編を映画化。とある事件から不条理な運命に身を堕とした剣客の心情を描き出した時代劇だ。主演は『今度は愛妻家』の豊川悦司、共演に『パーマネント野ばら』の池脇千鶴。他にも岸部一徳、小日向文世、吉川晃司、戸田菜穂ら実力派が揃って出演している。監督は『しゃべれども しゃべれども』の平山秀之。豊川悦司の迫力の殺陣に注目したい。... [続きを読む]

受信: 2010年7月11日 (日) 00時58分

» 必死剣 鳥刺し [やっぱり邦画好き…]
仁義と愛慕。武士道と政道。組織と個人、そして男と女。生きるほどに生じる運命の不条理を、江戸の世を舞台に静謐な筆で描き切る藤沢周平“隠し剣”シリーズ。中でも現代に通じる傑作と名高い「必死剣鳥刺し」が、名匠・平山秀幸の手により、人間普遍の物語として甦る...... [続きを読む]

受信: 2010年7月11日 (日) 01時04分

» 平山秀幸監督 「必死剣鳥刺し」 [映画と読書とタバコは止めないぞ!と思ってましたが…死にそうになったので禁煙か?]
読売新聞7月9日夕刊の映画評でベタ褒めしてたので、即観たくなっちゃいました(^。^:) 公式サイト⇒http://www.torisashi.com/ 【あらすじ】 舞台は東北、海坂藩。主人公の兼見三佐ェ門(豊川悦司)は、藩主・右京太夫(村上淳)の愛妾で失政の元凶となっていた連子(関めぐみ)を城中で刺殺。   三佐ェ門は斬首も覚悟で凶行に及んだが、意外にも寛大な処分が下され一年の閉門後、再び藩主の傍に仕えることになる。 腑に落ちない想いを抱きつつも、藩士として分をわきまえ、己を抑えて生きる三佐... [続きを読む]

受信: 2010年7月11日 (日) 09時43分

» 必死剣鳥刺し [ダイターンクラッシュ!!]
2010年7月5日(月) 19:30~ 丸の内TOEI1 料金:0円(完成披露試写会) パンフレット:0円(売値不明。豪華なプレスかもしれない。) 『必死剣鳥刺し』公式サイト 初めて試写会に行きましたよ。しかも舞台挨拶付き。家に招待状が来ていて、どこで当たったんだろうと思ったが、どうやら「必死剣耳掻き」を調べた時に、公式サイトから申し込んだのが当たったようだ。残念ながら「必死剣耳掻き」は、貰えなかった。 登壇したのは、主役の豊川悦司、ヒロインの池脇千鶴、いい役の吉川晃司、殿役の村上淳、殿の側室... [続きを読む]

受信: 2010年7月12日 (月) 18時06分

» 「必死剣 鳥刺し」 [ひきばっちの映画でどうだ!!]
                               「必死剣 鳥刺し」 ユナイテッドシネマ豊島園にて。 原作・藤沢周平 監督・平山秀幸 わたしも歳なのでしょう。こういう作品を観るといいな〜・・!としみじみ思うようになりました。 本作は藤沢周平原作の短編の一つです。「武士の一分」「隠し剣 鬼の爪」などのこれまでの藤沢作品と同じく、東北にある“海坂藩”が舞台となっています。 あらすじ的には・・海坂藩のいわゆる殿様である右京太夫(村上淳)が、側室である連子(関めぐみ)に骨抜きにされまして、... [続きを読む]

受信: 2010年7月12日 (月) 20時42分

» 「必死剣 鳥刺し」 [俺の明日はどっちだ]
・ うひょー! そのまるで焼き鳥屋みたいな題名に惑わされることなかれ! 久々に時代劇をちゃんと堪能することが出来、「これぞ、映画!」と言いたくなる「しゃれども、しゃべれども」の平山秀幸監督の手によるお馴染み藤沢周平原作の映画化作品。 現代の中間管理職と通じる下級武士の悲哀を描くストーリーそのものは、まさに藤沢ワールド全開。 主人公が死を覚悟した上で義憤に駆られ起こす刃傷沙汰からはじまるオープニングシーンのあと、物語は静かにゆったりと流れていく。 そしてその後、庄内地方の美しい四季の移り変わり... [続きを読む]

