「オーシャンズ」 強く感じるメッセージ
生物の造形というものは美しい、本作を観ながらそう思いました。
まるで弾丸のように海にダイブするカツオドリはまるで矢のよう。
ゆったり巨体を海に漂わせるトビエイの姿は、まさに優雅。
日本海ではいろいろと問題になっているエチゼンクラゲですら、シャンデリアのように見え美しい。
それぞれの生物はそれぞれの環境に最適化しながら、そのような形態に進化してきているだけで、美しくあろうなどというつもりはないとは思いますが、やはり美しい。
まさにこれは機能美と言っていいのでしょう。
人間が科学技術の粋を集めて作った機械が自然とこれらの生物のフォルムに似てくるのは、宜なるかなですね。
最近はこのような生物、地球環境をテーマにしたドキュメンタリーが多く公開されています。
本作は今までのドキュメンタリーとは多少異なるのは、ドキュメンタリーとは言いながらも、演出家の演出意図が強く出ているという点であろうと思います。
従来のこの種のドキュメンタリーというのは「記録映画」という意味合いが強かったと思います。
人間が見たことがない生物の営みを記録するということを目的とした作品です。
ですが、本作は明らかに制作者のメッセージが強く出ています。
そのメッセージを伝えるために、本作での映像があると言っていいでしょう。
つまりは演出上、狙いたい画があるということです。
ですので漫然と目の間に起こる出来事を記録するというのではなく、狙いたい画を得るために様々な工夫を行い、そしてそれが起こるのを待つという根気が必要であったと想像されます。
それが果たしてドキュメンタリーと呼べるのかというのは置いておいて、僕個人としてはありだと思っています。
個人的には地球環境保全は大事だと思いますし、そのための努力をしなくてはいけないと思います。
だからと言って、過剰なやりすぎ(例えばシーシェパードの活動や、食肉を食べることが罪悪だという考え方、また文明を否定する考え方)には賛同しかねます。
本作でも描かれているように、生物は生物を食べることにより生きています。
その行為を否定するわけにはいきません。
ようはそれを過剰にやりすぎてはいけないということです。
例えば、これも描かれていましたがフカヒレだけをとって、サメをそのまま海に放逐するという場面。
これはいけません。
生物を食べるということはその相手に敬意を持たなくてはいけないと思います。
この行為は生物の尊厳を否定しているように見えました。
調和、ハーモニーと言ってもいいかもしれませんが、やはりバランスが大切なのです。
大切なのは、本作でもしばしば触れらている「生物多様性」、つまり様々な生物がいるうちの一つの種が人間であるという感覚だと思います。
この感覚は人間も営み、そして生物も営む、その程よいバランスを見極めるということなのだと思います。
監督のジャック・ペラン(出演もしていましたが)はどこかで見たことがあると思ったら「ニュー・シネマ・パラダイス」の(大人の)トトだったんですね。
俳優さんということで、本作がドキュメンタリーでありながら、非常に演出されていたというのに納得しました。
あと劇中出ていた少年はジャック・ペランにとてもよく似ていたのですが、彼はお孫さんだったりするのかな?

