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2010年4月16日 (金)

「ヴェロニカ・マーズ シーズン2」 止められない止まらない

録画しっぱなしで、溜まりに溜まっていた海外ドラマを現在一気見中。
「ヴェロニカ・マーズ」もシーズン2をようやく見終えました。
このシリーズ、シーズン1もおもしろかったですが、シーズン2もかなりおもしろいです。
「ヴェロニカ・マーズ」の巧みさというのは、シリーズを通しての大きな事件の謎(シーズン1はリリー殺害事件、シーズン2ではスクール・バス爆破事件)とヴェロニカの恋愛(ダンカンかローガンか他の誰かか)という2つの大きな流れと、各話ごとの学園で起こるミステリーがちょうどいい塩梅にバランスがとれているところでしょう。
シーズンを通しての大きな流れは次回を早く観たい!と思わせるヒキになります。
ただこういうひっぱりすぎる謎ばかりだといつまでも終わらない感じがして、ついてこれない人がいる(「LOST」から脱落していくように)のも確かなのですが、そういうところを一話完結的なミステリーでリズムよく見せるといういいバランスになっています。
見始めると止まらなくなります、「ヴェロニカ・マーズ」は。
まさに止められない止まらない、といった感じです。

シーズン2では、シーズン1でのラストでの相手がローガンだとわかったのもつかの間、何故かヴェロニカとダンカンとよりがもどっているという展開。
何故?と思っているのもつかの間、ヴェロニカをターゲットにしたように見えるスクール・バス爆破事件が起こります。
何人ものクラスメートが亡くなり、ヴェロニカはショックを受けます。
そして重傷者の中にはヴェロニカの友人であり、ダンカンの元カノであるメグも含まれていました。
果たしてスクール・バス爆破事件の犯人は誰なのか?
本当にヴェロニカを狙ったのか?
この謎解きがシーズン2を引っ張っていく物語の幹になります。
話が進むにつれ、怪しい人物は何人もでてくるのですが、シーズン2の最終回まで誰だかまったくわからず。
シーズン1同様、思ってもいなかった人物が犯人でびっくり。
これだから「ヴェロニカ・マーズ」から目が離せないのですよ。
シーズン2の初回のオープニングを観たとき、シーズン1と異なっていたところに「あれ?」と思ったのですが、なるほどそういうことだったのねえと納得。

とってもおもしろい作品なので、見て損はさせません。
お薦めです!
観るならシーズン1からね。

AXNではシーズン3も放送決定!
ハイスクールを卒業したヴェロニカは大学へ進学。
そこでもまた事件の気配?
女子大生ヴェロニカの活躍に期待したいと思います。

「ヴェロニカ・マーズ シーズン1」の記事はこちら→

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