受信: 2010年7月13日 (火) 16時31分

» 必死剣鳥刺し [象のロケット]
東北、海坂藩の近習頭取・兼見三左ェ門は、三年前、死を覚悟して失政の元凶である藩主の愛妾を城中で刺殺。 が、意外にも寛大な処分が下され、一年の閉門後、再び藩主の傍に仕えることになった。 ある日、中老・津田民部から思わぬ秘命が下る。 彼を天心独名流の剣豪だと知っての相談であり、「鳥刺し」という必勝技を「お上のために役立てろ」というものであった…。 時代劇。... [続きを読む]

受信: 2010年7月13日 (火) 18時00分

» 必殺剣 鳥刺し [パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ]
死ぬことさえ許されない。ならば、運命を斬り開くまで。秘剣の全てが明らかになるラスト15分が、時代劇映画の歴史を変える。物語:時は江戸。東北は海坂藩の近習頭取・兼見三佐ェ門には、消そうにも消せない過去があった。物頭をつとめていた三年前、藩主・...... [続きを読む]

受信: 2010年7月13日 (火) 21時19分

» 『必死剣鳥刺し』 [京の昼寝〜♪]
□作品オフィシャルサイト 「必死剣鳥刺し」□監督 平山秀幸 □脚本 伊藤秀裕、江良至□原作 藤沢周平(「必死剣鳥刺し」)□キャスト 豊川悦司、池脇千鶴、吉川晃司、戸田菜穂、村上淳、関めぐみ、小日向文世、岸部一徳■鑑賞日 7月10日(土)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)<感想> 「必死剣鳥刺し」とは、究極の、さらに究極の剣。 それはたった一度しか使うことの出来ない秘剣・・・。   一連の藤沢周平作品である「隠し剣」シリーズ。 今回は... [続きを読む]

受信: 2010年7月14日 (水) 08時49分

» 必死剣 鳥刺し/豊川悦司、池脇千鶴 [カノンな日々]
藤沢周平作品の中でも特に期待する隠し剣シリーズ。映画化された隠し剣シリーズはどれも面白くて魅了されただけに公開されるのはかなり楽しみにしてました。不安材料といえば自宅気分でお喋りし通しのご年配のお客さんの存在です。どうか遭遇しませんように(願)。 出演は....... [続きを読む]

受信: 2010年7月14日 (水) 09時08分

» 映画 「必死剣 鳥刺し」 [ようこそMr.G]
映画 「必死剣 鳥刺し」 [続きを読む]

受信: 2010年7月14日 (水) 09時27分

» 必死剣鳥刺し [映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子公式HP]
組織と権力の悪意に、個人の正義が利用され踏み潰されるこの物語は、藤沢文学の中でも異色の苛烈さを持つ時代劇だ。江戸時代の海坂藩。兼見三左ェ門は藩主の失政の元凶である愛妾を城中で刺し殺す。死を覚悟したその行為には意外なほど寛大な処分が下り、再び藩主の傍に仕え....... [続きを読む]

受信: 2010年7月14日 (水) 23時56分

» 必死剣 鳥刺し [とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver]
藩主の側室の横暴を止めるために公の場で刺し殺した剣の達人が、権力闘争に巻き込まれてしまう。ラストの殺陣シーンは翻弄された主人公の怒りが昇華されて、すさまじい。亡き妻の姪の献身的な愛に応える物語が救いになっている。... [続きを読む]

