「ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-」 よくぞここまで膨らませた!
前作「ゼブラーマン」から15年後の世界、東京はゼブラシティと名を変え、毎日朝晩5時からの5分間はゼブラタイムと呼ばれ権力者が市民に対して銃を向けるなどの暴力を行っていいという特殊な社会となっていた。
かつてゼブラーマンとして地球を救った市川新市は記憶を失った状態でゼブラシティで目覚める・・・。
というところまでは本作を観る前から聞いていて、しかし前作のあのラストからどうやってこういう世界設定に繋げるのだろうかと、やや懐疑的な気持ちでいました。
「バットマン ビギンズ」みたいに別の話ということでと仕切り直すのかなと思ったりもしましたが、いや〜、見事に話を繋げましたね。
というより「白黒つけるぜ!」という前作のキメ台詞がなければ、本作はなかったわけで荒唐無稽な設定ではありますが、納得ができる流れでありました。
前作ではシマウマをモチーフとしたゼブラーマンにかけた単なるキメ台詞であったのですが、本作ではあえて白黒というのは善と悪に読み替えられています。
この読み替えの発想が見事であったと思います。
ヒーローの内なる2面性の戦いといった同様の試みは「スパイダーマン3」でもみられますが、世界設定全体にもその試みを反映させ変えてしまうという荒技を放つというのは、三池監督とクドカンならではというところでしょうか。
それを新たな話としてではなく、しっかりとした継続性をもっているところが巧みだと思います。
考えてみれば人というのは善人、悪人とばっさりと分けられるわけではありません。
一人の人のなかにも白い部分と、黒い部分があって、それがゼブラ柄のようにまだらになっているというのが、人の心なのかもしれません。
確かに社会のルールや法律というのは悪を防ぐために作られるものです。
ただそれが厳しすぎれば、窮屈になるというのもその通りです。
まさにゼブラタイムというのはそのガス抜きとして機能しているわけです。
中世のヨーロッパのギロチンにしても、江戸時代の磔獄門にしても、公開処刑であり、これは犯罪の抑止という面もありますが、なにぶん庶民のガス抜き的な役割も担っていたということに共通点を見いだすことができるかもしれません。
このあたり荒唐無稽であるように見えても、やってしまいそうな人間の社会の怖さも感じたりもします。
もともと前作を作るにあたり、シマウマモチーフを持ってきたというのは、このような善悪の物語にしようという算段があったとも思えません。
しかしそのような可能性を自分たちで、自分たちが創作した物語に発見し、怖がらずに世界設定すら変更するという冒険を行ったのはたいへん勇気があるなと思いました。
よくぞ、話をここまで膨らませた!と感心しました。
相変わらずの三池監督とクドカンのシュールなギャグ、小ネタは冴え渡っておりました。
「合体」のくだりはやけにその言葉を繰り返すので、「もしや・・・」と思ったらえらくストレートに表現していたのが三池さんらしい。
おじ樣方には大ウケでした。
普通のヒーローものだと思ってお子さん同伴の方は説明に苦慮したと思いますが・・・(なんでお布団ひいてるのー?とか言われたりして)。
最後に。
仲里依紗さんは公開前から話題になっていましたが、今までとは全く違う悪女でけっこうな迫力がありました。
衣装などばかり注目されますが、仲さんの芸域の広さは素晴らしかったです。
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» No.219 ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲 [気ままな映画生活]
前作のような、展開が好きだった・・・
これが見終わった感想だった。
前作では、小学校の学年主任がうだつのあがらない
毎日を過ごし、生徒や家族との会話も成立せず・・・
むなしい日々だったけど、唯一、自分の居場所となる
ゼブラーマンのコスプレにより哀愁漂う姿...... [続きを読む]
受信: 2010年5月 5日 (水) 16時34分
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これまで観た映画でイマイチのものは、よっぽど書きたいことが無い限り、切り捨てて何も書かないようにしてきた。
のだけれど、最近3本続けてそういうことがあったので、なるべくネタバレしないようにしつつ、3本まとめてアップ(笑)
1.まずは、もうすぐ公開「運命のボタン」
ボタンを押せば大金が手に入るが、代わりに見知らぬ誰かが死ぬ。
そんな、究極の選択を迫られた夫婦の運命を描くスリラー。
隠れた名作「トニーダーゴ」の監督だけに、期待したのだが.......
