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2010年4月 4日 (日)

本 「キケン」

有川浩さんの新作です!
タイトルの「キケン」は、物語の舞台となる成南電気工科大学機械制御研究部(略して機研=キケン)のことですが、「危険」とのダブルミーニングとなります。
この機研で、有川さんらしいキャラがドカンと爆発して暴れまくる(?)ので、この悪ノリをただひたすら楽しみましょう。
この物語で描かれる大学生活、なんか懐かしいです〜。
僕はデザインを勉強してましたが、美大系ではなく、出身学部は工学部なのです。
工学部なのにデザイン学科がある変わったガッコだったわけなんです。
デザイン学科なのに、一応理系だったもので、だからこそ本作の舞台の成南電気工科大学のように、女子少なっ!って感じで、まんまこうでした。
学年で2、3人でしたねー、女子(またみなさん性格きついし)。
かつ僕は映画制作サークルなんてとこにいたもんで、小道具とかのモノ作り、SEなどの音探しなんてのを知恵を絞っていたわけで、まさにこんな感じ。
悪ノリしちゃったりしてねー。
学祭の前になると、立て看を描くのは自分らデザイン学科担当なわけで、必死に描くわけですよ。
並行して自主映画の編集しながら、かつデザインの課題やりながら。
学祭前のバタバタなんかは今思えば、何もかも懐かしい・・・。
本作で機研とPC研の争いが描かれていますが、そういえば僕の所属していた新興映画サークルと、昔からの映研は部室を巡って覇権を争っていましたねえ。
うちらは(気持ち的には)ハリウッド的な悪ノリエンタメ映画を志向していましたが、映研はありがちな作った奴しかよくわからない系で、作風はまったく逆。
そりゃ気は合いません。
できたばっかで部室なくて、隙あらばサークル会館の部屋を狙ってましたからねー。
今考えるとバカっぽいなあと思ったりしますが。

かつての男子大学生的には、大いに懐かしくて楽しんじゃいました。
でも全体にはやや散文的でバラバラしていたので、やや不満がちょっと残りました。

「キケン」有川浩著 新潮社 ハードカバー ISBN978-4-10-301872-8

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コメント

たいむさん、こんばんは!

そうそう、社会人になると悪ノリはできなくなりますからねー、あれは学生の特権です。
僕のサークルの先輩はそういうのが忘れられなかったからか、就職するもそれを辞め、フリーターをしながら未だに大学で映画を撮っているそうです。
ある意味、すごいです。

投稿: はらやん(管理人) | 2010年4月10日 (土) 20時56分

こんにちは!
こんだけ悪ノリが出来るのって学生の特権ですよね。
でも、上野とかよくぞまともに社会にでられたな=って思ったり。
現実でも案外そうだったりする?(笑)

投稿: たいむ | 2010年4月10日 (土) 08時20分

hitoさん、こんにちは!

なんかねー、男だけだとけっこうやっていることっていうのは、子供の頃とあんま変わらなかったりするんですよね。
子供の頃に比べて遊びの規模が大きくなっているだけで。
社会人になるとそういうこともできなくなるので、あれは大学時代の特権なのでしょうね。
久々にああいうときの気分を思い出しました。

投稿: はらやん | 2010年4月 7日 (水) 05時22分

こんにちはー

男性ばかりの青春ストーリー、これはこの世界経験した男性ならより楽しめるのでしょうね!
私も一緒に懐かしいような切ないような気分味わって楽しみました!

BALLADの方には何故かTB飛ばないようで、すいません。

投稿: hito | 2010年4月 5日 (月) 14時13分

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