受信: 2010年7月15日 (木) 00時00分

» 『必死剣 鳥刺し』 [ラムの大通り]
----また藤沢周平? ほんと人気だね。 「うん。でも、その理由は分かる気もするな。 原作こそ読んでいないけれど、 『たそがれ清兵衛』に始まり、 最近の『花のあと』に至るまで、映画化された作品を観る限り、 そこに貫かれていているのは“ある運命”。 それもその多くは権力者によって弄ばれることが多い。 つまりは、 自分の人生を自分で決めることができない。 そのことへの静かな怒り。 我慢に我慢を重ね、 やがてそれが沸点に達し爆発を見せるんだ。 今回のこの映画にしてもそう。 『隠し剣 鬼の爪』も映画化された... [続きを読む]

受信: 2010年7月15日 (木) 00時41分

» 『必死剣 鳥刺し』 ('10初鑑賞94・劇場) [みはいる・BのB]
☆☆☆★- (10段階評価で 7) 7月10日(土) 109シネマズHAT神戸 シアター7にて 16:15の回を鑑賞。 [続きを読む]

受信: 2010年7月15日 (木) 21時05分

» 『必死剣 鳥刺し』の作法とは? [映画のブログ]
 宮崎駿監督は、時代劇をやってみたいと云いつつ、悩んでいた。  「こればかりは難しい。どうしていいかわからないんですよね、ほんとのと... [続きを読む]

受信: 2010年7月16日 (金) 01時06分

» 『必死剣鳥刺し』(2010)/日本 [NiceOne!!]
監督:平山秀幸原作:藤沢周平出演:豊川悦司、池脇千鶴、吉川晃司、戸田菜穂、村上淳、関めぐみ、小日向文世、岸部一徳公式サイトはこちら。<Story>時は江戸。東北は海坂藩... [続きを読む]

受信: 2010年7月17日 (土) 06時42分

» 「必死剣鳥刺し」感想 [狂人ブログ ~旅立ち~]
 藤沢周平「隠し剣」シリーズの中でも、現代に通じる傑作と名高い同名作を、平山秀幸監督、豊川悦司主演で映画化。 すごく日本的な見せ方をする映画だと思う。 もちろん時代劇だ... [続きを読む]

受信: 2010年7月17日 (土) 22時43分

» 「必死剣 鳥刺し」 [お楽しみはココからだ~ 映画をもっと楽しむ方法 ]
2010年・日本/東映配給監督:平山秀幸原作:藤沢周平脚本:伊藤秀裕、江良至 藤沢周平の短編時代小説「隠し剣」シリーズの一編を、「今度は愛妻家」の豊川悦司主演で映画化。監督は「愛を乞うひと」、「しゃべ... [続きを読む]

受信: 2010年7月18日 (日) 17時20分

» 必死剣鳥刺し [シネマ大好き]
海坂藩の物頭・兼見三左エ門(豊川悦司)は、能の見物のあと、藩主・右京太夫(村上淳)の側室・連子(関めぐみ)を衆目のなかで刺し殺す。斬首を覚悟していた彼に下った判決は、意外にも、役を解いた上の一年の閉門だった。妻を失くしていた彼は、妻の姪の里尾(池脇千鶴)..... [続きを読む]

受信: 2010年7月19日 (月) 21時33分

» 必死剣 鳥刺し [迷宮映画館]
吉川晃司!!いいです。あの若かりし頃の吉川君は、どこにもないです。ハイ! [続きを読む]

受信: 2010年7月20日 (火) 08時34分

» 『必死剣鳥刺し』(2010)/日本 [NiceOne!!]
監督:平山秀幸原作:藤沢周平出演:豊川悦司、池脇千鶴、吉川晃司、戸田菜穂、村上淳、関めぐみ、小日向文世、岸部一徳公式サイトはこちら。<Story>時は江戸。東北は海坂藩... [続きを読む]