キャメロン・ディアスが役の性格上(1970年... [続きを読む]
受信: 2010年5月 5日 (水) 21時53分
» ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲■ゼブラ... [映画と出会う・世界が変わる]
あの前作からどのような続編が出来るのかと思ったら、見事な発想で生まれた!縞馬の白と黒とを「善:白」と「悪:黒」と読み替えての展開であり、今回の悪役のゼブラクィーンの誕生... [続きを読む]
受信: 2010年5月 6日 (木) 00時07分
» 「ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲」え~い!遊びすぎやわ!! [シネマ親父の“日々是妄言”]
[ゼブラーマン2] ブログ村キーワード
“主演・哀川 翔×脚本・宮藤官九郎×監督・三池崇史”前作「ゼブラーマン」から6年。ムチャな大人が、奇跡の再結集!「ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲」(東映)。前作は“哀川 翔 主演100本目記念作品”でしたが、今回は“哀川 翔 デビュー25周年記念作品”。まあ何かと、アニバーサリーづいてますな。
ちなみに前作は、こんなお話でした…↓
~2010年、横浜市八千代区。家でも学校でもパッとしない小学校教師・市川新市の誰にも言えない愉しみ。それは、昭和... [続きを読む]
受信: 2010年5月 6日 (木) 20時25分
» 「ゼブラーマンゼブラシティの逆襲」を見て... [映画と出会う・世界が変わる]
この映画を見ると「デビルマン」(那須博之監督)が何故、愚作(というのも手ぬるい表現であるが)になったのかがよくわかる。「デビルマン」の主要登場人物を演じる俳優がほとんど... [続きを読む]
受信: 2010年5月 7日 (金) 07時43分
» 映画 「ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲」 [ようこそMr.G]
映画 「ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲」 [続きを読む]
受信: 2010年5月 8日 (土) 14時01分
» 「ゼブラーマン-ゼブラシティの逆襲-」感想 [狂人ブログ ~旅立ち~]
前作から6年、哀川翔×三池崇史×宮藤官九郎が再びトリオを組んだ待望の続編。2025年、無法地帯と化したかつての東京「ゼブラシティ」を舞台に、記憶と力を失ったゼブラーマ... [続きを読む]
受信: 2010年5月 8日 (土) 21時27分
» 『ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲』 [唐揚げ大好き!]
その<5分>が世界を変える。
■舞台は2025年。かつて東京と呼ばれたゼブラシティ。ここでは”メリハリ”という名の恐怖政治が敷かれていた―― この世界はなんだ?ゼブラーマンが地球を救って15年、一体何があったのか? ゼブラーマンの無くした記憶とともにすべて... [続きを読む]
受信: 2010年5月 9日 (日) 03時54分
» ゼブラーマン ゼブラシティーの逆襲 [ケントのたそがれ劇場]
★★☆ 予告編で、仲里依紗演じるゼブラークイーンの歌とダンスを観て、マイケル・ジャクソンの『キャプテン・イオ』を思い出してしまった。それがお目当てでこの映画を観た訳だが、仲里依紗に関しては、歌もダンスも演技も、はたまた見事に熟れたボディーも十分堪能できた... [続きを読む]
受信: 2010年5月 9日 (日) 18時20分
» ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲 [だらだら無気力ブログ]
哀川翔主演100本記念作品となった異色ヒーロー・アクション 『ゼブラーマン』の続編。 前作から15年後の“ゼブラシティ”と名を変えた東京を舞台に、15年間の 記憶をなくした主人公・市川新市が記憶を取り戻すとともに悪の野望の 阻止に立ち向かう姿を描く。 前作同様、..... [続きを読む]