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いやあ〜
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3Dなら迫力があって面白いかな
と思いながら
オーシャンズが
伝えたいこと
映像美や迫力だけじゃなく
環境汚染
地球温暖化
生態系破壊
生物多様性
今ならまだ間に合う
人間は地球上に数多棲息する生き物のひとつに過ぎないのだ
と
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東洋人の乗り組んだ漁船が
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映画『オーシャンズ/OCEANS』を見たよぉ~
メディア 映画
上映時間 103分
製作国 フランス
公開情報 劇場公開(ギャガ)
初公開年月 2010/01/22
ジャンル ドキュメンタリー
映倫 G
解説・・・
「WATARIDORI」の製作陣が今度は海をテーマに壮大なスケールで贈る海洋ドキュメンタリー。海の神秘と躍動感に満ちあふれた生き物たちの命の営みが織りなす決定的瞬間の数々が、長期にわたる粘り強い取材と最新テクノロジーを駆使した撮影システムによって実現した圧倒的な... [続きを読む]
受信: 2010年2月23日 (火) 20時28分
» 「オーシャンズ」優しい気持ちになり、そして身が引き締まる [soramove]
「オーシャンズ」★★★★
ネイチャー・ドキュメンタリー
ジャック・ペラン、ジャック・クルーゾー監督、103分、 2010年1月22日公開、2009,フランス,ギャガ・コミュニケーションズ
(原題:OCEANS )
→ ★映画のブログ★
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「恐竜のようなガラパゴス海イグアナが
岩場にすくっと両手で顔を上げ、
その遥か向こうの青空を突っ切るように
ロケットが一直線に上昇す... [続きを読む]
受信: 2010年2月25日 (木) 15時19分
» 『オーシャンズ』 ('10初鑑賞27・劇場) [みはいる・BのB]
☆☆★-- (10段階評価で 5)
2月27日(土) 109シネマズHAT神戸 シアター6にて 13:45の回を鑑賞。 [続きを読む]
受信: 2010年2月28日 (日) 01時41分
» 「オーシャンズ」 [prisoner's BLOG]
シー・シェパードがエンドタイトルに出ているというし、イルカやクジラの漁の残酷さを強調しているというので、どんなプロパガンダをやらかしたかと手ぐすね引いて見に行ったら、さほどのことはなかったのでちょっと拍子抜け。
ネットでは、SSがスポンサーのような受け取り方されているけれど、そこまで深く関わっているとは思えないし、入場料がイコールSSへのお布施と取るのは過剰反応に思える。劇場や配給その他が相当に抜くしね。
しかし、ヒレを切られたフカが海の底に落ちていくカットは、アニマトロニクス(つまりロボット)と... [続きを読む]
受信: 2010年3月 6日 (土) 10時08分
» 映画:オーシャンズ [よしなしごと]
構想10年、撮影4年、ロケ地世界50ヵ所。ドキュメンタリー映画史上最高額の制作費(70億ドル)をかけたドキュメンタリー映画。ジョージ・クルーニーは出てないけどオーシャンズを観てきました。... [続きを読む]
受信: 2010年3月 6日 (土) 18時07分
» 「オーシャンズ」を観る [紫@試写会マニア]
大海原の大自然を大スクリーンで満喫したくなって鑑賞したのは「オーシャンズ」。
最近ちょっと疲れているので、高ぶった交感神経を鎮めたかったんです(なんて)。
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最近この手のネイチャー系作品は“お子様=500円”で鑑賞出来るんですよね。今作も500円設定です。
大画面で普段接することの出来ない世界各国の動物に出会える機会があるのは素晴らしい。反面、逆にこういうの映画館で鑑賞しちゃう世の中(もちろん誰でも海に潜れる訳でもナイ... [続きを読む]
受信: 2010年3月 8日 (月) 23時30分
» オーシャンズ [mama]
OCEANS
2009年:フランス
監督:ジャック・ペラン 、 ジャック・クルーゾ
出演:ジャック・ペラン、宮沢りえ(日本語版ナビゲーター)
海の神秘と躍動感に満ちあふれた生き物たち ... [続きを読む]
受信: 2013年3月30日 (土) 16時57分
コメント
ひろちゃんさん、こんにちは!
息子さんなんですねー、てっきりお孫さんかと思いました。
後半は想像以上に話題になっていますね。
物議を醸し出すという点では狙い通りであったのではないかと思います。
きれいだねー、で終わらせないようにというか。
やり方自体はちょっとやり過ぎ感もなくはないですが、意図はわかりました。
投稿: はらやん(管理人) | 2010年2月14日 (日) 06時20分
KLYさん、こんにちは!