受信: 2010年7月21日 (水) 04時21分

» 必死剣 鳥刺し [ケントのたそがれ劇場]
★★★★  必殺剣ではなく必死剣、「この技を使うときは、使い手はほとんど死んでいる」という。またやき鳥じゃあるまいし、「鳥刺し」というのも妙な名前である。もしかすると長刃で自分を貫きながら、同時に串焼きのように、2~3人まとめて刺し貫く剣技なのかもしれない... [続きを読む]

受信: 2010年7月21日 (水) 22時54分

» 「必死剣鳥刺し」真の敵を見定めて [再出発日記]
監督:平山秀幸原作:藤沢周平出演:豊川悦司、池脇千鶴、吉川晃司、戸田菜穂、村上淳、関めぐみ、小日向文世、岸部一徳なんともやり切れない男の話である。冒頭から兼見三左ェ門に... [続きを読む]

受信: 2010年7月21日 (水) 23時44分

» 「必死剣鳥刺し」死に場所を決めて必死剣を繰り広げた先にみた殿様と妾の悪政に翻弄された武士の生涯 [オールマイティにコメンテート]
7月9日公開の映画「必死剣鳥刺し」を鑑賞した。 この映画は藤沢周平隠し剣シリーズの一遍を映画化した作品で、 藩政が乱れた原因が殿の妾にあると察して自らを犠牲に妾を刺すが、 斬首にならず生かされ、自らの死に場所を探していくストーリーである。 剣の剣客でもあ....... [続きを読む]

受信: 2010年7月26日 (月) 00時14分

» 必死剣鳥刺し [映画的・絵画的・音楽的]
 『今度は愛妻家』で好演した豊川悦司が、今度は時代劇に登場するとあって、『必死剣鳥刺し』を渋谷TOEIで見てきました。 (1)冒頭、いきなり海坂藩の藩主の愛妾「連子」が、主人公の兼見三左エ門(豊川悦司)によって殺害されるというショッキングなシーンが映し出されると、もうこの映画の世界から逃れられなくなってしまいます。  といっても、そこからラスト近くまでは、実に淡々とした物静かな映像が続きます。海坂藩があるとされる山形県の四季折々の景色に囲まれながら、閉門を命じられ蔵の中で蟄居する三左エ門の様子、そ... [続きを読む]

受信: 2010年7月28日 (水) 07時28分

» 必死剣鳥刺し [愛猫レオンとシネマな毎日]
藤沢周平原作の「隠し剣」シリーズの映画化になります。 舞台は、お馴染み、東北の海坂藩(うなさかはん) 「必死剣」とも「鳥刺し」とも言われる秘剣の持ち主である主人公、兼見。 その技を目にする時、遣い手、兼見は半ば死んでいるとされるのだが・・・ コレは、いいです!素晴らしい!!! 最近、めっきり使わなくなった”オススメ”という言葉を使っちゃうゾ! 義を貫こうとする主人公に、襲い掛かる運命の不条理。 策略による思いもかけないクライマックス。 もうぉ~ラスト15分の壮絶な殺陣シーンの凄さには、生唾ゴック... [続きを読む]

受信: 2010年7月31日 (土) 21時45分

» 必死剣 鳥刺し [WEBLOG:e97h0017]
「藤沢周平秀異の作」を映画化したという本作、確かに原作における「必死剣」とは、主人公が我流で編み出した剣技であり、「隠し剣」シリーズでは異色の作品となるでしょう。原作では主人公がなぜそんな技を生み出さなければならなかったのか... [続きを読む]

受信: 2010年8月 1日 (日) 14時30分

» 【必死剣鳥刺し】 [日々のつぶやき]
監督:平山秀幸 出演:豊川悦司、池脇千鶴、吉川晃司、戸田菜穂、関めぐみ、小日向文世、岸部一徳 死ぬことさえ、許されない。   ならば、運命を切り開くまで。 「海坂藩の頭取の兼見三佐エ門は、藩主の側室を城中にて殺めた。 政に口を挟み財政難で苦しみ喘... [続きを読む]