受信: 2010年5月10日 (月) 00時46分
» ゼブラーマン2 -ゼブラシティの逆襲- [そーれりぽーと]
『ヤッターマン』で日本中を湧かせた三池崇史監督が、哀川翔主演&クドカン脚本で撮ったカルトムービー『ゼブラーマン』の続編、『ゼブラーマン2 -ゼブラシティの逆襲-』を観てきました。
★★★
よーここまで金かけてふざけた映画を作りよるw
『ヤッターマン』がヒットした勢いだけで作ったような、あれに輪をかけてムチャクチャというかマジでクダラない映画に仕上がっています。
基本は『ゼブラーマン』の続編でも、『ヤッターマン』や『妖怪大戦争』を含めたセルフパロディーみたいなノリでいっぱい。
ターゲットはハイティ... [続きを読む]
受信: 2010年5月10日 (月) 01時06分
» 【ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲】 [日々のつぶやき]
監督:三池崇史
出演:哀川翔、仲里依沙、井上正大、ガダルカナル・タカ、阿部力、田中直樹
女が最強。
「15年記憶を失っていた市川新市は、街がゼブラタイムには何でもありのゼブラシティと変貌していることを知る。撃たれたところを救出された新市はそこでかつ... [続きを読む]
受信: 2010年5月13日 (木) 12時15分
» ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲 [5125年映画の旅]
2015年。東京はゼブラシティと化し、5分間だけあらゆる犯罪が許される「ゼブラタイム」の恐怖に人々は怯えていた。かつて世界を救った男、ゼブラーマンこと市川新市は、記憶を失った状態で突然目を覚ました。市川は記憶を取り戻し、再び世界を救う事が出来るのか。
...... [続きを読む]
受信: 2010年5月13日 (木) 18時39分
» ゼブラーマン [映画的・絵画的・音楽的]
『ゼブラーマン―ゼブラシティの逆襲―』を渋谷TOEIで見ました。
主演の哀川翔の映画デビュー25周年にあたる年に制作された記念すべき映画ということで、5月2日の記事で申しあげたように、この映画をジャンプだとして、『誘拐ラプソディ』をホップ、『昆虫探偵ヨシダヨシミ』をステップとしてきたわけですから、何としてでも哀川翔を見なければと思い、いそいそと出かけてみたところです。
(1)実際に見ても、まずまずの仕上がりではないかと思いました。
前回の『ゼブラーマン』では、ダメ教師市川新市―哀川翔が扮し... [続きを読む]
受信: 2010年5月19日 (水) 05時34分
» ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲 [必見!ミスターシネマの最新映画ネタバレ・批評レビュー!]
[ゼブラーマン2] ブログ村キーワード ↓ワンクリックの応援お願いします↓ おみくじ評価:末吉 2010年35本目(33作品)です。 【あらすじ】 小学校教師の市川新市が(哀川翔)がふと目覚めると、東京はゼブラシティと呼ばれる街に様変わり。 午前午後の5分間だけ犯罪..... [続きを読む]
受信: 2010年5月20日 (木) 15時04分
» ゼブラーマン☆★ゼブラシティの逆襲(2010) [銅版画制作の日々]
ウルフマンの次はゼブラーマン、、、、、。
MOVX京都にて鑑賞。脚本はあの宮藤官九郎、そして監督は三池崇史。そして主演はヒーロー役では最年長という哀川翔だ。前回のゼブラーマンは観ていません。前作観なくてもOKそうな感じでした。何とシアターには、アベックの2人と私だけ。平日でも、いつもなら、もう少しお客さん入っているけど、、、、、。あまりも少ないのでちょっと驚きです。まあこんな日もあるのでしょうが。
山田玲司による漫画だそうだが、原作は宮藤官九郎。こうして見ると、何かクドカンの書く物語ってちょっと... [続きを読む]
受信: 2010年5月22日 (土) 10時25分
» 『ゼブラーマンゼブラシティの逆襲』(2010)/日本 [NiceOne!!]