たしかに後半は説教臭いところはありますよね。
僕もあまり後半は好きではありません。
ただそういうことに感情的に反応するのもどうかとは思います。
冷静に観れば、映画の中でフカヒレ漁に携わっている人というのは東洋人ぽいですが、日本人とはされていません。
オーストラリアの某団体(この人たちの行動は僕も支持しません)が絡んでいるということで、政治的意図を感じ反応することは、実際はクジラやイルカがかわいそうと感情的に反応している彼らとあまり変わらないような気がしています。
それよりも生物というのは美しいし、それをしっかりと守るように努力しなくてはいけないと素直にメッセージを受け取る方が建設的だと思っています。
投稿: はらやん(管理人) | 2010年2月14日 (日) 05時14分
こんばんは☆彡
あの男の子は、三男って書こうとしたら
すでにコメントにありましたね。
パンフに息子と書かれていましたが、お孫さんに見えますよね(^^ゞ
この作品、観たこともないような海の、生物の映像に感激しながら観ていましたが、ヒーリング効果からか?少し睡魔にも襲われました(^^ゞ
フカヒレからの映像にドキッとして、目が覚めましたと言うか、ショックを受けました(T^T)パンフで、あのシーンはロボットを
使ったとあって、ほっとしましたが、実際にあるのはやはりショックです(T.T)
この映画の後半に関しては、いろいろなご意見、感想があって、ミーハーな自分には(^^ゞとても勉強になりました。
何事も過剰にやり過ぎてはいけないということは肝に銘じたいと思います^^
投稿: ひろちゃん | 2010年2月13日 (土) 23時25分
rose_chocolatさん、こんばんは!
本作、後半の演出でどうも評価が悪いですね。
個人的にはメッセージがあるのであれば、誰でも映画を作り、語るということは自由だと思います。
動物たちが美しく、その生命を守ったほうがいいというのは誰にも否定しようがないことだと思いますし。
制作にオーストラリアの某団体が絡んでいるということで感情的に反応するのは、それこそ生命の大切さとは全く別の政治的な反応であって、映画のテーマや、生命をだいじにしなければという本質を見誤るのではないかと思います。
そういう政治的な思惑とは別に、生命は美しいと感じ、それは守ったほうがいいよねと素直に受け止めるほうがいいかと思っています。
投稿: はらやん(管理人) | 2010年2月13日 (土) 21時23分
フカヒレのシーンは確かに悪趣味なのですが、問題はそこでは無いと思うのです。そのあとに捕鯨の映像をいれ、さも全てを日本人が行っているかのように誤解を与える編集。しかもナレーションではフカヒレ漁と捕鯨がその種を絶滅に導くかのように言っています。こんな映像を世界中の人々がみるのは、嘘で世界の世論をミスリードしようとしている政治的な意図でしかあり得ないです。
前半は素晴らしい映像に目をきらめかせて魅入っていましたが、シーシェパードスポンサード&プレゼンツによる後半は最悪だと思いました。
投稿: KLY | 2010年2月13日 (土) 19時55分
確かに、ある特定のものだけの需要があるからと言って、それだけを狙って捕獲するというやり方はいけないです。
それを差し引いても、特定の方向に誘導するのはダメですね。 せっかくの美しい映像が興醒めでした。 今度からは環境系映画は、出自をよく調べてからじゃないと観賞しないという教訓になりました。
投稿: rose_chocolat | 2010年2月13日 (土) 18時11分
ryokoさん、こんにちは!
なるほど息子さんでしたか、道理でそっくりだと思いました。
後半はちょっと鼻持ちならないところはありましたよね。
本作はドキュメンタリーと言いながらも、良くも悪くもドラマチックに演出された部分がありますね。
その分は割り引いて観る側が感情的にならずに観ることが大事なような気がしました。
投稿: はらやん(管理人) | 2010年2月13日 (土) 13時04分
こちらにも。
劇中の少年はぺラン監督の三男だそうです。
そっくりでしたね。
何事も、行き過ぎはいけませんね。
バランス感覚という意味でも、後半の描写は偏ったメッセージが強すぎたように思いました。
投稿: ryoko | 2010年2月13日 (土) 12時29分