受信: 2010年8月 3日 (火) 10時31分

» 必死剣 鳥刺し☆独り言 [黒猫のうたた寝]
トヨエツ主演の時代劇を試写会で鑑賞。主人公は、城主の側室を城中で刺殺しながらもなぜか中老・津田民部のとりなしで斬首をまぬがれしかも1年の閉門の後、城主の側用人に取り立てられる普通、そういうのってありえないでしょ?何か思惑がっと思うのは当たり前。案の定中老・... [続きを読む]

受信: 2010年8月 9日 (月) 00時21分

» 必死剣 鳥刺し [to Heart]
死ぬことさえ、許されない。 ならば、運命を斬り開くまで。 製作年度 2010年 上映時間 114分 原作 藤沢周平『必死剣 鳥刺し』(文春文庫刊『隠し剣 孤影抄』所収) 脚本 伊藤... [続きを読む]

受信: 2010年8月18日 (水) 08時47分

» 「必死剣鳥刺し」真の敵を見定めて [再出発日記]
監督:平山秀幸原作:藤沢周平出演:豊川悦司、池脇千鶴、吉川晃司、戸田菜穂、村上淳、関めぐみ、小日向文世、岸部一徳なんともやり切れない男の話である。冒頭から兼見三左ェ門に... [続きを読む]

受信: 2010年8月26日 (木) 09時50分

» 「必死剣 鳥刺し」 (2010年 東映) [事務職員へのこの1冊]
 鶴岡まちなかキネマで鑑賞。前売り券はずいぶん前に購入済み。なにしろ羽黒支所の人 [続きを読む]

受信: 2010年9月 4日 (土) 20時29分

» 『必死剣鳥刺し』 (DVD) [みゆみゆの徒然日記]
 決して誇張表現ではなく、久しぶりに映画を見て「」こんな顔になりました。近年映画化されている藤沢周平原作の映画『たそがれ清兵衛』『隠し剣鬼の爪』『蝉しぐれ』『武士の一分』を見ました。この中での一番のお気に入りは『たそがれ清兵衛』なのですが、これらとは違...... [続きを読む]

受信: 2011年4月16日 (土) 23時34分

» 『必死剣鳥刺し』'10・日 [虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映...]
あらすじ失政の元凶である藩主の愛妾を、武士の意地をかけて刺し殺した兼見三左エ門。寛大な処分の後、再び藩主に仕えることになり・・・。解説『隠し剣鬼の爪』と同じく藤沢周平の... [続きを読む]

受信: 2012年1月 3日 (火) 09時43分

» 『必死剣鳥刺し』'10・日 [虎団Jr. 虎ックバック専用機]
あらすじ失政の元凶である藩主の愛妾を、武士の意地をかけて刺し殺した兼見三左エ門。 [続きを読む]

受信: 2012年1月 3日 (火) 09時43分

» 映画『必死剣 鳥刺し』★男の美学だけでなく… [**☆(yutake☆イヴのモノローグ)☆**]
映画レビューしました。(ネタバレ表示なしです) http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id336273/rid23/p1/s0/c1/ 作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/153265/ ↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。 原作未読です。 クライマックスシーンは、映像としても、とてもいいものを見せてもらった〜という感想でした。 作り手の美学だと思います。 ..... [続きを読む]

受信: 2014年5月30日 (金) 23時46分

» 映画『必死剣鳥刺し』 [健康への長い道]
 今年20本目、43歳になって1本目(笑)は、故・藤沢周平氏原作の『必死剣鳥刺し』。いつも空いている梅田ブルク7も、さすがに日曜日はそこそこ混んでいます。 Story 江戸時代、東北の海坂藩で近習頭取を勤める兼見三左エ門(豊川悦司)には、消えることのない過去があっ…... [続きを読む]

受信: 2014年6月 1日 (日) 00時35分

« 本 「マドンナ・ヴェルデ」 | トップページ | 「プレデターズ」 今度はアウェイ! »