監督:三池崇史脚本:宮藤官九郎出演:哀川翔、仲里依紗、阿部力、井上正大、田中直樹、ガダルカナル・タカ公式サイトはこちら。<Story>小学校教師の市川新市(哀川翔)が目... [続きを読む]
受信: 2010年5月25日 (火) 23時25分
» 10-121「ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲」(日本) [CINECHANの映画感想]
5分だけ、スッキリさせてよ
西暦2025年、ゼブラシティ。そこでは、犯罪抑止に効果があるとして、新都知事によって朝夕の5分間だけ無法地帯と化すゼブラタイムという制度が導入されていた。
ある日、ゼブラタイム中に突然路上で目覚めた市川新市は、警官(ゼブラポリス)に追われた末、拳銃で胸を撃ち抜かれてしまう。倒れた新市は、抵抗組織“白馬の家”に助けられる。組織のリーダー、浅野は、偶然にも15年前の新市の教え子だった。しかし新市は、ゼブラーマンはおろか、15年間の記憶を完全に失っていた。
...... [続きを読む]
受信: 2010年5月28日 (金) 23時35分
» 「ゼブラーマン −ゼブラシティの逆襲−」 [prisoner's BLOG]
仲里依紗が目当てで行ったのだけれど、その分に関しては満足。ぶっとんだ役を思い切ったコスチュームとメイクだけでなく発声から動きから浮つかないで作っている。
とんでもない終わり方が話題だけれど、テックス・エイヴリーのカートゥーンでちょっと似たのあったな、とも思った。
しかし、よく商業映画でこれだけ好き勝手やったね。受けるかどうかは微妙、というより振り落としている方がずっと多いはず。
ガダルカナル・タカの片目だけつけまつげをしてダービー・ハットをかぶった扮装は「時計じかけのオレンジ」、遠心装置についた... [続きを読む]
受信: 2010年5月29日 (土) 16時52分
» ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲 [やっぱり邦画好き…]
舞台は西暦2025年。かつて東京と呼ばれたゼブラシティ。ここでは“メリハリ”という名の恐怖政治が敷かれていた――この世界は何なんだ?ゼブラーマンが地球を救って15年、一体何があ... [続きを読む]
受信: 2010年5月30日 (日) 11時23分
» 「ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲」 [みんなシネマいいのに!]
実は前作が小ネタは多いものの、イマイチ弾けないものがあって面白いと思えなかった [続きを読む]
受信: 2010年5月30日 (日) 19時19分
» ゼブラーマン2 ゼブラシティの逆襲 [愛猫レオンとシネマな毎日]
6年前のゼブラーマンは、哀川翔の100作記念で作られました。
当時は、おじさんのヒーローものという事で、印象に残ってます。
冴えないフツーのおじさんが、ゼブラーマンに変身して、地球の危機を救う・・・
100作記念は、コレでいいのかぁ~って感じでしたが・・・ワタシは好きでした。
今回の続編は、デビュー25周年記念で復活したらしいです。
前回と同じクドカンの脚本で、三池監督によるものです。
続編になってますが、前作を見てなくても大丈夫。
ゼブラーマンが地球を救ってから15年後の東京が舞台になってて
... [続きを読む]
受信: 2010年5月30日 (日) 22時25分
» 『ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲』 [京の昼寝〜♪]
□作品オフィシャルサイト 「ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲」□監督 三池崇史 □脚本 宮藤官九郎□キャスト 哀川 翔、仲 里依紗、阿部 力、井上正大、田中直樹、ガダルカナル・タカ■鑑賞日 5月23日(日)■劇場 TOHOシネマズ川崎■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)<感想> 朝一、9:30の回で観る映画かいっ、これ でも三池監督、仲 里依紗チャンにここまでやらせてくれて「ありがとう〜」 作品自体にはあげられないけど、この件については このゼブラクィーンでボンデ... [続きを読む]
受信: 2010年6月 6日 (日) 09時06分
» 映画:ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲- [よしなしごと]
主演の哀川翔は好きな俳優じゃないむしろどちらかというとキライな俳優。三池崇史監督の作品は観ている間に寝てしまうこともあり、相性が良くない。宮藤官九郎は好きな作品もあるけど、どちらかというと嫌いな作品の方が多い。そして前作のゼブラーマンはどんな話だか知らない。ただ、仲里依紗のセクシーな衣装が見たいだけのためにゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-を観てきました。例によってすでに観てから2週間以上経過していますが。... [続きを読む]
受信: 2010年6月14日 (月) 00時36分
» ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲 [単館系]
ゼブラーマンの続編。
一応パート1は録画で途中まで見た。(あまりの痛さに挫折)
2025年が舞台。
白ゼブラと黒ゼブラの関係はああ、なる... [続きを読む]
受信: 2010年6月16日 (水) 22時48分
» ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲(感想199作目) [別館ヒガシ日記]
ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲は鑑賞で
結論は前作は観てないがクイーン目当て鑑賞だが
前作を見て無くても十分に楽しめる内容で良かった
内容は横浜市事件から15年が経過して... [続きを読む]
受信: 2011年6月26日 (日) 11時46分
» 別館の予備(感想199作目 ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲 ) [スポーツ瓦版]
6月26日 ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲
TBアドレス
http://trb.ameba.jp/servlet/TBInterface/hum09041/10934006449/4276457c
ハルヒの消失&パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉&告白&
さ ... [続きを読む]
受信: 2011年6月26日 (日) 11時46分
コメント
rose_chocolatさん、こんばんは!
ゼブラタイムは鬱憤を晴らすのが上から下ですからねー、下の方はさらにストレスフルになるかもしれません。
下克上だったら抑止力にはなるかもしれないけど。
お金をかけてA級にするのではなく、あくまでB級な感じが三池監督らしいなと思いました。
投稿: はらやん(管理人) | 2010年5月27日 (木) 21時54分
何かで嫌な目に遭った時に、表面上は丸く収めたとしても、
心の中ではもんのすごいストレス溜まっていくことってないですか?
そういう日ごろの鬱憤を、もしもゼブラタイムみたいなのがあったら、
アイツとコイツはめっためたにするのに。。的な願望が
満たせるのかもしれませんが(実際はあっちゃいけないけど)。
そういう矛盾点の出し方としてのゼブラタイムはなるほどと思いました。
仲里依紗ちゃんの衣装で散々宣伝あって、どんなのかなと思いきや、
オチが、がくっ・・・ この、あーあみたいなチープさがどうにも予想通りでした(笑)
投稿: rose_chocolat | 2010年5月25日 (火) 23時34分
KLYさん、こんにちは!
プロデューサーさんとお知り合いなんですね!
僕はかなり楽しめましたよ!(一般的ではないのですけど)
ワルノリは三池監督&クドカンのいつものことで、そしてまたこれが好きなので。
前作もそこそこヒットしているので、守りに入りたくなるところを、攻めにでている構成で、プロデューサーさんも勇気あるなあと感心しました。
投稿: はらやん(管理人) | 2010年5月 2日 (日) 11時12分
ご覧になって頂いて有難うございます。実はプロデューサーと知り合いでして、楽しんで頂けたようなのでほっとしてます。本人も「好き嫌いが分かれるとは思うんだよね。」って言ってましたので^^;
しかしホントけっさくですよね。善と悪の分離が遠心分離機で、合体がそれかよ!って。(笑)仲里依紗さんはめっちゃエロいし。あの触手なんかやりすぎじゃないかというぐらい…(笑)でも、多分みんなすっごい楽しみながら作ったんだろうなって思うんですよね。現場の楽しさが伝わってくるような作品でした。
投稿: KLY | 2010年5月 2日 (日) 00時26分